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【岡山大学】コロナ禍に子どもの喘息新規診断率が減少 ~感染症対策による呼吸器ウイルス感染症減少と関連か~

2022-12-05 23:38:41 | 医療系

2022(令和4)年 12月 5日
国立大学法人岡山大学
https://www.okayama-u.ac.jp/
 



<発表のポイント>

  • 子どもの喘息新規診断数は、2020年3月の全国一斉休校後に著しく減少し、その後も15カ月に渡って低水準を示しました。
  • 喘息診断数の減少(月平均59%減)はアトピー性皮膚炎(月平均20%減)と比較しても顕著で、呼吸器ウイルス感染症に罹りやすい2歳以下では月平均72%減と更に減少が目立ちました。
  • この減少トレンドは、ライノウイルスやRSウイルスの報告トレンドと近似しており、呼吸器ウイルス感染症と子どもの喘息発症との関連を示唆するものです。



◆概 要
 国立大学法人岡山大学(本部:岡山市北区、学長:槇野博史)の学術研究院医歯薬学域の頼藤貴志教授、松本尚美助教の研究グループは、日本最大規模の医療情報データベース「RWDデータベース」のデータを用いて、全国一斉休校前後での子どもたちの喘息新規診断数の変化を解析しました。

 その結果、コロナ禍では新しく診断される喘息の子どもの数がアトピー性皮膚炎と比較して大幅に減少し、中でも呼吸器ウイルス感染症にかかりやすい2歳以下の子どもで最も大きな減少を示しました。こうした傾向は、ライノウイルスやRSウイルスのサーベイランス報告における減少に近似していました。

 本研究の結果は、呼吸器ウイルス感染症と子どもの喘息発症との関連を示唆するものです。喘息発症のリスクの高い子どもにとって、これらの呼吸器ウイルス感染を予防することは喘息発症を抑えることにつながるかもしれません。

 本研究成果は2022年9月24日、米国アレルギー 喘息・免疫学会の学術雑誌「The Journal of Allergy and Clinical Immunology: In Practice」に掲載されました。

 なお本情報は、2022年11月30日に開催された岡山大学定例記者会見で公表されました。
 



◆松本尚美助教からひとこと
 コロナ禍では新型コロナウイルス感染症自体だけでなく、パンデミックに伴う人々の生活行動様式の変化が、子ども達の身体や心の健康に大きな影響を与えたと考えられます。こうした影響を調べることで、未来を担う子ども達の健康を守ることに貢献できれば嬉しいです。

松本尚美助教

松本尚美助教


◆論文情報
 論 文 名:Impact of COVID-19 pandemic-associated reduction in respiratory viral infections on childhood asthma onset in Japan
 掲 載 紙:The Journal of Allergy and Clinical Immunology: In Practice
 著  者:Naomi Matsumoto, Tomoka Kadowaki, Satoe Takanaga, Masanori Ikeda, Takashi Yorifuji
 D  O  I:https://doi.org/10.1016/j.jaip.2022.09.024
 U  R  L:https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/36174920/


◆研究資金
 本研究は、小児医学研究振興財団(20-017)および日本学術振興会「科学研究費助成事業」(JP20K23195)の助成を受けて実施しました。また、小児医学研究振興財団のご支援により、一般社団法人健康・医療・教育情報評価推進機構(HCEI)及び株式会社リアルワールドデータ(京都市)から研究データの提供を受けました。


◆詳しい研究内容について
 コロナ禍に子どもの喘息新規診断率が減少~感染症対策による呼吸器ウイルス感染症減少と関連か~
 https://www.okayama-u.ac.jp/up_load_files/press_r4/press20222230-4-1.pdf


◆参 考
・岡山大学 学術研究院 医歯薬学域(医)疫学・衛生学分野
 http://www.unit-gp.jp/eisei/wp/
・岡山大学医学部
 https://oumed.okayama-u.ac.jp/
・岡山大学大学院医歯薬学総合研究科
 https://www.mdps.okayama-u.ac.jp/
・岡山大学病院
 https://www.okayama-u.ac.jp/user/hospital/
・岡山大学病院コロナ・アフターケア外来
 https://www.okayama-u.ac.jp/user/hospital/index377.html


