既にご紹介したように、おばまくんは福島県動物救護本部から譲り受けました。
ここから被災した犬猫を引き取りたいと思った場合、まずはHPの譲渡条件を読み、
申込書を郵送かFAXで送ります。
この際の送り先は、三春シェルターではありません。
「福島県食品生活衛生課」が、被災犬猫の譲渡を管轄しているのです。
申し込み後、福島県の担当者からマッチングについて連絡があります。
申込者全員に連絡が来るわけではなく、書類審査で適正と認められた者にマッチングの日程の
連絡が来るのです。
うにまいす家では、ダンナがシェルターにボランティアに行き、スタッフの方やおばまくんと
顔見知りになっていましたが、
それとは別に、福島県に申込書を送ってマッチングの日程を決めていたのでした。
うちでは「おばまくん希望」と最初から決めていたのですが、決めないまま申し込むことも可能です。
ボランティアに行って、そこで好みの子や相性の良さそうな子を選んで引き取るというのもアリ。
既に先住の犬や猫さんと暮らしている場合には、写真だけでなく実際に見て選ぶほうが良さそうですね。
私はマッチングの日が、おばまくんとの初対面でした。
おばまくんがシャーシャー威嚇しまくっていた頃からお世話しているスタッフの方に、
性格や行動、好みなどのアドヴァイスを受けながら、背中や頭をなで続けました。
テレビカメラも入ってちょっとビックリしたおばまくんでしたが、シェルターの猫舎は
安全だと認識しているので、おとなしくなでられていました(一度噛んだけど)。
そしてめでたく譲渡となったのでした。
譲渡が決まると、事務室で書類作成等の手続きをします。
その間に、スタッフさんがおばまくんをケージに入れて、間違ってドアが開いたりしないように
ガムテープでしっかり貼り付けて、持って来てくれました。
愛用のかまくらベッドや敷物、オヤツ、使っていたトイレ砂なども大きな袋にまとめてくれました。
車に乗る時は、スタッフの方がたくさん出てきて、見送ってくれました。
泣いている方もいました。
前日はみなさんなかなか帰ろうとせず、おばまくんとの別れを惜しんでいたのだそうです。
そんな姿を見て、私も涙が出ました。
そして大切な命を預かる責任の重さをずしりと感じました。
おばまくんを大切に、全力で見守ろうと心に誓いました。
事務室でいただいた個体管理カードには、おばまくんの年齢が5歳と書いてあります。
これは保護当時のもので、そうすると現在は7歳ということになります。
しかしこの年齢はかなりざっくりしたものだそうで、保護した時に歯を見て
3歳以下、5歳前後、10歳超、くらいの分け方をしたのだそうです。
だからおばまくんの本当の年はわかりません。
あとどのくらいの月日を共に過ごせるのか。う~に~やまいすよりは短いのでしょう。
だけど少しでも長く生きてほしい。
どうかうちに馴染んで、リラックスできるようになってからの時間がたくさんありますように、
と祈っています。
おばまくんの保護は2012年9月。半年後の13年3月に去勢手術をしています。
保護当初の検査では猫エイズも猫白血病も(-)でした。
その他の検査(腎臓や肝臓)はしていないので、本当はした方がよいのでしょうが、
当分の間できないと思います。
体調が悪くならない限りは、しばらく病院には連れて行かない(行けない)かも知れません。
なるべく嫌なことはしないつもりです。
前にも書いたけど、下眼瞼内反症があるので、本人(本猫だね)も不快だと思うけれど、
これも当分は放置。
野良猫というより野生化した猫を飼い馴らすというのは、簡単なことではありませんね。
でもきっといつか何とかなる・・・ような気がしています。
今月の初めに、シェルターで5種ワクチンを済ませてくれていました。
これですぐに病院に連れて行く必要もなくなり、とても助かりました。
マイクロチップも入れてありました。
ところで、私が「おばまくん」と君付けで書くのには理由があります。
シェルターでも、オバマ君はオバマ君と呼ばれていたのです。
みんなが君、ちゃん付けで呼ばれているわけではないのだけど、何故かオバマ君はオバマ君でした。
事務室のボードに、譲渡の日程が書いてあったのですが、そこにも「オバマ君10時」って
書いてありました。
他の子は○○君とか○○ちゃんとは書いてなかった。
それで私は思ったのです。おばまくんは「おばまくん」という名前なのだと(笑)。
そういうわけで、うちのコになったにもかかわらず、これからも「おばまくん」と書きますので
よろしくお願いします。
あるいはやっぱり、おばまん
今日はおばまんの詳しいプロフィール紹介でした~。
6月末にボランティアに行ったダンナが撮ってきた写真。
リードに慣らしたいという要望に応えてハーネスを着せてくれていました。
これが偶然にもまいすとおソロ!サイズは違うけど(笑)
いつかこれでお散歩できるといいねえ。
シェルターでは自分の部屋から出ても、こんなふうにおとなしくなでられています。
1年9か月シェルターで暮らしていたんだもんね。
うにまいす家でこんなふうになるには、まだ時間がかかるよね。
一番仲良しのスタッフのお姉さんなら、こうやって持ち上げることもできるのです。
何と!おばまくん白いパンツはいてるいやドラえもんのポケットか?
