うりつのコト

うりつが歩けば事件に当たる!?
ワンコが苦手なボーダーコリー・うりつのこと。
今年は友達出来るかな♪

うりつの「ウィルス感染症」

2012年07月08日 | 子供の頃の病気



昨日、病院の待合室で、

咳をする子犬を見ました。




飼い主さんは新しい診察カードを受け取り、

「2週間分のお薬です。

抗生物質も入っていますので、

様子をみてください」と言われていました。




うりつも、お迎えに行った日から咳をしていて、

翌日から病院通いが始まったのですが、



この子も、同じなのかなあ・・・と心配になりました。




うりつの咳は、「パルボウィルス」で入院し退院してからも続き、


薬を貰って飲ませても、一向に良くなりませんでした。




咳は毎日続き、苦しそうな上に、

ゼコゼコ雑音が入る呼吸をしていました。

痰が出たり、時には餌を吐いたり、


チック症状にも似た、

口をパクパク、

歯を合わせてカチカチさせたりもしていました。




長い間、薬で治らないのと、

先生にうりつの症状を説明し、


「ジステンバーやケンネルコフの疑い」を、

持っていると話しました。


早速検査。


レントゲンを撮り、血液検査をしました。

血液検査の中で、白血球が正常値より多く、

慢性的に悪い菌が体に入っているような事を言われました。





レントゲン写真を見せられ、

「気管が狭いと言う事もなく、

肺、心臓も問題はありません。
 
気管の中を調べるのには、また別の検査になります。

ジステンバーの結果を待ってからにしましょう」


何でもありませんように・・・


2週間後、

結果は「陰性」でした。






そして診断された病名は


「ウィルス感染症」


その後も通院は続き、薬を飲み続け、

うりつの咳は、我が家に来てから約2ヶ月以上も続き、

ようやく治りました。




うりつは、母親から早い時期に離され、

ペットショップの管理センターに移されたので、

母親からの抗体の移行が、

完全ではなかったと思います。




専属獣医師による健康管理が徹底されているとはいえ、


母親に勝るものなどないのだなぁと、

考えさせられました。



「ホントは、もっとお母さんと、兄弟と一緒に居たかったです」



私の、可愛い子犬から育てたい思いは、


うりつの二つの病気がきっかけで、

大きく変わりました。



「今は、父と母とずっと一緒に居たいです」




子犬達へ。

もっとたくさん、母親からの愛情を貰ってください。

もっとたくさん、兄弟と遊んでください。

そう願っています。







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夜間救急動物病院が開院しました。・・・うりつの場合・・・

2012年04月17日 | 子供の頃の病気

群馬初のペットの夜間救急動物病院が、
15日前橋に開院したと、昨日ラジオで聞きました。

思えば、うりつも「パルボウイルス」に感染した時、
こういう病院があったらと思ったものです。




最初のブログで少し触れた「パルボウイルス感染症」の話を聞いてください。


我が家に来た時から、咳を繰り返し病院通いをしていましたが、
生後2ヶ月で2回目のワクチン接種後、
うりつの容態は悪化して行きました。

ワクチン接種後は熱が出たりするので、
静かにハウスで寝ていましたが、
夜から咳き込みも続き、
呼吸も苦しそうにしていたので翌日病院へ。
特に異常もないので薬を頂き様子を見ることになりました。
その夜、下痢気味と餌を吐いていたので、
体調は私から見てもおかしいな、、、と感じました。
それでも、ワクチン接種後の副作用かと思っていました。




ワクチン接種後3日目、
私の「うりつの記録」から、
【朝、吠える事もなく、珍しく餌を食べなかった。
私が声をかけてもお座りしているだけ。
昼食も食べず寝ている。
心配なので病院に電話をする。
水を飲んでも吐かなければ大丈夫。
心配なら連れて来てくださいと言われる】




午後の診察時間を待って病院へ行きました。
検査をしてもらいましたが、悪い所はないようでした。
「容態が悪くなったら、明日は本院の方へ来てください」と先生に言われ、
吐き気止めの薬等を処方してもらい帰宅しました。

その日の夜は、母と父にとって試練になりました。




うりつは明らかに容態が悪化し、
体力も低下していきました。
もちろん餌も水も口にしません。
与えた薬も吐いてしまいました。

もう、夜も遅い時間でした。
インターネットで夜間診療をしている病院を探しましたがありません。
「夜間電話OK」の動物病院を探しあて、電話するも出ません。

「うりつ、朝まで頑張ってくれるよね・・・」
弱気な母に、父は励ましてくれました。

長い、長い夜でした。




ワクチン接種後4日目の朝
朝早く、うりつは粘着性の血が混じった便をしました。
この時、嫌な胸騒ぎがしました。

朝一番で本院へ向かいました。

検査結果は「パルボウイルス感染症」でした。
「子犬が助かる可能性は低いので覚悟はしていてください」と言われ、
何も知らないうりつが、先生に抱かれて隔離棟に行く姿は、
今も忘れられません。
そこから泣いてるうりつの声は、車の中まで聞こえていました。




パルボは潜伏期間があるので、
ワクチン接種が誘発させてしまったかもしれないとの事でした。
うりつは大きな子だったので体力もついており、
驚異的な回復力と、先生方の手厚い治療で我が家に戻って来ました。

どこで感染したとかより、
こういう救急動物病院があったらと願って、待ち望んでいました。

たぶん私のような経験をした家族は多いと思います。
もっと緊急を要した家族の方も居たことでしょう。

ここ群馬は、夜間9時~12時までの救急動物病院です。
年中無休で対応してくれます。


開院してくださり、感謝の気持ちでいっぱいです。


      「ありがとう」




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