江利チエミファンのひとりごと

江利チエミという素晴らしい歌手がいた...ということ。
ただただそれを伝えたい...という趣旨のページです。

◆ (2) 本邦初演・ブロードウェーミュージカルの主演は江利チエミ マイフェアレディ

2007年04月28日 | 江利チエミ(続編)

昭38年に東京宝塚劇場で江利チエミ主演で始まった「マイフェアレディ」が4/28名古屋中日劇場での昼公演で通算900回を迎えたとのこと・・・
(そして、今日は市村正親さんの叙勲のニュースも流れました。)

はじめの一歩から44年・・・金字塔を打ち立てたことは喜ばしい限り!
しかし、このミュージカルへの挑戦がチエミさんにとっては喉の故障の大きな引き金ともなり、また最初「思い切りパッシング」をうけたにもかかわらず「絶賛」を受けたイライザを演じられなくなってしまったことを考えるとなんともいえません。

後年、かなりコンディションを取り戻したチエミさんはきっともういちど「イライザを舞台で演じてみたい!」と思っていたに違いない!・・・と、私は勝手に思っています。
 そのころのチエミさんのことは ここ をご参照ください。

※このブログでの過去のマイ・フェア・レディ関連の記事は ここ もクリックしてみてください。

乱暴な言い方ですが、日本で最初のブロードウェイ・ミュージカルが興行的に成功したのは「ミュージカルには決して向いていない音質」ではあったものの「あの時、日本人と新しい文化を浸透させる動機付けをする」には、主演は「江利チエミ以外に考えられなかった」と思います。
そのことに関しての私の考えは ここ もご参照ください!!

思えば江利チエミの果たした役割は、 ジャズ にしても 逆に、民謡/俗曲 にしても、ドラマにしてもミュージカルにしても、「大衆化=ポピュラー化」したことにあったのかも知れません。
パイオニアであり橋渡しまでした彼女が、オーソリティとしての評価がされていないことが、ただただ悲しく思います。


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3 コメント

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評論家って言う人は・・。 (よっちゃん)
2007-04-28 17:42:27
今でもそうですが「評論家」なる人たちのコメントほど アテになるものはないですね。自分の世界観や、意見を正しいと思い込んでいるし、本当に「独断と偏見」でしか物事を見ない「困ったちゃん」です。それで お金を貰っている仕事なんですから、いやはや・・。

「チエミ」さんの「マイ・フェア・レディ」・・観たかったなぁ・・。VTRとかは残ってないんでしょうね。「音源」とか残っていたらCDにして欲しいくらいですが・・。「紅白」のVTRでしか「チエミ」さんの「イライザ」に会えないのが残念でなりません。
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高尚なもの・・・ (う--でぶ)
2007-04-30 09:37:25
高尚なもの、権威的なもの...とは反対に江利チエミさんの歩んだ道は「ポピュラー化=大衆化」の道だったと思います。

ある意味、ひばりさん=権威的 であり、いづみさん=高尚/ファッショナブル だったと思います。

最盛期に「VTRが発達してなかった」ことを含め、江利チエミというひとの「評価」ことには低い様々な要因があるのですよ~
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訂正  ↑ (う--でぶ)
2007-04-30 09:41:36
>「評価」ことには低い様々な要因
     ↓
「評価の低いこと」には様々な要因... です。
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