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犬猫ネタがないので、主に見た映画と食べたものを記録するだけのブログ

おばまくんのこと

2014-07-13 14:19:21 | ばまちゃん

家に来てからの写真を載せたいけど、ずっと引きこもっているので写真を撮ることができません。
なので今日はダンナが5月にボランティアに行って撮ってきた写真です。


おばまくんのケージに貼ってあるプロフィール。

おばまくんは、東日本大震災被災動物として、環境省の一斉捕獲によって保護されました。
保護年月日は平成24年9月22日。冨岡町の夜ノ森駅で保護。
震災後1年半も、人のいなくなった地区で半野生化して生きていたのでしょうか。
保護当時はかなり警戒して、シャーシャー威嚇していたそうです(今もシャーって言います)。
震災前から人に餌をもらっていた野良猫だったのかなという気がします。
たぶん触られたり抱っこされたことはなく、人とはつかず離れずの距離で生きてきたのでは・・・

震災が起きなければ、ずっとそのまま野外で、人を警戒しながら人に頼って一生を終えたのでしょう。
そういう野良猫を引き取って、室内で私たちの気配にビクビクしながら暮らさせるのは、
はたしておばまくんにとって幸せなのか?とも考えました。
だけど保護された以上もう元の生活には戻れません。
既にシェルター生活も1年9か月を超えています。
それなら少しでも早く、安全が保障され、平穏な生活を送れる家庭というものを知って、
そこを安住の地と認識して穏やかに暮らしてほしい。
時間はかかると思うけれど、おばまくんにとってこの家がそうと思えるよう、
長い目で見守っていきたいと思っています。


おばまくんは上から見ると背中がまいすにクリソツなのです。


この写真なんかさー、まいすと間違えそう。


でもこうして見ると全然違います。白い手足とお腹が可愛い!
丸くて太い手足がどらえもんみたい(笑)
あまり敏捷ではなく、いつもこうして転がっているそうです。


おばまくんは逆さまつ毛があって、そのせいで涙が多く目がしょぼしょぼしています。
この写真ではわりと目がパッチリ開いていますが、目を伏せ気味のことが多いです。
まいすは眼球萎縮で奥目だったので、私は目がパッチリした普通の猫より、こういう子に親しみが(笑)

逆さまつ毛は、いずれ手術など治療も検討したいところだけど、
当分病院に連れて行くこともできそうにありません。
まずは今の環境に慣れてもらわないと。
ストレスのかかることは極力避けたいと思っています。

昨夜、消灯した後におばまくんはクローゼットを出て、部屋を探検していました。
そしてトイレを小、大とも済ませました。
これには心底ほっとしたのですが、その後ごはんも食べるかと思っていたら食べませんでした。

夜中は何度かクローゼットを出たり入ったりしていたので、期待したのだけど・・・
結局、夜中にかまくらベッドの上に乗ったまま、それからずーっとそこにいます。

おばまくんはとても食いしん坊で何でも食べると聞いていたから、
食べないことはあまり想定していませんでした。
昼間は食べなくても、夜中には食べると思っていました。
きっとお腹空いているだろうに、空腹より恐怖や緊張感が勝っているのかと思うと、
ちょっと悲しくなります。
自分から出てくるまで、今はそっと知らぬふりをしているしかないのだろうけど、
飲まず食わずで体調を崩さないか、それがとても心配です。
あとどれくらいこのままだったら、危ないと判断すべきなのでしょうか?

病院で点滴したり強制給餌するのはかなりのストレスを与えてしまうし、
私たちとの関係も悪くなるので、できれば避けたい。
どうか今日は食べて、お水も飲んでくれますように

コメント (10)
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