散歩の途中で・パルボ歴のある犬

散歩の途中で、犬を連れている人、

犬に興味のある人に、

うりつの購入した先を必ず聞かれます。

ペットショップで購入したと言うと、

「病気になりませんでしたか？」とも言われます。

ブリーダーさんから直に購入するという知識がなかったので、

ペットショップ以外思いつかなかったと言うと、

「ペットショップで買った子、だいたい病気になってるよね」

と言われました。

町中コースへ向う途中、新し目の家が建ち並ぶ住宅地、

その角に位置する家の女性に良く声をかけて頂きました。

その家にも犬がいます。

その女性も同じ事を聞きました。

どこで購入したか、値段の事、病気の事。

そんな病気の話をしていたら、

「なんの病気ですか？」

そう聞かれたので、正直に、

「この子は直ぐにパルボウィルスに感染しました」

と言ったら、

うりつを撫でようとしていた手を引っ込めてしまいました。

　

「汚くないです、毎月１回、シャンプーしてますよ」

人間に移る事はありません。

確かに強力な菌で、半年以上は生きていると聞きました。

うりつが退院した時には、

今まで使用していたおもちゃやベッド等は全て捨てました

「私の中に、その菌はまだ居るんですか？」

先生が、「子犬を飼う予定がなければ、

あまり神経質にならない方がいいです」と言われましたが。。。

その後「陰性」の結果後、３回目のワクチンを終え、

散歩に出ても他のワンコとの接触はなるべく避けました。

　

排泄した時の事を考え、

トイレシーツとバイオウィルを常に持参していました。

この方に会った時は、

うりつが１歳になったばかりだったので、

パルボからは約１１ヶ月は経っていたのですが。

「感染したら・・・」って思ったのでしょう。

その女性とは、今も時々会います。

でも、うりつを触ろうとする事はなくなりました。

それからしばらくは、散歩の途中で、

うりつを触ろうとする人に、

「犬を飼っていますか？」

「この子はパルボ歴があります」

と言っていました。

自分の愛犬を守るために、

手を引っ込めた気持ちも分かるので複雑です・・・

そのかわりに、

その日は、うりつをギュって抱きしめてあげました。

「私は陰性です」

　　　　　　

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