ナナメの砥石

砥石台を掘っていた砥石ですが、



完成しています。
水を付けると、



こんな感じ。
ここのところリフォームの現場で刃物の痛みが激しくて、薄削り用の八分鉋までなかなか手が廻りませんが、
現場用の所謂安物鉋も、



反応宜しく、



かなりきれいな刃がつきます。
拡大しても、



ね。
かなり細かい刃が付きますよ。

それから、裏金の鉋。
試し削りの結果はかなり良好でして、写真を撮ってブログにアップしようと思っていたんですが、



昨日、仲間の上棟のお手伝いの時に話のネタに持っていったんですが、
かなり気に入ってくれた先輩のもとにお嫁入り。
この裏金も元々はその先輩の物だったかもしれない？ので気持ちよくお嫁に出しました。
また作るぞ～。

研ぎ場リニューアル！

早いもので、このブログを始めてからすでに一年が経ったようです。
ブログ一周年を記念して、ではないんですが(笑)研ぎ場のリニューアル。



実はお世話になっている設備屋さんがとしの研ぎ場に水道を引いてくれました。



水栓も使い勝手を考えてくれてフレキシブルなロングタイプ！
泡沫水栓になっているので気になる水の飛び跳ねも非常に少ないです。



隣の作業スペースも頑張って片づけて、今までの倍近い面積を確保！
これで1ミクロンは薄くなろうってもんです。

板塀やってました

この数日、板塀を作らせてもらっていました。
材料はエステックウッドという、杉を高温窒素処理したモノ。



メリットは色々あるようですが、施工サイドからすると刃物切れは良いものの、
木の本来持っている粘りがほぼ無くなっているので加工には注意が必要なようです。
大工からすると、半分バーベキューの炭を加工しているようなもので、



切った部分の匂いを嗅ぐと気分はバーベキュー(笑)。
切り粉も光が当るとキラキラしてます。
土台の出隅の継ぎ手は、



頑張って見付が留めになるように刻みましたが、あまりのもろさに基礎に落とすのが非常に怖かった！
施工途中の様子は、



三本の通し貫を裏側からビス止め。



お施主様からの要望で、壁板は建物側のみ。
仕上がりのまずは裏から。



そして建物側。



ちなみに塗装も自分がやってます。



チーク色のオイルステイン。



めったにない仕事、楽しませていただきました。