お母さんと読む英語の絵本

読み聞かせにぴったりな英語絵本から、米国の子どもたちの世界をご紹介
子どもをバイリンガルに…とお考えのお母さんに

東京は大雪!日本 in American Media

2014-02-11 | with Art

東京は大雪!



犬は喜び庭駆け回り・・・・・アーティストは制作に精を出す!ようです。



日本から発信された英語のニュースです。アメリカの友だちがみんな読んでましたので、ご紹介します。なかなかの傑作ぞろいです。

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6歳でもセクハラ?

2013-12-27 | with Art

 6歳の男児が授業中にクラスの女の子の手にキスをして「一日の自宅謹慎(テクニカルには停学)」になり、メディアで大きな話題になりました。

 事件の当事者が6歳の学童であったために、世論の反応はさまざま。「6歳の子どもに”セクハラ”の適用なんて早すぎる」「そもそもセクハラのコンセプトが説明できないのではないか?」という声もあり、「女の子に対する好意を表現しただけなのに処分なんて過剰反応」の意見もあり、もちろん「子どもでもセクハラはセクハラ。小さいときからきちんと教え、対応すべき」との意見もあり。

 ハラスメントの基本の考え方は「その行為の”受け手”がどのように感じるかがもっとも尊重されるべき」というものですから、この場合、女の子が嫌だと思ったのであれば(仮にその場で嫌だとはっきり言えなかったとしても)、たとえ男の子に悪意がなく、むしろ好意や親しみを表現しようとしたのだとしても、やはり”してはいけなかったこと(=ハラスメント)”にあたると考えられます。

 「ひとがいやがることはしてはいけない」という、一見単純に思われることを教えるにも、世界中から多種多様なひとが集まって暮らすアメリカでは、人種、国籍、宗教、文化の違い等々、知らなければいけないこと,配慮しなければいけないことがたくさんあり、思わず知らずに嫌な思いをさせてしまったときに「どうすべきか」を知っておく必要があります。

 ハラスメント教育は、アメリカの職場では職務上のトレーニングの「基本のキ」で、ガイドラインもきっちりできあがっているし、また、繰り返し研修させられる内容です。でも、小学校でのハラスメント教育は、まだ今後の課題だということがはっきりしました。アメリカ教育界の今後の対応が注目されます。

 「ひとがいやがることはしない」のはもちろん大事なことですが、一方では、嫌なことは嫌とはっきり言えることが大事です。単純なことですが、相手は気づかないだけかもしれないし、また、言わないとわからないからです。

 でも、ノーを言うのは案外むずかしい、ですね? 

 事情は、日本人だけでなく、実は、あっけらかんと見えるアメリカ人でも同じ。

 "Noni Says No"は、親しい間柄だからこそ,時にかえって言いにくい「ノー」を考える絵本です。

Noni Says No
Tundra Books
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アメリカンファミリーの原風景

2013-11-04 | with Art


 「あなたにとって一番大切なものは何ですか?」と聞かれると、たいていのアメリカ人は迷わず「家族(Family)!」と答えます。

 アメリカ人にとっての家族とは「子どもと親がいる家庭」のこと。夫婦だけのカップルでいるうちは "家族未満"。 子どもを育てるようになって初めて ”raising family(家族形成)” をはじめたと言われます。

 サンクスギビング(感謝祭)からクリスマスまでのホリデイシーズンはそんなファミリー(家族や親族)が集う季節です。11月の最終木曜日が感謝祭。その前後にはアメリカ中が帰省ラッシュで大混乱します。日本のお盆とお正月が一緒に来たような騒ぎです。ハイウェイには長距離を移動する車がテールランプを連ね、空港にも駅にも長蛇の列ができます。

 家路を急ぐ人々を待っているのは”家族でかこむ”食卓。そうアメリカ人にとっての ”家族の情景” は感謝祭の食卓が原点ではないかと思います。今日のトップイメージはアメリカンファミリーの日常を描かせたらこの人の右に出る画家はいない、ノーマンロックウェルの描いた感謝祭の食卓です。

