昼、外に出てるときにトイレに行きたくなってね、小だけど。
でもなかなかタイミングよくトイレがなくて、しばらく我慢。
もうー限界、ってときにコンビニ発見
トイレを借りに入った。そのコンビニは男女兼用トイレが一つ。
ホッとしてトイレに入った瞬間、もの凄い悪臭に襲われた
トイレ内は今まで嗅いだことのない猛烈な臭さだ。思わず入れず瞬間的にドアを閉めてしまった。頭がクラッときた
誰だよ!何食ったらこんな臭いになるんだよ!どんな消化器系だよ!
どんな遺伝子だよ!ありえねーだろ!
顔知らぬ犯人に一通り心の中で暴言を吐き、意を決してトイレに入った。
トイレ我慢できなかったし。
なるべく息を止め、止むを得ない場合は少しずつ口で呼吸した。口から奴らが体内に直接入ってくることへの抵抗はもちろんあり、肺がやられる感はあったが、
鼻呼吸により奴らが脳を積極的に侵すことを考えれば致し方なかった。
それでも俺が受けたダメージは予想以上に大きく、
フラフラになりながらトイレから出てきて、この闘いの勝利を噛みしめていたとき、
制服を着た女子高生が俺と入れ違いにトイレに入っていった。
トイレのドアを開けた女子高生は、眉間にしわを寄せ俺を悲しそうな目で一瞥し、
息を止めトイレへと入っていった。
・・・お、俺だと思われたよ
俺じゃないんだ!俺も君と同じ被害者なんだ。
そんな俺の想いは、悪臭に包まれた彼女の耳に届くはずもなく、
きっと、「どんな消化器系してんだよあいつ!」とか
思われてんだろうな・・・