◆参考情報
・【岡山大学】新型コロナ情報「小児新型コロナウイルスワクチン接種後副反応調査 中間報告について」(岡山大学疫学・衛生学分野vol.1)を発行
 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000687.000072793.html
・【岡山大学】新型コロナ情報「小児新型コロナウイルスワクチン接種後副反応調査 最終報告について」(岡山大学疫学・衛生学分野vol.2)を発行
 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000761.000072793.html
・【岡山大学】武田/モデルナ社新型コロナワクチン 1回目接種後副反応調査(中間報告)
 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000225.000072793.html
・【岡山大学】武田/モデルナ社新型コロナワクチン接種後副反応調査〔最終報告〕~男女半々の若い世代を対象とした2回目接種はどのような結果なのか~
 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000264.000072793.html
・【岡山大学】武田/モデルナ社新型コロナワクチン接種1か月後追跡調査報告 ~接種1か月後の副反応の有無や満足度を評価~
 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000332.000072793.html
・【岡山大学】武田/モデルナ社製新型コロナウイルスワクチン追加接種(3回目接種)後副反応調査 ~中間報告~
 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000648.000072793.html
 ・【岡山大学】武田/モデルナ社製新型コロナウイルスワクチン追加接種(3回目接種)後副反応調査 ~最終報告~
 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000798.000072793.html
・【岡山大学】武田/モデルナ社製新型コロナウイルスワクチン追加接種(3回目接種)後発熱と抗体価の関連についての報告
 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000918.000072793.html
・【岡山大学】高齢者施設入所者のおよそ1割は予防接種にもかかわらず免疫反応が極めて弱く、対応が必要
 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000800.000072793.html

 

岡山大学鹿田キャンパス(岡山市北区)

岡山大学鹿田キャンパス(岡山市北区)



◆本件お問い合わせ先
 岡山大学 学術研究院 医歯薬学域 助教 松本尚美
 (岡山大学大学院医歯薬学総合研究科 疫学・衛生学分野) 
 〒700-8558 岡山県岡山市北区鹿田町2-5-1 岡山大学鹿田キャンパス 基礎研究棟7階
 TEL:086-235-7174
 http://www.unit-gp.jp/eisei/wp/

<岡山大学病院との連携等に関する件(製薬・医療機器企業関係者の方)>
 岡山大学病院 新医療研究開発センター
 〒700-8558 岡山県岡山市北区鹿田町2-5-1
 下記URLより該当する案件についてお問い合わせください
 http://shin-iryo.hospital.okayama-u.ac.jp/ph_company/

<岡山大学病院との連携等に関する件(医療関係者・研究者の方)>
 岡山大学病院 研究推進課 産学官連携推進担当
 〒700-8558 岡山県岡山市北区鹿田町2-5-1
 TEL:086-235-7983
 E-mail:ouh-csnw◎adm.okayama-u.ac.jp
 http://shin-iryo.hospital.okayama-u.ac.jp/medical/

<岡山大学の産学官連携などに関するお問い合わせ先>
 岡山大学研究推進機構 産学官連携本部
 〒700-8530 岡山県岡山市北区津島中1-1-1 岡山大学津島キャンパス 本部棟1階
 TEL:086-251-8463
 E-mail:sangaku◎okayama-u.ac.jp
 https://www.orsd.okayama-u.ac.jp/

 岡山大学メディア「OTD」(アプリ):https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000011.000072793.html
 岡山大学メディア「OTD」(ウェブ):https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000215.000072793.html
 岡山大学SDGsホームページ:https://sdgs.okayama-u.ac.jp/
 岡山大学SDGs~地域社会の持続可能性を考える(YouTube):https://youtu.be/Qdqjy4mw4ik
 岡山大学Image Movie (YouTube):https://youtu.be/pKMHm4XJLtw
 「岡大TV」(YouTube):https://www.youtube.com/channel/UCi4hPHf_jZ1FXqJfsacUqaw
 産学共創活動「岡山大学オープンイノベーションチャレンジ」2022年12月期共創活動パートナー募集中:
 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001066.000072793.html

