美智子上皇后といえば、あの帽子でしょうか。
ネット上では、失礼にも美智子上皇后を「皿婆」と呼ぶ者までいる。
しかし、あれは帽子というより、正確にはファシネーター (fascinator) というべきものでしょうね。
ファシネーター (fascinator) とは女性用の軽く装飾性の高い頭部の装身具で、カチューシャ (アリスバンド) やヘアクリップ、櫛の上に羽根や花、ビーズ、リボン、レースなどをあしらったものである。クラウンと呼ばれる本体部分とつばとからなる伝統的な帽子とは構造が異なるが、結婚式などのフォーマルな場で帽子の代わりに用いることができ、婦人用帽子と髪飾りとを合わせたような性格を持っている。ファシネーターは帽子の着用が必要とされるようなフォーマルな場で婦人用帽子の代替として使用される。ファシネーターは結婚式だけではなく葬儀でも使用される。ファシネーターは伝統的な帽子と比べ着用方法の自由度が高く、さまざまなアレンジができる。着ける場所の選択肢も広く特別な決まりはないが、通常は頭の横か前に着用する。高さは眉毛のすぐ上の位置、レースがついている場合はレースが少し目の下になる程度が最も見栄えが良いと言われる。(wikiより抜粋)
英国の王室の方々も様々なファシネーターをお召しで、ネットに写真も多くありますが、その中の2,3を。

皿っぽいです。言わずとしれたキャサリン妃です。

皿もございますのよ。

皿ですわ。

ファシネーターといえば必ず例に出る方です。ベアトリクス・オブ・ヨーク
エリザベス女王の孫。
美智子上皇后



イギリス王室のかたがお召しになるファシネーターに比べて、おとなしめのデザインですね。
「ファシネーターは眉にかかるくらいに付けるのが美しいとされてますのよ。
どなた?ペッシテンギなどとおっしゃるかたは?」
ネットには皇室の方々の御名前をわざわざオカシナ変換をして論議するかたがいる。
批判するにしても、何故御名前くらい汚い変換をしないままで論議しようとしないのか、と私は思う。
「さらBB」と命名されたことに衝撃受けられた記事を読んだ時「美智子さま、老いたなあ」と思いました。スズメ百まで踊り忘れず生涯「女優魂」を貫かれるだろうと、漠然とですが、予想していたのです。
その泣き言みたいな記事のあと、一気に老けられた気がしました。権謀術数から足を洗って、好好爺ならぬ好好婆になり、孫たちに愛情注いでほしいです。
美智子様のファシネーターは、色味が白っぽく、そこにカラフルなお飾りがまばらに乗ってるのがいけないのかと…。
なんというか、ヤマザキの白いお皿に果物感が否めないというか。
装飾的なお帽子ファシネーターや、ボンネットの類はおしゃれで好きです。