カンパのお願い
5月30日に結審があります。
徳永弁護士も手弁当で支援して下さっていますが、
打ち合わせ等をするにも交通費等の出費を無視できません。
カンパは支援している三善会にお願いします。
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ゆうちょ銀行からの振込の場合
【金融機関】 ゆうちょ銀行
【口座番号】 記号:17010 口座番号:10347971
【名 義】 サンゼンカイ
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ゆうちょ銀行以外の金融機関からの振込の場合
【金融機関】 ゆうちょ銀行
【店 名】 七〇八(読み:ナナゼロハチ)
【店 番】 708
【口座番号】 普通:1034797
【名 義】 サンゼンカイ
無益な人間に対する沖縄人の拒絶反応は、西洋人の目から見れば無慈悲に映る。もちろん、この拒絶反応は家族、親族に向けられるものではない。家族以外の者に対して献血をする沖縄人はほとんどいない。宜野座キャンプで輸血を必要とする幼児のために献血を募ったが、志願する者がまったくいなかったので、医療兵が献血した。私には説明できないが、不思議なことに、日本軍陣地に派遣されていた朝鮮人の“慰安婦”たちは病人と負傷者に対して沖縄人とまったく違った態度を示したのだ。彼女らは病人に対して思いやりのある優しい態度で献身的に奉仕してくれたのである。
沖縄人の“拒絶反応”を称賛するつもりはないが、私は沖縄人は西洋人よりも現実的だと指摘しておこう。沖縄人は有益なものを高く評価し、実用価値を失ったものを捨て、あざける。病弱者や生活依存者から何らかの利益を得るのを嫌う。西洋人は公然と非難されるのを恐れてこのような無慈悲なことはしない。どうやら、沖縄では公然と非難されるのを恐れるという社会通念はないらしい。
田井等キャンプの老人ホームでは大雨の中、死にかかっている老人が元気な老人たちによって素っ裸のまま溝に投げ捨てられた。精神病者に対する態度も似たようなものだ。精神病の娘が若者たちに小便をかけられ、つばを吐かれ、石を投げられ顔面血だらけになっていた。それをそそのかしたのが年上の者だった。精神病者や病人や不具者に対する沖縄人の振る舞いは、私の目には、沖縄人の神経質な面が表に出てきたものではない、と映る。どうやら、沖縄人は自分の知らない者に対して上っ面の慈善行為をして罪を感じる必要がないらしい。心にもない親切を施して自分は思いやりのある慈善家だと証明する必要がないのだ。自分が老衰して他人の同情やあわれみを買うことを良しとしていないのかもしれない。
第二章 日本人の影響と日本人
日本と同じく、琉球の原住民はアイヌである。アイヌはコーカサス白人種で背が低く、がっしりした体格で、毛深い。そこにモンゴル・アジア人がどっと流入し、アイヌの血を薄めた。最大の人種混血が起きたのが日本本土だ。モンゴル人は毛深い人種ではない。中国人はほとんど無毛だ。日本人は中国人と沖縄人の中間に位置する。多くの沖縄人はとても毛深く、しばしば濃い毛を自慢する。沖縄人は小柄で、筋骨たくましい。中には青い目や栗色の眼や灰色の眼の者もいる。
沖縄人は独自の文化をはぐくみ、その文化には日本と同じく中国の要素がある。沖縄人は神道をかたくなに拒んできた。人口のわずか5%ほどが神道主義者だ。国家神道を押し付けられ表面上受け入れたが、ひそかに自らの“信仰”を守ってきた。これは特に埋葬の場合に当てはまる。沖縄の埋葬の儀式は日本と大きく異なる。沖縄では死者は木箱に背を伸ばして座った姿勢で埋められる。僧侶が式をつかさどる。僧は死者に新しい名前を与え、刻名板の表(赤く塗られた部分)に記し、裏(黒く塗られた部分)には彼のこの世の名(本名)を記す。これは“神をだます”ためだ。古い名前の者が犯した罪を新しい名前の者は償う必要がない、というわけだ。
─つづく