 岡山大学『THEインパクトランキング2021』総合ランキング 世界トップ200位以内、国内同列1位!!
 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000070.000072793.html
 岡山大学『大学ブランド・イメージ調査2021~2022』「SDGsに積極的な大学」中国・四国1位!!
 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000373.000072793.html
 岡山大学『企業の人事担当者から見た大学イメージ調査2022年度版』中国・四国1位!!
 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000122.000072793.html

国立大学法人岡山大学は、国連の「持続可能な開発目標(SDGs)」を支援しています。また、政府の第1回「ジャパンSDGsアワード」特別賞を受賞しています

国立大学法人岡山大学は、国連の「持続可能な開発目標(SDGs)」を支援しています。また、政府の第1回「ジャパンSDGsアワード」特別賞を受賞しています

 

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【岡山大学】岡山大学病院 塚原紘平助教(救命救急科) 令和4年度「消防防災科学技術賞」を受賞

2022-12-05 23:36:13 | 医療系

2022(令和4)年 12月 5日
国立大学法人岡山大学
https://www.okayama-u.ac.jp/
 



◆概 要
 2022年11月16日、国立大学法人岡山大学(本部:岡山市北区、学長:槇野博史)の岡山大学病院救命救急科の塚原紘平助教が開発した「ポータブルスプラッシュシールド」が、総務省消防庁の令和4年度「消防防災科学技術賞《一般の部/消防防災機器等の開発・改良部門》」の優秀賞に選ばれ、三鷹市公会堂(東京都)で表彰式が行われました。

 今回受賞したのは「救急搬送におけるポータブルエアロゾルシールドの研究」で、コロナ禍で救命救急の最前線にいる救急隊員を、ウイルスを含む飛沫やエアロゾルから守るための、軽量で持ち運びしやすいシールドを株式会社ハイビックスと共同開発し、製品化したものです。
 

前田消防庁長官から表彰状を受け取る塚原助教

前田消防庁長官から表彰状を受け取る塚原助教

 

受賞した塚原助教(右)と 株式会社ハイビックス高井順子社長

受賞した塚原助教(右)と 株式会社ハイビックス高井順子社長


 授賞式には塚原助教が出席し、前田一浩消防庁長官から表彰状が授与されました。塚原助教は「病院前救護の現場から着想しました。消防機関による実証評価では現場の救急隊員から『シールドがあると安心感がある』などの声をいただきました。製品化できて良かったと喜びもひとしおです。更に現場に貢献出来るよう研究開発に取り組んでまいります」と話しています。
 

表彰式出席者で記念撮影

表彰式出席者で記念撮影



〇『総務省報道発表資料より』
 救命救急の最前線にいる救急隊は、常に新型コロナウイルス感染のリスクにさらされており、救急搬送時に患者からのエアロゾルや飛沫の曝露を軽減させることは重要である。今回、新型コロナウイルス感染症患者の救急搬送に適したシールドを開発した。シールドは、柔らかく軽い素材で、畳んで救急車内に収納できる。また、シールドに吸引機構をつけることでエアロゾルの曝露軽減に効果があることが分かり、その結果は米国の集中治療雑誌「Critical care」に掲載された。令和3年度、シールドの改良と社会実装評価を実施し、2月14日に発売開始し製品化を完了した。
 https://www.okayama-u.ac.jp/tp/release/release_id918.html
 

塚原助教が開発したポータブルスプラッシュシールド(ブルーの資器材)

塚原助教が開発したポータブルスプラッシュシールド(ブルーの資器材)


◆参 考
・【岡山大学】救急隊を新型コロナウイルスから守る、ポータブルスプラッシュシールドを開発 ~感染拡大から救急隊を守るために~
 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000505.000072793.html


◆参考情報
・岡山大学病院
 https://www.okayama-u.ac.jp/user/hospital/
・岡山大学病院 救命救急科
 https://okayama-u-qq.sakura.ne.jp/
・株式会社ハイビックス
 https://www.hivix.co.jp/
 

岡山大学病院が所在する岡山大学鹿田キャンパス(岡山市北区)

岡山大学病院が所在する岡山大学鹿田キャンパス(岡山市北区)



◆本件お問い合わせ先
 岡山大学病院 救命救急科 助教 塚原紘平
 〒700-8558 岡山県岡山市北区鹿田町2-5-1 岡山大学鹿田キャンパス
 TEL:086-235-7426
 FAX:086-235-7427
 https://okayama-u-qq.sakura.ne.jp/

