南勢ユニオンのブログ

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労働者のパブ「カラオケ・うたごえ広場」

2012-01-28 23:27:00 | リポート
毎月最終土曜日の夜は、伊勢市のよろず会館で南勢労連主催の「カラオケ・うたごえ広場」で交流が行われます。イギリスではパブで労働組合が誕生したそうですが、カラオケ・うたごえ広場も歌うだけでなく、しゃべりたい人も来ます。Sさんは、鉄工所に勤めていますが、賃金は最低賃金すれすれの730円、健康保険や厚生年金もありません。国民健康保険料や住民税のの催促が市役所から相次ぎ、困っています。Sさんの話を聞くと労働者の暮らしが追い詰められているのがよくわかります。他にも、国保料の滞納で差し押さえ通告を受けている話も出て、支払いに困っている人が少なくないと思いました。

1月28日の「カラオケ・うたごえ広場」

やすらぎプール存続を求める署名を提出

2012-01-21 11:13:00 | リポート
南勢ユニオンも参加する「やすらぎ公園プールの存続を求める会」は1月19日、鈴木伊勢市長に面会し、1564人分のプール存続を要望する署名を提出しました。要請行動に参加した15人からは、酷暑の中で子どもたちのために、また、健康保持、医療費削減のためにもプールが必要であることなどが切々と市長に訴えられました。市長は「プール廃止に理解をお願いしたい」との答弁に終始したので、存続する会は、プール問題について市民の声を聞く会を開くよう強く要求しました。

伊勢市長にやすらぎ公園プール存続を訴える市民(1月19日、伊勢市役所)

サービス残業代48万円を払わせました

2012-01-15 20:24:00 | リポート
会計事務所勤務のAさん(女性)は、取引先の売上金20万円が不明になったからと言って、自分の責任でもないのに1/3を負担させられました。一方的なやり方に納得できないので、退社を決意するとともに年次有給休暇の買い取りを要求して支払わせました。同時に、労働基準監督署に会社がサービス残業の不払い賃金を支払うように申告しました。労基署の調査の結果、サービス残業代として48万円の不払い賃金があることが判明し、支払わせることができました。


相次ぐ派遣切り

2012-01-01 20:33:00 | リポート
明和町内の製造工場に労働者を派遣していたA社は、Bさん(女性・30歳代)を雇い止めにしました。Bさんは、1年5カ月間A社に雇用されていましたが、この間は1~2カ月の細切れ雇用の繰り返しでした。A社は派遣先の仕事がなくなったからBさんを雇い止めにししたと言っていますが、完全な使い捨てです。Bさんは南勢ユニオン組合員の紹介でユニオンに相談し、B社と交渉、解決金を支払わせました。
労働者を使い捨てにする派遣法を抜本的に改正すべきです。しかし、民主、自民、公明の各党は、派遣法案をさらに骨抜きにしようと合意しています。全労連(全国労働組合総連合)は、派遣法のさらなる骨抜きは許さないとたたかっています。

派遣労働者の解雇撤回を要求する神奈川県の労働組合のデモ