南勢ユニオンのブログ

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新「求職者支援制度」をハローワークに聞く

2011-07-29 16:00:00 | リポート
生活費(10~12万円/月)を受給しながら、職業訓練が受けられる「基金訓練」に替って、10月から実施される「求職者支援制度」について、29日、ハローワーク伊勢から聞き取りをしました。これまでの基金訓練とよく似ていますが、変更されたところもあります。
●給付金(生活費、交通費)の給付が受けられる場合
 ーー雇用保険が受けられない人でーーー
 ・常態として職についていないこと。(週20時間以内の勤務) 
 ・世帯収入が月25万円以下、金融資産が300万円未満
 ・現在住んでいる土地・建物以外に、土地・建物を所有していない
  こと。
 ・訓練にすべて出席すること(正当な理由がある場合、8割以上)
●給付額ー―生活費月10万円、交通費(実費相当)
●6年に1回しか、給付が受けられない。(基金訓練は、1年間以上
 期間があいていれば受けられた)
●訓練コースーーIT(パソコン)、医療福祉(介護ヘルパー)など。
 期間は3~6か月が多い。受講料は無料。教科書代は自己負担。

パソコン教室が開かれました

2011-07-27 00:28:00 | リポート
7月2回目のパソコン教室が26日開かれました。今回は演劇鑑賞会の例会と重なり、そちらに行った人もいて、教室の参加者は5人でした。さらに、インターネット回線が原因不明の不具合を起こし、1人だけメールができる状態でした。Yさんは娘さんから来ていたメールの返信にとりくみました。Sさんには、インターネットが使えないので、文字入力を勉強してもらいました。
8月の予定は、9日(火)、22日(月)の夜7時からです。パソコンを習ってスキルアップや趣味を豊かにしたい方はご参加ください。参加費は1回250円です。


乱暴、一方的な解雇に抗議

2011-07-25 17:06:00 | リポート
Aさん(女性)は、病院の清掃を請け負うB社で17年間、現場の責任者として働いてきました。しかし、これまで長年慣行でやってきた物品の出し入れの手順が規則と違うということで、会社は懲戒解雇を言い渡しました。困ったAさんは南勢ユニオンを訪ねて相談しました。話を聞くと、Aさんは責任者として、午前6時~午後5時まで、11時間勤務を余儀なくされ、休日も月に1~2日しかとっていません。4月などは、1日も休みがありませんでした。賃金は「最低賃金の保障」という低賃金です(700円台)。
こんなハードな勤務をまじめに働いてきたAさんを懲戒解雇にするとは、乱暴すぎます。南勢ユニオンはAさんとともにB社と団体交渉を持ち強く抗議し、撤回を求めるとともに、これまで取らせなかった有給休暇の2年間分の40日の行使を通告しました。会社は、解雇について検討すると言って帰りました。

伊勢総合病院(記事とは関係ありません)

解雇した社長を相手にユニオンと共に団体交渉

2011-07-24 12:30:00 | リポート
Aさん(23歳、男性)は、S建築会社で働いてきましたが、職場のトラブルで無断欠勤した翌日の5月14日には出勤しました。社長から欠勤の叱責をうけ、尻をけられ「顔も見たくない。二度と会社に出てくるな」と言われた以降出勤していませんでした。
これに至るまでには経過がありました。本年2月、社長のパワハラに労働意欲をなくしたAさんは、退社を申し出たところ、社長は「勝手な仕事の放棄は許さない。タダ働きでもアルバイトとして仕事には出てこい」とアルバイト扱いで、Aさん働かせてきたのです。
Aさんは、南勢ユニオンに相談し、社長を相手に団体交渉を行い、未払い賃金や解雇予告手当(1か月分)の支払いなどを要求しました。社長は、「パワハラと言われてショックだった。何がパワハラなのかわからない」と言いました。さしあたり、未払い賃金を支払わせ、交渉を続けることにしました。

建築現場(記事とは関係ありません)