<製品に関するお問い合わせ>
 株式会社ハイビックス 営業部 粟井正寿・小倉久治
 〒501-0305 岐阜県瑞穂市宮田245番地
 TEL:058-328-3131
 FAX:058-328-3136
 https://www.hivix.co.jp

<本授賞式に関するお問い合わせ>
 岡山大学 研究推進機構 医療系本部
 TEL:086-235-7697
 岡山大学病院 企画・広報課
 TEL:086-235-6749

<岡山大学病院との連携等に関する件(製薬・医療機器企業関係者の方)>
 岡山大学病院 新医療研究開発センター
 〒700-8558 岡山県岡山市北区鹿田町2-5-1
 下記URLより該当する案件についてお問い合わせください
 http://shin-iryo.hospital.okayama-u.ac.jp/ph_company/

<岡山大学病院との連携等に関する件(医療関係者・研究者の方)>
 岡山大学病院 研究推進課 産学官連携推進担当
 〒700-8558 岡山県岡山市北区鹿田町2-5-1
 TEL:086-235-7983
 E-mail:ouh-csnw◎adm.okayama-u.ac.jp
 http://shin-iryo.hospital.okayama-u.ac.jp/medical/

<岡山大学の産学官連携などに関するお問い合わせ先>
 岡山大学研究推進機構 産学官連携本部
 〒700-8530 岡山県岡山市北区津島中1-1-1 岡山大学津島キャンパス 本部棟1階
 TEL:086-251-8463
 E-mail:sangaku◎okayama-u.ac.jp
 https://www.orsd.okayama-u.ac.jp/

 岡山大学メディア「OTD」(アプリ):https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000011.000072793.html
 岡山大学メディア「OTD」(ウェブ):https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000215.000072793.html
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 岡山大学SDGs~地域社会の持続可能性を考える(YouTube):https://youtu.be/Qdqjy4mw4ik
 岡山大学Image Movie (YouTube):https://youtu.be/pKMHm4XJLtw
 「岡大TV」(YouTube):https://www.youtube.com/channel/UCi4hPHf_jZ1FXqJfsacUqaw
 産学共創活動「岡山大学オープンイノベーションチャレンジ」2022年12月期共創活動パートナー募集中:
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 岡山大学『THEインパクトランキング2021』総合ランキング 世界トップ200位以内、国内同列1位!!
 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000070.000072793.html
 岡山大学『大学ブランド・イメージ調査2021~2022』「SDGsに積極的な大学」中国・四国1位!!
 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000373.000072793.html
 岡山大学『企業の人事担当者から見た大学イメージ調査2022年度版』中国・四国1位!!
 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000122.000072793.html

国立大学法人岡山大学は、国連の「持続可能な開発目標(SDGs)」を支援しています。また、政府の第1回「ジャパンSDGsアワード」特別賞を受賞しています

国立大学法人岡山大学は、国連の「持続可能な開発目標(SDGs)」を支援しています。また、政府の第1回「ジャパンSDGsアワード」特別賞を受賞しています

 

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001083.000072793.html


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【岡山大学】大学院ヘルスシステム統合科学研究科「第2回サイエンス・カフェ2022」〔12/17土, オンライン〕

2022-12-05 23:33:20 | イベント開催案内

2022(令和4)年 12月 5日
国立大学法人岡山大学
https://www.okayama-u.ac.jp/
 



◆概 要
 国立大学法人岡山大学(本部:岡山市北区、学長:槇野博史)の大学院ヘルスシステム統合科学研究科では、"「ヘルスシステム統合科学」を覗いてみよう"をテーマに2回のサイエンス・カフェをオンライン(zoom)で開催します。

 第2回となるサイエンス・カフェは、2022年12月17日(土)13:00~14:40に「認知症を考える ――認知神経科学と生命倫理学からのアプローチ ――」と題して、2名の教員が講演します。

 どなたでもご参加いただけます。みなさまのご参加を心からお待ちしています。


【日 時】
 〈第2回〉 2022年 12月 17日(土)13:00~14:40

【場 所】
 オンライン開催(ZoomによるWeb開催)

