母が作った、迷子札チョーカー。

「うりつ、おいで～」

母が私を呼んでいます。


母が何か手にしています。

おやつですか？

な～～んだ、おやつじゃないですよ。

迷子札のついたチョーカー。

「アートクレイ・シルバー」で、

母が作ってくれました。

私が迷子になったら、

「これを見せるんだよ」と言いました。

私の迷子札は、

裏に電話番号とひらがなで「うりつ」と彫ってあります。

「らりつ」って読む人もいるよ。

「大丈夫、らりつでも母はピンっときます」って。

母の迷子札？には、私のID番号が彫ってあります。

私の体に入ってるマイクロチップの番号です。

鑑札と迷子札とでジャラジャラ。


ちょっと、うっとうしいけど大切なものですよね。

母が「作ってあげるね」と言ってから半年。。。

忙しいとか言い訳しながら、

なかなか作ってくれませんでした。

やっと再生粘土で作ってくれました。

銀粘土を形成する時に削ったりすると、

粉が出るので、

それを水で再生するようですよ。

そうして貰わないと、私のおやつ代減ってしまいます。

迷子になりたくないから、

ちゃんと守ってくださいね。

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これは、みゃあの迷子札チョーカー。

※「うりつ」・「みゃあ」の革ひもは適当に編んで、
　エンドパーツで止めました。