「南勢ユニオン便り №５４」3月号をアップしました

《１面》
　●１３春闘へ集いを開催
　●大幅黒字なのに値上げ－－伊勢市の国保料
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《２面》
　●払いすぎた税金を取り戻しました
　●ワンコインで大きな安心
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払い過ぎの税金を取り戻しました

南勢ユニオンは3月10日、税金相談を行いました。この日は、2人の組合員が相談に訪れ確定申告をしました。
Ａさん（19歳、女性）は、昨年高校を卒業し派遣会社で働きましたが、半年で雇い止めになり、現在失業中です。半年分しか賃金収入がなかったのですが、その間に6000円余の所得税を源泉徴収されていたので、確定申告をすると税金が全額還付されることになりました。
Ｂさん（54歳、男性）は、昨年9月で働いていた工場を解雇され、その後失業しています。Ｂさんも源泉徴収されていた税金全額が還付されることになりました。


南勢ユニオンの税金相談（3月10日）

伊勢市の国保は黒字なのに値上げやめよ

南勢ユニオンも加入している南勢労連は3月8日、鈴木伊勢市長に国保料値上げに反対し引き下げを求める申し入れを行いました。申し入れには阪口議長以下8人が参加しました。
3月伊勢市議会に上程された国保特別会計予算は国保料を値上げする予算になっています。伊勢市の国保料は県下14市中2番目に高い料金ですが、これをさらに値上げするというのです。
ところが、伊勢市の国保会計は大幅な黒字となっています。平成23年度決算では、収支差引残と基金を合わせて21億円近い大幅黒字です。
今回の申し入れの際には、国保会計は大幅黒字であるにもかかわらず、なぜ値上げするのかの説明を求めましたが、応対した山本健康福祉部長から市民が納得できる回答は得られませんでした。

●伊勢市長への申入れ書
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山本健康福祉部長に市長宛の申入れ書を手渡す阪口南勢労連議長（写真左）

「13春闘 講演と交流の集い」を開催

3月２日、伊勢市労働福祉会館で南勢労連主催の「13国民春闘　講演と交流の集い」が開かれました。初めに全労連（全国労働組合総連合）の中山益則共闘局長が「格差と貧困をなくすたたかい」と題して、13春闘をめぐる情勢と運動の方向について講演しました。
中山氏は安倍政権の「緊急経済対策」が労働者と国民との間で矛盾を引き起こしつつあることを解明し、賃金引き上げのチャンスを逃さない春闘にしようと呼びかけ、南勢労連の運動についても助言して激励しました。
その後、参加した労組や組合員から職場の実情や最賃引き上げ、公務員の賃下げに反対する運動、伊勢市の国保料引き下げの運動などについて発言がつづき交流しました。


　13国民春闘　講演と交流の集い（3月２日　伊勢市労働福祉会館