【プログラム】
 認知症を考える ――認知神経科学と生命倫理学からのアプローチ ――
  総合司会 吉岡 朋彦 (バイオ・創薬部門 准教授)

 「脳画像からわかる『こころと脳』の秘密」
  楊 家家 (医療機器医用材料部門 研究准教授)

 「認知症の人にとって『よい選択』とは?」
  日笠 晴香 (ヒューマンケアイノベーション部門 講師)

【対象者】
 どなたでもご参加頂けます

【定 員】
 なし

【参加費用】
 無 料

【お申込方法】
 開催日の1週間前までに、下記のURLから、参加申し込みフォームを用いてお申し込み下さい。(第1回は終了しています)
 当日のオンライン参加方法(Zoomの接続先情報)等の詳細は、各開催日の2日前までに、お申し込み頂いたメールアドレス宛にメールにてお送りいたします。
 https://forms.gle/ofHyKaTeRi6qM3pU9

【ポスター】
 https://www.okayama-u.ac.jp/up_load_files/event/flyer202212172.pdf



◆参 考
・岡山大学大学院ヘルスシステム統合科学研究科
 https://www.gisehs.okayama-u.ac.jp/
・岡山大学 学術研究院 ヘルスシステム統合科学学域 医療機器医用材料部門(楊家家研究准教授)
 https://sites.google.com/view/jiajiayang-jp


◆動画紹介(YouTube)
・岡山大学大学院ヘルスシステム統合科学研究科 医療機器医用材料部門 紹介(6:47) 

 

・岡山大学大学院ヘルスシステム統合科学研究科 ヒューマンケアイノベーション部門 紹介(8:42)  
 https://youtu.be/nw6HCLvuH_I

 

 

岡山大学津島キャンパス(岡山市北区)

岡山大学津島キャンパス(岡山市北区)



◆本件お問い合わせ先
 岡山大学大学院ヘルスシステム統合科学研究科 広報・情報委員会
 E-mail:HS-PR.2022◎okayama-u.ac.jp
        ※◎を@に置き換えて下さい。
 TEL:086-251-8811
 https://www.gisehs.okayama-u.ac.jp/

<岡山大学の産学官連携などに関するお問い合わせ先>
 岡山大学研究推進機構 産学官連携本部
 〒700-8530 岡山県岡山市北区津島中1-1-1 岡山大学津島キャンパス 本部棟1階
 TEL:086-251-8463
 E-mail:sangaku◎okayama-u.ac.jp
 https://www.orsd.okayama-u.ac.jp/

 岡山大学メディア「OTD」(アプリ):https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000011.000072793.html
 岡山大学メディア「OTD」(ウェブ):https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000215.000072793.html
 岡山大学SDGsホームページ:https://sdgs.okayama-u.ac.jp/
 岡山大学SDGs~地域社会の持続可能性を考える(YouTube):https://youtu.be/Qdqjy4mw4ik
 岡山大学Image Movie (YouTube):https://youtu.be/pKMHm4XJLtw
 「岡大TV」(YouTube):https://www.youtube.com/channel/UCi4hPHf_jZ1FXqJfsacUqaw
 産学共創活動「岡山大学オープンイノベーションチャレンジ」2022年12月期共創活動パートナー募集中:
 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001066.000072793.html

 岡山大学『THEインパクトランキング2021』総合ランキング 世界トップ200位以内、国内同列1位!!
 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000070.000072793.html
 岡山大学『大学ブランド・イメージ調査2021~2022』「SDGsに積極的な大学」中国・四国1位!!
 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000373.000072793.html
 岡山大学『企業の人事担当者から見た大学イメージ調査2022年度版』中国・四国1位!!
 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000122.000072793.html

国立大学法人岡山大学は、国連の「持続可能な開発目標(SDGs)」を支援しています。また、政府の第1回「ジャパンSDGsアワード」特別賞を受賞しています

国立大学法人岡山大学は、国連の「持続可能な開発目標(SDGs)」を支援しています。また、政府の第1回「ジャパンSDGsアワード」特別賞を受賞しています

 

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001082.000072793.html

 


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【岡山大学】松村健太郎研究助教「2022年度日本動物行動学会賞」受賞

