半月記

半月に一回くらいは、何か記録をしていきたい

どのあたりが!童話!やねん!!

2010-09-22 22:58:14 | インポート

 ―昔々、それは神様が次の世界に旅立ったあとのお話。
 神様を追いかけていこうとした悪魔は、世界があまりにも美しいのを見て腹立ち紛れにこう思いました。
「神様を追いかけていってもいいが、この世界をこのままにしておくのは腹が立つ。どれ、おれはひとつ悪いものをおいていって、この世界を目茶目茶にしてやろう。」
 悪魔は一生懸命知恵を絞り、神様がいなくなったあと、何年も、何百年もかけて悪知恵を働かせました。そして作り出したのが、うつったもの全てをひねくれてみせる悪魔の鏡でした。悪魔は満足げに笑うと、その鏡を世界の真ん中に置こうと、世界で一番高い山の頂上へと飛んで行きました
『ここに鏡を置けば、ありとあらゆるものが歪んで見えるに違いない。』
 山の季節は丁度冬。白く光る山並みに紛れて、鏡はじっと世界を照らし、世界を混乱させる筈でしたが―。あまりにも山が白くて眩しいので、悪魔は目がくらんで、鏡を落としてしまいました。
 鏡は山の上で粉々に砕けて、そしてこのお話は始まるのです。


 「春の宮殿が見えてきた―。」ナヴィガトラードの厳しい冬の終わりを告げる報せが街じゅうに張り出されていたと、息を切らせた少年は部屋の中に駆け込んできたが、勿論春はまだ遠く、彼とともにやって来た冷気に、入口付近にいた少女は悲鳴を上げた。
「寒い!ドアをちゃんと締めてよスタッカート!!!」
「あ、うん、御免…。」
 いい知らせを持ってきたのに…としょんぼり彼は部屋のドアを閉める。暖炉のそばに座っていた娘達が、そのやり取りにぷっと吹き出した。「いいから、風邪ひきますぜ。」笑いをかみ殺しながら、暖炉の側に来るよう手招きした少女―ハルモニアは、少年の肩に積もった雪を見て「でもまだ降ってるんですねぇ」と細い銀縁の眼鏡の奥の、左右違う色の目を細めた。「あと半月で若芽の月になるってのに。今年の冬は長い。」
「でも春の宮殿が見えたんだったらすぐにあったかくなるだろ?」
「いや、今年は竜至の日の前後二日間、海が凍っていたでしょう?今年の冬は厳しいんでさァ…。」
 わかる、と頷いたもう一人の空色の髪の娘は、火にかけられていた小さな鍋にはいっているココアを難しい顔で見やりながら、「俺はあまりの寒さに耐えかねて片割れの処に行った」と呟いた。ハルモニアはぽかんと金と赤の目を見開き「まさかとは思いますが」―スタッカート「み、ミカさん、まさかとは思うけど」と渡されたカップをとりおとしかけ―二人で同時に叫ぶ。
「「男子寮に!?」」
「?片割れがいるのはそっちなんだから当然だろ?」
「「…………」」
 二人の頭を去来したのは、つい一ヶ月ほど前、男子寮と女子寮の間を区切るドアのかぎが開いていたという事件。寮長が大騒ぎしていたのが、まさかこんな目の前に犯人がいたとは思わなかった。
「あれ?そういえば片割れは?」
 勿論二人のそんな思惑など知る由もなく、ミカはきょろきょろとあたりを見回す。
「アンティーがもう少し、海辺に居たいって言ってたから、それに付き合ってやってるみたいだ。」


 試しにつらつら書いてみたが自分の文章の長ったらしさに絶望した。
 私の頭の中ではこのくらいの文字数でもう冬の宮殿到着…とまではいかないにしてもミカちゃんはいなくなって主人公勢が旅立って春くらいには辿りついてるはずなんだけどなぁ…。何故!話が!はじまってすら!!いない!!!!!
 ちなみに「竜至の日」っていうのは日本でいうところの夏至兼冬至。大陸の北側では最も冬が厳しく、南側では夏が厳しい日。主人公一行が住んでるのは北のほうだから、竜至の日ってのは一年でもっとも寒い日。という設定。竜は夏と冬にしかいないらしいです。
 今回のポイントは。
 スタッカートの名前をヌッカタカッタートと書くのを堪えた自分の自制心かな!!


 ちなみに書きはじめてはみましたが。あれっジグが思ったより手ぬるい…。「弱い者いじめかっこわるい」が出たみたいです。いい人ではないのだけど。
 そのために「あ、芋虫だ踏んでみよ」っていうクイントの意味不明属性を与えたはずなんだけどなー。
 やっぱり旅戦か。旅戦が一番か。
 本編ジグはSとイケメンと王様の具合が絶妙で私も扱いきれるきがしないとして。
 旅戦がそれなりにドSでそれなりにイケメンでいいきがする。
 鵺とRIMはSッ気がつよすぎるから難しい。

 これと鵺かきつつ旅戦ちゃんとやらんといけないなと思った瞬間でした。
 旅戦はジグの紹介、鵺は双子の紹介になるとおもってる。じゃあこれはなんなのと言われると…「絵が綺麗だったから妄想してみた。それ以上でもそれ以下でもない」感じになってる。(そのくせ美しさサウザンパーセンな冬の宮殿メンバー同士の出番はすくないっていうね!)


 あ、どうでもいいですが、私も教祖は温度体感してないとおもいます。


 今日は送別会でカニたべてきましたー。
 バター焼き、刺身、てんぷら、お寿司えとせとらえとせとら…。
 カニって蒸したのばっかり食べてるイメージだけどお刺身おいしいんですね!

 ただちょっと具合が悪くなってきたのでさっさとねます。おやすみなさい。

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