母方の祖父母の家に井戸があった。
その井戸の脇に柿の木が1本植わっていた。
秋が過ぎて葉を落とした柿の木に
からすうりがぶら下がる。
その光景が美しく
なぜか今よみがえる。
色のない世界に
輝いていた存在
光と影
人は光の方向に進むほうが怖いと感じると聞いた。
陰には自然と進めるらしい。
梅本亜祐子
その井戸の脇に柿の木が1本植わっていた。
秋が過ぎて葉を落とした柿の木に
からすうりがぶら下がる。
その光景が美しく
なぜか今よみがえる。
色のない世界に
輝いていた存在
光と影
人は光の方向に進むほうが怖いと感じると聞いた。
陰には自然と進めるらしい。
梅本亜祐子