2022-12-05 23:31:25 | 理工農系

2022(令和4)年 12月 4日
国立大学法人岡山大学
https://www.okayama-u.ac.jp/
 



◆概 要
 国立大学法人岡山大学(本部:岡山市北区、学長:槇野博史)の学術研究院環境生命科学学域昆虫生態学研究室の松村健太郎研究助教が、2022年度日本動物行動学会賞を受賞し、2022年11月23日に福岡市で開催された「第41回日本動物行動学会」で、授賞式と受賞講演を行いました。

 日本動物行動学会賞は、現在の動物行動学分野における優れた研究を、研究実施者のキャリアを問わず表彰することにより、動物行動学の一層の活性化を図ることを目的に設けられました。賞の対象は、研究者個人の全業績ではなく、1つの内容と見なせる良くまとまった3編までの論文からなる業績が対象です。

 今回の受賞題目は「コクヌストモドキの移動活性に対する人為選抜が繁殖形質に及ぼす影響を調べた研究」であり、「動物の行動に関する新たな現象の発見」の区分で、極めて独創性の高い一連の研究が評価されたものです。
 

松村健太郎研究助教(撮影:山河丈留)

松村健太郎研究助教(撮影:山河丈留)


〇「コクヌストモドキの移動活性に対する人為選抜が繁殖形質に及ぼす影響を調べた研究」の内容
 多くの動物において、移動は生態学的に重要な行動ですが、その移動運動の活性(移動活性)にはしばしば集団内で個体差が観察されます。しかしながら、その移動活性の個体差が集団内で維持されている原因については多くの謎が残されたままでした。
 松村研究助教は、モデル生物のコクヌストモドキを対象として、移動活性に対する人為選抜を行い、移動活性が高い系統と低い系統をそれぞれ確立しました。この選抜系統を用いて繁殖形質を比較した結果、移動活性と繁殖がトレードオフの関係であることが明らかになりました。
 これらの結果は、移動活性の違いは繁殖形質に大きな影響を与え、移動活性の個体差が集団内で維持される可能性を示唆しました。


◆参 考
・岡山大学 学術研究院 環境生命科学学域 昆虫生態学研究室(松村健太郎研究助教)
 https://sites.google.com/view/matsuken817/%E3%83%9B%E3%83%BC%E3%83%A0?authuser=0
・日本動物行動学会
 https://www.ethology.jp/index.html

 

岡山大学津島キャンパス(岡山市北区)

岡山大学津島キャンパス(岡山市北区)



◆本件問い合わせ先
 岡山大学 学術研究院 環境生命科学学域 研究助教 松村健太郎
 〒700-8530 岡山県岡山市北区津島中1-1-1 岡山大学津島キャンパス
 E-mail:ag20110◎s.okayama-u.ac.jp
     ※ ◎を@に置き換えて下さい
 https://sites.google.com/view/matsuken817/%E3%83%9B%E3%83%BC%E3%83%A0?authuser=0

<岡山大学の産学官連携などに関するお問い合わせ先>
 岡山大学研究推進機構 産学官連携本部
 〒700-8530 岡山県岡山市北区津島中1-1-1 岡山大学津島キャンパス 本部棟1階
 TEL:086-251-8463
 E-mail:sangaku◎okayama-u.ac.jp
     ※ ◎を@に置き換えて下さい
 https://www.orsd.okayama-u.ac.jp/

 岡山大学メディア「OTD」(アプリ):https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000011.000072793.html
 岡山大学メディア「OTD」(ウェブ):https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000215.000072793.html
 岡山大学SDGsホームページ:https://sdgs.okayama-u.ac.jp/
 岡山大学SDGs~地域社会の持続可能性を考える(YouTube):https://youtu.be/Qdqjy4mw4ik
 岡山大学Image Movie (YouTube):https://youtu.be/pKMHm4XJLtw
 「岡大TV」(YouTube):https://www.youtube.com/channel/UCi4hPHf_jZ1FXqJfsacUqaw
 産学共創活動「岡山大学オープンイノベーションチャレンジ」2022年12月期共創活動パートナー募集中:
 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001066.000072793.html

