うららかdiary

思いのままに綴ります☆

めまい/覚書

2015-07-05 20:24:46 | Weblog
一人旅先でめまいを起こし、自力で動けなくなり、
ビジネスホテルに一泊して、なんとか帰宅しました。


単に電車に酔ったかな、あと1時間で乗り継ぎ地に着く…
回転性のめまいと吐き気に襲われ、トイレで吐きました。
あまり出るものもなく。

きっと、電車を降りて少し休めば大丈夫と、耐えること1時間。

降りたホームはユラユラ揺れているようで、視界がよく見えない。

新幹線乗り継ぎのため、「品川」という文字を探すが分からない。
椅子が向こうにある。あそこまで行きたいけど…
倒れずに、壁際にしゃがみこむのが精一杯だった。

もう動けない…肩で呼吸しているのに気付く。
駅員さんを呼んでもらいたいが、誰もが急ぎ足。

どのくらい経っただろう。
年輩の女性が声を掛けてくれたので、駅員さんを呼んでくださいとお願いした。
呼んで、駅員さんが今来ますが、それまでいましょうか?と付き添ってくださった。
「こんなに身体が冷えちゃって」と言わた。

気分が悪いので休ませてくださいとお願いしたら、車イスを持ってきてくださった。
それで、多目的ルームというところまで連れて行ってもらい、簡易ベッドに横になった。

車イスの振動さえも気持ち悪い。
なにが原因のめまいか分からない。
耳閉塞感がとれない。突発性難聴?

左向きになるとめまいが悪化するため右向きで横になった。

脈が微弱だ。
血圧計を貸してほしいと言うが、ないとの返事。
医療関係者は勤務していないみたいだ。
駅員さんが「救急車呼びましょうか」と言う。
この地で運ばれて、入院などしたくない。
少し様子を見る。

乗り継ぐはずだった新幹線の出発時刻になってしまう。
身体が言うことをきかない。
身体の向きを変えることもできない。

30分ほどして、脈がすこしだけ回復した。
困った駅員さんは「救急車、呼びます」と言うが、脈が回復してきているので、救急車を呼ぶレベルではないと判断、ご迷惑をおかけするがもう少し休ませてほしいとお願いする。

最終の新幹線に乗りたいが、わずかな距離が歩けない。ホームにまで自力で行けないという情けなさ。
寝台特急なら横になったまま帰れるが、揺れがそれなりにあるのと、職員が新幹線ほどいないので、何かあっても自分でなんとかしないといけない。

最善案は、駅近くのホテルに一泊して、翌日の新幹線で帰る、これだろう。
ベッドの中からネット予約をして駅前のビジネスホテルをとった。
3時間程休ませてもらって、ようやく起き上がれるまでに回復した。
でも、歩くのは無理。
駅員さんに新幹線の席を変更してもらい、本当は改札口までしかケアしてもらえないところを宿泊先のホテルロビーまで車イスで送ってくださった。
小雨降る中。。

ちょっとの段差の揺れもきつかった。
駅員さんの親切を振り切ったところで、自力ではとてもとても駅近くのホテルでさえ辿り着けなかったことだろう。
おそらく倒れて、また誰かの手を借りなくてはならなかったはずだ。

ホテルではチェックインの手続きのときに手がしびれてきてどうなるかと思ったが、呼吸を整え、気力でカバー。
ホテルのスタッフに荷物を持ってもらい、部屋まで誘導していただいた。

倒れこむようにベッドに横になった。




一泊休んだら歩けるまでに回復した。
ホテルの部屋はエレベーター近くで助かった。

新幹線の席も、エスカレーターで上がった先、ほとんど歩かなくてすむ席だった。
配慮していただき、ありがたかった。

なんとか東京に着き、自宅まで帰れた。

母は知らない。
言うつもりもない。
旅でリフレッシュしてきたと思っている。
それでいい。

明日、体調に不安があったら受診しよう。

良くなったら、あの駅に手紙を書こう。





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