海、悠久な時の流れを感じて・・

釣りを始めてもう何十年になるだろう。こよなく海を愛するひとりの釣り好きな男のブログです。

豊後佐伯城  城山

2007年03月04日 10時27分52秒 | 花・風景・自然

佐伯大橋手前から見る城山

かつて豊後佐伯城があった。。築城者: 毛利高政
地元高校生のデート場所である。。というより、他に行くところもないのであるが。
小学校の頃から、よく登った。。
頂上にある城跡で、かくれんぼやら追いかけっこをしていた。
高校は、この山の麓にある○○高校。
山姿深くに 似たりとせ~♪
おうなゆかしき鶴谷城~♪その城東の学び舎に~♪
自治と信愛、剛健の~♪こんな校歌だった。。(違っていたらすみません)
残念ながら、高校生の時に来ることはなかった。。高2で転校したのである。

県南に釣りに行くたび、
この風景を見ては、野山を駆け回っていた頃をなつかしく思い出す。
中学生の頃、土曜日になるとノベ竿を持って葛港赤灯台へ向かった。。
自転車で行くには、白灯台は遠かった。。
赤灯台の手前には大きな沈みがあり、その周辺はホゴの棲みかであった。
餌を買うお金がなかったので、すぐ近くの魚市場で魚を拾い
ナイフで切り身にして使っていた。。。よく釣れた。
魚市場では、イダという中学生なりに【デカイ】魚が、同じ餌で釣れた。
ゼンゴの季節は、ジャンボのアミを針につけ、釣っていた。。
夜には、ガザミが突堤の壁についているので、
弟とオヤジのタモを持って取りに行ったこともある。。

お小遣いをもらったときには大金300円をはたいてゴカイを買い、
大事にポケットに入れ、釣り場に向かった。。
このゴカイを餌にしたときには、少しリッチな?気分での釣りだったように思う。
赤灯台中間地点で、ゴカイの餌に25㎝~30cmのクロが喰ってきた。。
ノベ竿はひん曲がり、四苦八苦しながら釣り上げていた。。
デカイクロが釣れた時には、急いで帰っては母親に自慢していた。。
横島で釣ってくるオヤジのクロには、到底かなわないのだが、
自分なりに興奮していたことを思い出す。。

その釣り場も、今は埋め立てられ無くなっている。。
次第に、すべてが思い出となっていくのだろうか。。
発展と引き換えに、失ってきたものも多いなぁ。。と、
釣りの帰り、城山の風景を見てはふと考えます。。
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