 さぁ11月。楽しみは月末の感謝祭の休暇。それまでは勉強と仕事にいそしみます。

 さて、 そんなアメリカンファミリーの原点、 ”ふるきよき” 時代の感謝祭の情景を、ディナーの準備をめぐるエピソードで綴り、描いた絵本が "An Old-Fashioned Thanksgiving(昔ながらの感謝祭)" です。

An Old-Fashioned Thanksgiving
Ideals Childrens Books


 サンクスギビングの日、おばあちゃんが急病になったという知らせが来ました。お料理の途中だったお母さんは、あわてて出かけて行ってしまいました。

 でも・・・今夜は親戚のひとやお客さまがたくさんディナーにみえることになっているのです・・・。それなのに、いつまで待ってもお母さんは帰ってきません。残された子どもたちは、待つのをやめ、力を合わせてお料理をして、お客様を迎えることにしました。
 
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日本 in American Media (008)

2013-10-06 | with Art

 安倍首相が発表した消費税増税が日本のメディアの話題を独占している。消費の落ち込みを懸念する街の商店主。一方で、増税前の駆け込み消費で注文が殺到し「こなしきれない・・・」と嬉しい悲鳴の高級家具メーカー。TVでは、選挙公約以降現在までの安倍首相の意思決定経過を追うドキュメンタリー番組が、在野の経済ブレーンの慎重論と麻生太郎氏ら自民党内推進派から具申される積極論の攻防を振り返る。

 金曜日10月4日の”Wall Street Journal” 紙アジア版は、論説"The Reform Abenomics Needs" (Nicholas Benes)を掲載。先週ニューヨークの証券取引所で「アベノミクスを買って下さい!」と語った安倍首相のスピーチから書きおこし、しかし、実態のない経済改革論では投資家をは引き寄せられないだろうという。日本が先進国中ほぼ唯一「企業のコンプライアンス」規定を持たない国である事実にふれ、コンプライアンスを欠いた経営とそれが生み出すスキャンダル体質(JR北海道、みすほ銀行などなど)から脱却することが急務と指摘。経済改革の成否は2020年のオリンピックの成否にも直結すると結んでいる。

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かぼちゃにはいくつタネが入ってる?

2013-10-05 | with Art

 10月にはハロウィーン用のカボチャ"pumpkin"が小学校の教室にも登場。いろいろな教材になります。

 カボチャの中をくりぬいて、ジャッコランタンをつくるパンプキン・カービングは10月の恒例行事。これは図画工作の時間?

 今日の写真は、カービングナイフでカボチャのへたの部分をきりとって、これから中をくりぬく準備がととのったところです。こういうふうにヘタをとり終わると、いきなり青臭いニオイが漂います。そして、中を見るとネバネバ。威勢の良かった子どもたちも、ちょっと怯んで腰が引ける一瞬です。でも、実は、このネバネバした中身を取り出す作業は、どろんこ遊びのようで、なかなか楽しいもの。皆、夢中になって、辺り一面に中身を散らかしてしまいます。

 カービングをする日、小学校の低学年の教室では、よく「取り出したタネを数える」という授業をやります。自分のカボチャにはタネがいくつはいっていたかな?と一人一人が数えるのです。けっこうたくさん入っているので、1年生では数えきれない子も出たり、10個ずつのかたまりにまとめたりと工夫も必要になり、それなりに楽しめる教材です。

 が、1人ずつ自分のタネを数えてくださいと言われると、子どもたちはカボチャの中身をできるだけまとめようとし、また他の子どもと混じらないように努力するので、中身があまり散らからないという副次的な効果が期待できるのです。それに気づいたのは娘の小学校のクラスにパンプキン・カービングの手伝いに行ったときです。昔の先生方は、さすが! 子どもが散らかさないように「タネを数える」という課題を出されたのではないでしょうか?

 「タネを数える」を発展させて、タネはどうしてできるのか?タネの数は皮の外からでも予想できるか?カボチャの大きさとタネの数の関係は?などなど、さまざまな問いに発展させて理科の授業につなげていく先生もいます。

 "How Many Seeds in a Pumpkin?"は教材にもなる1冊ですが、ハロウィーンの時期の教室の様子がよくわかります。

How Many Seeds in a Pumpkin?
Schwartz & Wade
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