 岡山大学『THEインパクトランキング2021』総合ランキング 世界トップ200位以内、国内同列1位!!
 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000070.000072793.html
 岡山大学『大学ブランド・イメージ調査2021~2022』「SDGsに積極的な大学」中国・四国1位!!
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 岡山大学『企業の人事担当者から見た大学イメージ調査2022年度版』中国・四国1位!!
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国立大学法人岡山大学は、国連の「持続可能な開発目標(SDGs)」を支援しています。また、政府の第1回「ジャパンSDGsアワード」特別賞を受賞しています

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【岡山大学】寄付講座 微生物インダストリー講座開設記念シンポジウム「麴を活かしたものづくり ~固体培養が生み出す発酵のイノベーション~」を開催しました

2022-12-05 23:29:50 | イベント開催報告

2022(令和4)年 12月 4日
国立大学法人岡山大学
https://www.okayama-u.ac.jp/
 



◆概 要
 国立大学法人岡山大学(本部:岡山市北区、学長:槇野博史)の環境生命科学研究科微生物インダストリー講座は、2022年11月1日、岡山大学寄付講座微生物インダストリー講座開設記念シンポジウム「麴を活かしたものづくり 固体培養が生み出す発酵のイノベーション」を神崎浩教授によるコーディネートで岡山市北区のKURUN HALLで開催し、企業の方、一般の方、自治体関係者、大学生、他大学教員、本学関連教員など約470人(対面:約100人、オンライン:約370人)が参加しました。

 微生物インダストリー講座は微生物の力を産業利用する可能性を科学的に追及しており、固体培養のもつ可能性について産官学それぞれの業界より講師をお招きしご講演いただいた後、「麴菌固体培養による『ものづくり』の未来」についてパネラーの先生を交え、総合討論を行いました。

 当日は、最初に槇野博史学長と株式会社フジワラテクノアート藤原加奈代表取締役副社長のあいさつで開会し、神崎教授が寄付講座とシンポジウムの概要について説明しました。次に月桂冠株式会社(京都府)の秦洋二専務取締役製造本部長が「固体培養の摩訶不思議」と題して講演し、2番目の講演として天野エンザイム株式会社(愛知県)の水戸光司生産本部生産技術部長が「日本のバイオテクノロジー「麴(固体)培養」による酵素製造」と題して講演し、3番目の講演として東北大学大学院農学研究科(宮城県)五味勝也教授が「麴菌の酵素生産の謎に迫る」と題して講演し、4番目の講演として神崎教授が「麴菌による地域植物資源の高機能化」と題して講演を行いました。
 

左上:槇野学長開会あいさつ、右上:藤原副社長開会あいさつ、左下:総合討論の様子、右下:那須理事閉会あいさつ

左上:槇野学長開会あいさつ、右上:藤原副社長開会あいさつ、左下:総合討論の様子、右下:那須理事閉会あいさつ

 

左上:講演1 秦氏、右上:講演2 水戸氏、左下:講演3 五味氏、右下:講演4 神崎氏

左上:講演1 秦氏、右上:講演2 水戸氏、左下:講演3 五味氏、右下:講演4 神崎氏


 講演終了後には講演者4人に加え、株式会社樋口松之助商店(大阪府)の山下秀行取締役研究室長、岡山県産業振興課工業技術センターの三宅剛史専門研究員、株式会社フジワラテクノアート(岡山県)の狩山昌弘専務取締役をパネラーとして迎え、「麴菌固体培養による『ものづくり』の未来」について、固体培養の可能性と期待について活気ある総合討論を行いました。

 総合討論終了後、那須保友理事(研究担当)・副学長のあいさつで閉会しました。

 今回のシンポジウムを通じて、皆様の固体培養に対する期待が非常に大きいことを改めて認識しました。今後、微生物インダストリー講座として、産官学連携による固体培養を活かしたものづくりを更に推進していきたいと考えております。

 なお、今回のシンポジウムの動画を2022年11月23日に微生物インダストリー講座のYouTubeページにアップロードしています。ぜひ是非ご覧ください。


〇岡山大学寄付講座微生物インダストリー講座開設記念シンポジウム「麴を活かしたものづくり 固体培養が生み出す発酵のイノベーション」動画(YouTube)
 https://www.youtube.com/channel/UC9qfiYLjL89fIZhUD_vh5Pw


