江利チエミファンのひとりごと

江利チエミという素晴らしい歌手がいた...ということ。
ただただそれを伝えたい...という趣旨のページです。

◆ 夜ふかし気分 B面 悪いくせだね

2022年02月25日 | 江利チエミ(続編)

悪いくせだね

昭和53年/1978年の作品です。
前年はドラマ「赤帽かあちゃん」でのハードなロケなどがたたり肝臓を悪くされ入院したり・・・ この53年はドラマシリーズ「桃太郎侍」「悪女について」にゲスト出演したり、ホームグラウンドの東宝系の舞台「サザエさん」も演じながら松竹系の京都南座での音楽劇「二十四の瞳」への主演...と新しい江利チエミを始動しはじめたときだったように思います。

この楽曲 そっけなくて歌いすぎていなくて...新しい江利チエミカラーが出た「いい曲」と思います。

東宝--->松竹系の舞台へ...
ここにはチエミさんの借金問題がかたがついた時期...ということが推測できます。
チエミさんは早期に返済するために小回りが利く個人事務所「エリプロモーション」をキングレコードと新宿コマスタジアムから借金をして立ち上げています。

チエミ喜劇の立ち上げ=ファミリー集客も見込める=団体客にも受ける=幅が広い=2・8月(にっぱち)といった集客の難しいときでも行ける... コマ側の意図も見え隠れします。
借金をしている以上、チエミさんはこの意向をうけたのでは??
それと、昭和48年からの「春香伝」の公演で当時は確かにまだ在日朝鮮人差別が強かったときですから、在日の観客動員はすごかった=反感をかってしまった部分もあった・・・と思います。(私も子供ながらにそれを体感しました。今のように韓国ブームが来るなんて思いもよらない時代だったのです。)
実際、関東よりもその差別感情の大きな大阪/梅田コマでは昭和49年「春香伝」公演ののち昭和51年「スター誕生」まで間隔があいてしまいましたし。
こういったイメージを払拭するためにもあのとき「サザエさん」を再演したのではないか???・・・とわたしは邪推しています。

体調も崩したあとだった・・・
 借金問題にもメドがついた・・・
   新しい自分の再スタートを模索していた・・・
それがこのころだったのではないでしょうか??
江利チエミ / 夜ふかし気分(7インチ) - オールジャンル・オール ...



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