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観ちゃった!東京サンダンス

2013-12-26 20:13:24 | 観ちゃった!

もう観てから10日以上過ぎてる…申し訳ないですっ(>_<)
観てました!w「東京サンダンス」!!

今回の公演は、「公益社団法人日本劇団協議会 日本の演劇人を育てるプロジェクト 新進演劇人育成公演 俳優部門」と、いうもので、チラシには「育成対象者」として、松本亮さん、松原海児さん、比嘉奈津子さん、藤田直美さんの名前があります。システムはよくわからないけれど、ホントの若手を中心に据えて、劇場に立てる機会を与えてくれるというのは、とても喜ばしい事ですね!しかも脚本は横内謙介さん、演出は、茅野イサムさん。

そして、脇を固める扉座勢として、犬飼淳治さん、岩本達郎さん。それから、野田翔太さん。あと、ちょこっと塩谷愛実さんもご出演。(しょっぱなのヒーローショーで連れ去られる観客の女子w)
淳治さんとがんさんは、さすがの貫禄で若手をガッチリ支えて物語を広げます。後輩に胸を貸したという感じでしょうか。
今回、松原海児さん、比嘉奈津子さん、藤田直美さんは、LOVE×2以来のセリフ量。存分に役者さんとしての姿を楽しめました


海児さんの、田舎から出て来た真っ直ぐな青年の夢を追う姿が、とてもジワジワと熱くて、良かったです。
奈津子さんの、世間知らずで好きな人だけを思ってすべてを優しく捧げる女の子も、「ああ、こういうコに世の中の男子は弱いんだろうねぇ…」と強く思いました。いつも微笑んでいて、痛いくらい周りに気遣いをして(でも、寝言で叫んでしまう程の不安や辛い気持ちを押し隠してる)、ふわふわ温かくて。でも芯は強いコに違いなくて。なんだか苦しくなりました。
切なく可愛いと思いました。(*´艸`*)

そして藤田直美さん。今回は、同世代の役者の中で役としては「歳上のデキる女」。その雰囲気を無理なく醸し出す彼女もとても良かった。この役のために切った?髪型もピッタリ合ってました。
そう言えば、奈津子さんも長かった髪を肩の辺りのふわゆるパーマにしてたな。こちらも役にピッタリ。

亮さんは、「松田優作目指してる」のがハマってた!正にそんな雰囲気!←褒めすぎ?w
やりたい事を上手く実現できない仲間たちを差し置き、1人だけうまく有名人に取り入って良い役をもらうけど、プレッシャーや自分に負けてしまう。
ずる賢いところ、必死にジタバタするところ、自分に絶望するところ。どこも熱気のある濃さがありました。
(何故か)フンドシ姿のとき、噂の?亮汁が、1列目に座った私の膝に、ビシッと飛んできました! 御利益あるかしらw いただきましたー。

野田翔太さん。
可愛い末っ子キャラ。というか、等身大な感じなんだろうな彼は。
可愛くカッコつけて頑張ってました!ぎこちないベースを弾く指も、漫才みたいなギャグもOK!!可愛がられキャラ確立。

とにかく、彼らの今後が楽しみになりました。もっとお芝居をしているところを観たい!

客席中央に座る、茅野さんの姿を見つけました。
中央通路の脇で、2度ほど亮さんが、その真横でセリフを言う場面がありました。
1度目。口元を隠しつつニヤリと微笑む茅野さん。
2度目。桜の花びらをたくさん浴びながら、目元をこすった茅野さん。
さて、2つの場面の萱野さんの反応の意味は何だったのデショウね…

東京サンダンス、この舞台を観て、自分の過去、現在、未来を思いました。
これはきっと、観ている人、一人一人が色んな自分をこの舞台に重ねたのではないでしょうか。

東京サンダンスも、時を経て描かれたバイトショウも、横内さんの中で大切なものは変わってないんだな。そんな風に思った日でした。



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