雨の中、道の駅

金剛山に行ってしまった。
あまりにもちやほやされている山なので今まで敬遠していたのだけれど、
やっぱり一回くらいは行ってみるかあと。
現地はあいにくの雨だったけれど、
黄色いお花畑（あとで調べたらヤマブキソウだった）に遭遇したりして、
まあわりと楽しめた。
帰りには、あ、今日は車で行っちゃったんだけど、フフンッ。
あれはやっぱり便利ですね。パッと行ってパッと帰ってこられちゃう感じ。
山ってこんなに短い時間で遊んで来られるものだったっけ？と。
結局、登山を開始する場所までの交通手段、移動時間の問題なのだな。
1日仕事、ん？仕事でもないか。普段1日かかる山歩きが半日ですんでしまうのだ。
文明、ん？これも違うか。とにかく車は偉いなあって思ったのである。

それでまあ大阪の唯一の村、千早赤阪村へ向かって山へ登って降りてきて、
帰りには道の駅によって帰ってきた。
今調べたのだけれど、道の駅は全国に970駅登録されているそうだ。
おお、そんなにもあるのか。
47都道府県で割るとだいたい1県につき20駅くらいある計算になるのだ。
多いのか少ないのかよくわからないけど、なかなかの数だな。
セブンイレブンが国内に13,250店だからそれと比べたらまだまだだな。
ん？比べるものでもないな。
まあとにかく道の駅と聞けばなんだか野菜や地元の特産が安くて美味しそうだ！
というイメージがポワポワ湧きあがってきませんか？ボクはそうです。

最初に「道の駅ちはやあかさか」に行ったのだけれど、
村立郷土資料館だとかくすのきホールだとか、
りっぱな建物はあるのだけど小さな売店しかなかったので車からは下りずに出てしまった。
本当は隠された何かがあったのかもしれないけれど、
雨だし可及的速やかな判断が必要だったのでしかたなく退散したのである。
次に「道の駅かなん」によってみた。
ここは植木や野菜なども品数豊富に取り揃え、売店もわりと大きくて朝には日曜市も開催されているみたい。
そこそこ楽しめたのだけれど、ソフトクリームにもう少し地元色が欲しかったなあ。
でも、ここも雨のせいでのんびりする気にもなれずそそくさと退散してしまった。
あとはどこに寄り道もせずに家に帰ってきたのだ。
ほんとはどこかショッピングモールにでも行って買い物する予定だったのだけれど、
着替えるのも面倒だったのでやめておいた。

ん？で実は車は借り物だったんだけれど、返しに行って自転車に30分乗って帰ってきて、
割引クーポン使ってピザと山盛りのポテト頼んで昼の残りのおにぎりを食べて、
美味しくてお腹いっぱいで幸せでしたってお話し。