たまにはこのふたりも登場させないとね。
おばまくんとお揃いハーネスのまいすとクールシャツ着用のう~に~。
2009年、蓼科のインドレストランで休憩中。
そういうことだったのですね!
ということは、おばまくんくん、いや、おばまくんさま
やっぱり、おばま~ん
お久しぶりのまいすちゃん、やけにスレンダーですねぇ。
ハーネスのサイズ、たしかに違いますね!
シェルターの皆さんの涙、さびしいけれど、その何倍もうれしい涙ですね。うちの先代ぶうこは、動物管理センターの檻の前で、譲渡手続きをして連れ帰りましたが、出てくるとき、職員さんに挨拶していました。その様子を見て、わたしも愛される飼い主になろう、と思いました。
うにまいすさんが、おばまくんの白パンツを見る日を、楽しみにしてます。あんまり早いと、物足りないですよね~
うちのシロちゃが「ちゃ」まで名前ってことと同じで
こういう施設でお世話をして下さってる方にはいつも感謝の気持ちでいっぱいです。
かわいがってるのに、お別れのときがいつか来る。
それはその子にとって喜ばしいことなのだけど、自分の気持ちとしては寂しいって。
なかなか辛いことですよねえ。ワタシならしばらくかなーり凹むと思います
ある漫画家さんがペットショップから(本当は猫は「買う」ものとは思ってなかったけど、あまりに不細工で大人になってて売れ残ってるので気になって)買っちゃったエピソードで、そのペットショップのおねえさんがその猫ちゃんをそっと抱っこして、小さい声でその子に「行くんだよ」って言ってるのを見てうっかり泣きそうになった。て話を思い出しました。
「うちの子」って、うちだけの子じゃないんですねえ。
たくさんの人がきっと陰ながら心配してくれて、見守ってくれてるんですよねえ。
そんなことに改めて気づかされました。
相変わらず毎日むっつりしていますが(笑)
その姿も愛嬌があって可愛いヤツです。
まいす、太っていると思っていたのだけど・・・
おばまんを見てると、まいすが小さく見えます
おばまくん、でかい身体にあの目つきのせいか?
里親の申し込みがなかったそうですよ。
だから卒業が決まったときは皆さん嬉しかったと思います。
2年近くもお世話してきて、お別れの時は感慨深いですよね。
私もスタッフの方のように気を許してもらえる飼い主になりたいです。
私が抱っこして白パンツを見る日は、まだ先のことになりそうです。
そのときは嬉しくて泣くかも知れません
おばまくんは「おばまくん君」になっちゃうけど
結局おばまんと呼ばれています。
シェルターのスタッフの方たち、本当にすごいです。
頭が下がります。
保護当時、たぶん手のつけられない犬ねこがたくさんいたはず。
おばまんだって最初はシャーシャーすごかったそうです。
毎日お世話し続けて、抱っこしたり手からオヤツをあげられるようになって・・・
私だったら、そこまで自分に慣れてくれたら、外に出したくなくなるかも知れません。
おばまくんだって、きっとシェルターで仲良しのお姉さんと暮らしていたかったはずです。
だけどその子のためを思ったら、やはり卒業していくことが一番だし・・・
スタッフの方々、いろんな思いを抱きながらおばまくんを私たちに託してくれたのでしょう。
その思いを大切にして、おばまんと向き合っていきたいと思っています。
慣れた人には、おとなしくしているんですね。
スタッフの方の愛情が通じいるんですね。
きっと、白パンツ。?ドラえもんポケット?
を、うにまいすさんが、見る日も近いと思います。(*^^*)
外に開いたあんよも可愛いですね(*^^*)
黄色もよく似合いますね。
まいすちゃんが、ほんとうほっそりしているので、
びっくりです。^^;
う~に~ちゃんの事も忘れていませんよ(*^^*)
おばまくんは、う~に~ちゃんとまいすちゃんが、
連れてきてくれたんですね。
この子なら、良いって(*^^*)
陸君事の事、みなさんと一緒にいつも応援させ
くださいね(^^)
オヤツで誘導して歩かせたりすることができるそうです。
まだ私には近づくだけで警戒していて、
そんな関係になれるのは当分先のことだと思いますが、
気長にやっていきます。
立ってる姿の足、なんかヘンですよね(笑)
見てるだけで愛嬌のある子です。
まいすもおばまくんに比べると細いですね~。
りくままさんもみんなのエールをもらって心強いと思います。
応援よろしくお願いします。