昨日、竜門の滝にいってきた。
その山の入り口から吹いてくる風は
今までと違う清らかな風がふいてきた。
急に寒さを感じるくらい透明感があった。
整備されている道だけど、
古くからたたずんでいる山の神様の祠や水神様祠がその時代
を物語ってくれている。
久米仙人が修行してきたといわれているその周辺は
ひっそりと何か神秘的。
そこに鮮やかに咲いている1輪のしゅうめい菊を目にした。
ちょうど、夕日に照らされるその姿は凛として
光輝いていた。
私はその八重の野生のしゅうめい菊を初めてみた。
八重に重なる花弁は細い小川を挟む対岸からその存在を表現していた。
風にたなびきやわらかく揺れていた。
美しい水を飲み清らかな風に吹かれ
繊細な光に包まれている
その、1輪が咲き誇って見えた。
この花にとってこれ以上の環境はないのであろう。
最高の美しさを表現できるこの花にとっての最高の場所。
だからここで咲く。
竜門の滝の清らかな水を口に含み、
美しく咲ける清らかさを感じる。
心も洗われた。
野生のしゅうめい菊。
美しさの理由をこっそりささやいてくれた。
梅本亜祐子
その山の入り口から吹いてくる風は
今までと違う清らかな風がふいてきた。
急に寒さを感じるくらい透明感があった。
整備されている道だけど、
古くからたたずんでいる山の神様の祠や水神様祠がその時代
を物語ってくれている。
久米仙人が修行してきたといわれているその周辺は
ひっそりと何か神秘的。
そこに鮮やかに咲いている1輪のしゅうめい菊を目にした。
ちょうど、夕日に照らされるその姿は凛として
光輝いていた。
私はその八重の野生のしゅうめい菊を初めてみた。
八重に重なる花弁は細い小川を挟む対岸からその存在を表現していた。
風にたなびきやわらかく揺れていた。
美しい水を飲み清らかな風に吹かれ
繊細な光に包まれている
その、1輪が咲き誇って見えた。
この花にとってこれ以上の環境はないのであろう。
最高の美しさを表現できるこの花にとっての最高の場所。
だからここで咲く。
竜門の滝の清らかな水を口に含み、
美しく咲ける清らかさを感じる。
心も洗われた。
野生のしゅうめい菊。
美しさの理由をこっそりささやいてくれた。
梅本亜祐子