昭和39年10月31日~12月13日
芸術祭参加 菊田一夫/製作・演出 倉橋健/翻訳
コマミュージカル「アニーよ銃をとれ」
このストーリーは過去に掲示しています。ココ をごらんください!
>・・・江利チエミはアニー・オークリーの役柄にぴったりの上、宝田明のフランク・バトラがまたすばらしく、宝田はこの公演でテアトロン賞を受賞した。
宝田明さんは「歌謡曲しか歌えない」と当時言われていたのを「お兄ちゃん!ミュージカルやろうよ!お兄ちゃんならできるよ!!」とチエミさんが口説き落としてこのキャスティングが実現しました。
ここから日本屈指のミュージカル俳優「宝田明」が誕生したのです。
どうもならんかった...っつーことですネ。(爆笑)
達矢もそうだし、だから宝田さんも勿論、好きだったでしょう。今だったら内野聖陽クンあたりが甲種合格!間違いなし。そんな気がする。彼は「エリザベート」の死の神トートで絶賛を博したが、その役づくりを聞かれ「背中のさびしい悪魔を演じたい」と
答えている。チーちゃんが生きていたら、背中のさびしい悪魔と
腋から黒い羽根の生えた天使で、ミュージカルをやっていたかも。菊田さんが「私が書いて演出する」とか言って。100万人の
天使ではなく1人の天使の物語でしょう!きっと。