旅の占い師

秘境への旅の記録と占い師の日常

ラマダンのパキスタン

2006-10-30 23:39:00 | 占い

パキスタンの旅から、無事帰ってきました

ラマダン中の日から、ラマダン明けのお祭りのようすまで見られて、貴重な経験でした
私たちは、日昇から、日没まで断食できるだろうか!?モチロン、水分も取らない。 それを、この国の大人のほとんどの人が実行しているのだ

見ると聞くとは大違いで、とても、胸にガガーンとくる情景でした。
まあ、何といっても、たいていの人々は働いているわけである。飲まず食わずで!

夕方、5時40分くらいが日没で、合図の放送がある頃には、人々は(男性ですが)、店の前の、オープンカフェみたいなところに集まっている。

まず、干したナツメヤシをたべ、水を飲む。ここ、パキスタンはイスラム教の教えに忠実で、酒は無い。

ナン、果物(パキスタンは、暑い南地域から涼しい北部まで、南北に長い国だから果物は種類も豊富だ)、紅茶、さつま揚げみたいな揚げ物、などなど

我々の車のドライバーも断食中。5時を過ぎると車の運転が暴走気味で、ハラハラ
ドライバーの食事休憩を見物していた私たちも、そこに集った人々の食事のお相伴にあずかった
ナンだかこのときばかりは、衛生状態を考慮するより、友好を優先させたことでした

ラマダンが明けると、正月とクリスマスとお祭りが一遍に来たみたい
散髪をして、新しい服と靴を身につける。女性や子供は、ヘナで手に模様を書いてお洒落している

でも、一番印象深いことは、広場に大勢の(地域によるが村中の男性が千人ほども)人たちが集まって、膝まづいてアラーの神に祈っているようすだった。
この情景を、バスで通る村や町で見るにつけ、あまり宗教の力をみることの無い日本だと、つくづく思いました。

そんなわけで、とても見聞の広がった旅をしてきました

今日はこれまで。又       明日のシエラザード

今日は何位になったかな

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