江利チエミファンのひとりごと

江利チエミという素晴らしい歌手がいた...ということ。
ただただそれを伝えたい...という趣旨のページです。

◆ 新宿区歌舞伎町一丁目19番1

2008年09月05日 | 江利チエミ(続編)
新宿コマ劇場 閉館のお知らせ (新宿コマHPより引用)

>昭和31年12月の開場以来、皆様に格別のご愛顧をいただいております「新宿コマ劇場」ですが、弊社と東宝株式会社との間で新宿区歌舞伎町一丁目19番1の再開発事業に協同して取り組む事に合意いたしました事により、平成20年12月末日をもちまして閉館することになりました。
 永年のご愛顧に改めまして感謝いたしますとともに、ここにご報告させていただきます。

 9月の『北島三郎特別公演』をもちまして、「新宿コマ劇場」に於きます株式会社コマ・スタジアムの自主制作・自主興行は幕を降ろす事になります。
 以降は12月末日まで共催公演の制作販売、貸館等での営業を続けてまいります。

 平成21年以降の演劇興行に関しましては、再開発の実施に伴い、従来の規模に至らないものの、他劇場を利用し、東宝株式会社との連携やプロダクション等との協力体制を構築しながら公演の制作販売は続けてまいります。

 本年末までの「新宿コマ劇場」への変らぬご愛顧賜りますよう宜しくお願いいたします。
株式会社 コマ・スタジアム
代表取締役社長 乗岡 永記

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幼少期から江利チエミさん、美空ひばりさん...といった歌手が好きだった私はある程度の年齢になってから、新宿コマ劇場に「ひとりで観劇」に行っていました。
しかし、当時「初心」だった少年には歌舞伎町は「デンジャラス」なイメージで、とりわけ昼の部のチケットが取れず、夜の部を見に行く時は「ほんとうにビビってわき目も振らずに歌舞伎町を小走りに一目散に劇場/駅に向かっていったことが、今となっては懐かしい思い出です。

歌舞伎町... このネーミングのルーツのお話を掲載します。

終戦後、焼け野原だったこの地に「鈴木喜兵衛さん」という方がおられたそうです。
この地区の町会長だった彼は、敗戦国ニッポンから立ち直るために「芸能広場」を中心に据えた文化都市構想をもっていた...
そうして「歌舞伎劇場」の建設を計画します。
 その構想から「歌舞伎町」と命名されたのです。
しかし、歌舞伎劇場の建設は実現しなかった... 銀座にはなれなかったのです。
が... 今や都庁は有楽町から新宿へ...
 新宿は大きな発展と変化を遂げました。
そして、歌舞伎座のかわりに街に「大衆娯楽の殿堂/新宿コマ劇場」が昭和31年にできたのです。
 しかし、開場からしばらくの間、コマはなかなか大入りにならなかったそうです。
その新宿コマを初めて満杯にした座長公演が、昭和37年「江利チエミ/スター誕生」だったのです。

1962年
11月
公演期間: 11月1日~28日
コマ・ミュージカル
「スター誕生」 作・演出=菊田一夫

江利 チエミ
高島 忠夫
清川 虹子
森川 信
上月 左知子
中野ブラザーズ


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