お母さんと読む英語の絵本

読み聞かせにぴったりな英語絵本から、米国の子どもたちの世界をご紹介
子どもをバイリンガルに…とお考えのお母さんに

探してごらん

2009-07-23 | about 英語の絵本

I Spy Little Animals

今日の絵本は" I Spy Little Animals"(小さな動物を探せ)です。ページいっぱいの写真の中から、お目当ての動物を探し出すゲーム絵本。アメリカ人に根強い人気の”I Spy シリーズ”の赤ちゃん版ボードブックの1冊です。厚紙でできた小型絵本で、大きさも作りも赤ちゃんが遊びながら眺めるのに向いています。写真はオリジナルの”I Spy シリーズ”からのクリッピングでしょう。質には妥協がなく、きれいです。

子どもは、隠し絵、だまし絵も好きなら、探し物ゲームも大好き。2歳児ともなるとけっこう飽きずに遊びます。どちらかというと付き合う大人の方が辟易しそう・・・。

でも、この”I Spy シリーズ”には、実はかなりの数の大人のファンがいるらしいのです。以前の職場の同僚は「”I Spy シリーズ”の本は全部持ってる!」と豪語して、夕食後のひととき、奥さんと二人でどっちが早く探せるか競争していると言ってました。そう言われてみれば、友人の息子で幼稚園時代から読んでいた「ウォーリーを探せ」シリーズ全巻をいまだに大事にしている人がいます。

・・・となると、この”I Spy シリーズ”の赤ちゃん版の登場は、たとえばGAP KIDSやGAP BABYのビジネスモデルと同じなんですね。若い時にGAPの洋服を着て育った世代が、親になって自分の子どもにもGAPを着せようとするように、”I Spy シリーズ”で育った世代が親になると、赤ちゃんの時から”I Spy シリーズ”を読ませようとする・・・。案外、赤ちゃんをはさんで両親の方が捜しっこ競争をしているかもしれません。

あなたのまわりにもそういう熱烈なファンがいませんか?



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