みえ労連第２３回大会が開かれました

みえ労連（三重県労働組合総連合）の第２３回定期大会が８月２８日、津市内で開催されました。みえ労連は、この１年で組合員が５８４人増え、組織人員５１７３人に前進して大会を迎えました。この間の運動をまとめ、向こう１年間の活動方針を決めました。労働者の雇用確保、賃金引き上げの他、地域防災計画の早期見直し、原発からの撤退、自然・循環型エネルギー導入などを求めていくとしています。
南勢ユニオンの代議員は、「最低賃金を１０００円以上に」の運動、全労連共済の加入促進を強化するとりくみについて発言しました。

みえ労連第２３回大会（津市・久居総合福祉会館にて）

ブラックリストに載っている？いない？

Ａさんは仲人をしてくれた人から借金の連帯保証人を頼まれ、やむなく保証人になりました。やがて、仲人は倒産、行方不明に。５５０万円の債務の支払いを迫られたＡさんは弁護士の勧めで自己破産をしました。それから８年、最近自動車ローンを申し込みましたが断られました。自己破産して７年が経過すればブラックリストから外れるという話もあります。南勢ユニオンの顧問司法書士に相談したところ、自分の信用情報がどうなっているかを確認するために、信用情報機関にＡさんの信用情報がどうなっているか、開示を申請することを勧められ申し込むことにしました。

「南勢ユニオン便り」№３８―２面をアップしました

●介護用品レンタル料負担がゼロに！
●求職者支援制度
●安くて安心――全労連の自動車共済

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uniontayori382men.docx

８月２回目のパソコン教室が開かれました

２２日、８月２回目のパソコン教室が開かれました。今回も初心者が参加しました。Ｕさんは、パソコンに触るのが初めてだそうです。娘さんが「立ち上がりが遅い」と言ってパソコンを買い換えて残ったパソコンを持参しましたが、やっぱり立ち上げりが遅く、教室に備え付けのパソコンで文字入力にとりくみました。この教室には、失業手当を受けながら、職業訓練でパソコンスクールで学べるよう申し込んだ人もいます。
９月のパソコン教室の予定は、９月１２日（月）、２６日（月）の夜７時からです。参加費は１回２５０円です。

生活できない低額最低賃金に異議申し立て

　三重労働局は８月５日、三重県の最低賃金を３円アップして時給７１７円とすると公示しました（１０月より実施）。一昨年春、政府、労働側、使用者側の三者が「早期に８００円、経済成長を前提に１０００円をめざす」と合意していたにもかかわらず、このような低額アップにとどまったことは認められないと、南勢ユニオンは三重労働局長に異議を申立てました。
　最低賃金法では、「労働者の生計費を考慮するにあたっては……生活保護にかかわる施策との整合性に配慮する」と謳われています。しかし、労働者の生計費の計算に当たって厚労省は、勤労経費を全く考慮せず、また、三重県では不可欠な自動車通勤費用も考慮していません。また、家賃も低く設定しています。労働者の生活実態に即して計算すれば、三重県では最賃の時給は、１３００円～１４００円、税込月収２１～２２万円が妥当と言われており、さしあたり、時給１０００円に引き上げるべきです。

三重労働局がある津第２地方合同庁舎（津市島崎町）