【プログラム】
 I.開会挨拶 槇野博史(岡山大学 学⻑)
        藤原加奈(株式会社フジワラテクノアート 代表取締役副社⻑)
 II.シンポジウム
  1.内容説明 神崎 浩(岡山大学 微生物インダストリー講座教授)
  2.講演
    ①13:20〜13:50「固体培養の摩訶不思議」秦 洋二(月桂冠株式会社 専務取締役 製造本部⻑)
    ②13:50〜14:20「日本のバイオテクノロジー「麴(固体)培養」による酵素製造」水戶光司(天野エンザイム株式会社 生産本部 生産技術部⻑)
    ③14:30〜15:00「麴菌の酵素生産の謎に迫る」五味勝也(東北大学大学院農学研究科 教授)
    ④15:00〜15:30「麴菌による地域植物資源の高機能化」神崎 浩(岡山大学 微生物インダストリー講座 教授)
  3. 総合討論 15:45〜16:45『麴菌固体培養による「ものづくり」の未来』
     パネリスト 五味勝也(東北大学大学院農学研究科 教授)
           秦 洋二(月桂冠株式会社 専務取締役 製造本部⻑)
           水戶光司(天野エンザイム株式会社 生産本部 生産技術部⻑)
           山下秀行(株式会社樋口松之助商店 取締役 研究室⻑)
           三宅剛史(岡山県産業振興課 工業技術センター 専門研究員)
           狩山昌弘(株式会社フジワラテクノアート 専務取締役)
     コーディネーター 神崎 浩(岡山大学 微生物インダストリー講座 教授)
 III.閉会挨拶 那須保友(岡山大学 理事 (研究担当)・副学⻑)

【ポスター】
 https://www.okayama-u.ac.jp/up_load_files/event/20221101flyer.pdf



◆参考情報:プレスリリース
・寄付講座『微生物インダストリー講座』開設記念シンポジウムを開催
 https://www.okayama-u.ac.jp/up_load_files/press_r4/press20220928-8.pdf


◆参 考
・株式会社フジワラテクノアート
 https://www.fujiwara-jp.com/
・岡山大学農学部
 http://www.okayama-u.ac.jp/user/agr/

 

岡山大学津島キャンパス(岡山市北区)

岡山大学津島キャンパス(岡山市北区)



◆本件問い合わせ先
 岡山大学 学術研究院 環境生命科学学域(農学系)
 岡山大学大学院 環境生命科学研究科 微生物インダストリー寄付講座
 教授 神崎 浩
 TEL:086-251-8297
 助教 深野 夏暉
 TEL:086-251-8295

<岡山大学の産学官連携などに関するお問い合わせ先>
 岡山大学研究推進機構 産学官連携本部
 〒700-8530 岡山県岡山市北区津島中1-1-1 岡山大学津島キャンパス 本部棟1階
 TEL:086-251-8463
 E-mail:sangaku◎okayama-u.ac.jp
     ※ ◎を@に置き換えて下さい
 https://www.orsd.okayama-u.ac.jp/

 岡山大学メディア「OTD」(アプリ):https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000011.000072793.html
 岡山大学メディア「OTD」(ウェブ):https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000215.000072793.html
 岡山大学SDGsホームページ:https://sdgs.okayama-u.ac.jp/
 岡山大学SDGs~地域社会の持続可能性を考える(YouTube):https://youtu.be/Qdqjy4mw4ik
 岡山大学Image Movie (YouTube):https://youtu.be/pKMHm4XJLtw
 「岡大TV」(YouTube):https://www.youtube.com/channel/UCi4hPHf_jZ1FXqJfsacUqaw
 産学共創活動「岡山大学オープンイノベーションチャレンジ」2022年12月期共創活動パートナー募集中:
 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001066.000072793.html

 岡山大学『THEインパクトランキング2021』総合ランキング 世界トップ200位以内、国内同列1位!!
 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000070.000072793.html
 岡山大学『大学ブランド・イメージ調査2021~2022』「SDGsに積極的な大学」中国・四国1位!!
 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000373.000072793.html
 岡山大学『企業の人事担当者から見た大学イメージ調査2022年度版』中国・四国1位!!
 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000122.000072793.html

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