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上原正稔日記

ドキュメンタリー作家の上原正稔(しょうねん)が綴る日記です。
この日記はドキュメンタリーでフィクションではありません。

沖縄をダメにした百人 21

2013-02-27 09:38:20 | 沖縄をダメにした百人

~1フィート運動騒動記~ 6

福地と石川の二人がひた隠しにしている600本の沖縄戦DVDには裏話がある。

大田昌秀知事の一の子分であった故宮城悦二郎県公文書館館長の命によって英語の達者な(実名を記さないのは彼が「沖縄をダメにした百人」とは関係ないからだ)はメリーランドに長期滞在し、アメリカ公文書館の沖縄関係資料を集めていたが、その資料の中の沖縄戦フィルムを調べ上げ、あるフィルム・リサーチ会社を通して全ての沖縄戦フィルムを県公文書館が購入する約束をした。

2007年と2010年にアメリカ公文書館を訪れた上原(ぼくのこと)はニュースをそのリサーチ会社で知り、もヤルねと思った。 ところが、沖縄県庁は予算がない、という理由で公文書館予算を凍結し、沖縄戦フィルムを含め、全ての資料の入手をストップし、それは今も続いている。 この件はと話したことはないが、Nがそのフィルム・リサーチ会社に対し、不義理をして、辛い想いをしたことは明らかだ。 その後、沖縄NHKが沖縄戦フィルムの収集の件でに問い合わせしたところ、NHKは何の苦もなく全ての情報を手に入れ、直ちに600本のDVDも手に入れることができたのである。

 その協力に対して、NHKは県公文書館に全てのDVDを贈与し、ついでに長年フィルム入手もせず、反戦平和のかけ声ばかり出して声も枯れかけている1フィート運動事務局にも情をかけて贈与した、という経緯がある。

 その600本のDVD石川元平沖縄県学校用品株式会社の手に渡っていることは明らかだ。 ゴミ屑と化し、使い物にならない全ての35ミリフィルムは県公文書館に”贈呈”するという話は出ても、肝心のDVDの話が表に出たことはないことが、その証拠だ。 臭い物にフタではなく、ウマい物にフタをしているのだ。

 話を解散記者会見の場に戻そう。

 福地曠昭は目線を三十度から今では四十五度に落とし、唇をへの字に曲げ、ブルブル震わせている。 右奥の方で目の色を変え、身体半分前に乗り出して、言葉が出る前に口をパクパクさせている、頭には雑巾を巻いた男が抗議した。 「上原さん、あなたがこの運動を創ったことは認めるが、ここは僕らの記者会見の場所ですよ。後であなたの会見の場所を設定したらどうですか」

 記者会見で嘘を並べることが、そんなに大事なことなのか。 ぼくはこの雑巾を頭にした男に言った。 「お前は真っ昼間から、マヨナカ・シンヤと言って世の中を暗くしている奴だな。 お前は糸満出身の共産党員だな。 糸満のウミンチュは嘘を言わないものだ。 海の魚は嘘は言わないが、お前は嘘ばっかし歌っている。」 1フィート運動を利用して、下手な反戦平和の歌をガチャガチャ演奏して人生のウサ晴らしをしている。 事務局長のまよなかしんやは口を開けたまま、沈んだ。

 この男はつい、2,3年前にも図書館でバッタリ出会った時にも、「ぼくが乗っ取られた1フィート運動を利用して歌を歌って見苦しいぞ」と叱ったが、ちっとも反省しない。

 そう、大田昌秀にしろ、福地曠昭にしろ、石川元平にしろ、新崎盛暉にしろ、沖縄のエセ文化人の一つの共通項が「反省しない」ということだ。

 

上原正稔に叱られている、まよなかしんや

 

 

上原正稔が記者会見の場を去った後、生き返り説明をする"反省しない"まよなかしんや


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