江利チエミファンのひとりごと

江利チエミという素晴らしい歌手がいた...ということ。
ただただそれを伝えたい...という趣旨のページです。

◆ 昭和45年バージョンの新妻に捧げる歌

2011年06月03日 | 江利チエミ(続編)

昭和45年初頭、2枚組みのLP「ご存知!チエミ節」~唐獅子牡丹からさのさまで~が発売されました。
この年の初めには瀬田の自宅が全焼する...といった不幸に襲われるのですが、おそらく録音は前年に行われたものと思います。

このLPのラインアップは以下の通り...

■レコード1-1 <チエミのオリジナル>
 
1.涙と幸せ
2.新妻に捧げる歌
3.とんでみたい 
4.ひとり泣く夜のワルツ
5.この雨に濡れて
6.京の雨

■レコード1-2 <チエミが歌う懐かしのメロディー>
 
1.旅姿三人男
2.夕焼けとんび
3.湖畔の宿
4.船頭可愛いや
5.九段の母
6.ここに幸あり

■レコード2-1 <チエミが歌うヒット・メロディー>
 
1.唐獅子牡丹
2.港町ブルース
3.女心の唄
4.愛のさざなみ
5.思案橋ブルース
6.長崎は今日も雨だった
 
■レコード2-2 <チエミのお座敷ソング>
 
1.まつのき小唄
2.お富さん
3.明治一代女
4.芸者音頭
5.お座敷小唄
6.さのさ

シングルで発売済みの楽曲もすべて「録音しなおした」ものです。
43年ポリープの手術後、チエミさんは(おそらく)低音を出すのが辛くなってしまったと思います。その分、キィを高くして鼻に抜ける発声を会得して「新しいチエミ節」を構築したころ...その努力の集大成を、自身のオリジナル・レパートリーに加え、懐かしのヒット曲、そして当時のヒットを織り交ぜて発表したのがこのアルバムではなかったのか...と想像します。

新妻に捧げる歌のこのときのバージョンをUPしてくださった方が...
  
サムネイル http://www.youtube.com/watch?v=_MdqA3xMlnk

レーザーディスクカラオケからのもの...のようですね。


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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
はい 好みの分かれるところですね... (う--でぶ)
2011-06-05 11:17:40
このLPは本当に意欲作だったと思います。
わたしはこのバージョンの新妻とひとり泣く...と、愛のさざなみが好きです!

この「松の木小唄」と4年後のLP黒髪の「デカンショ節」は先回CDで復刻された「真室川音頭」「おこさ節」と並んで「江利チエミ流なればこその名唱」と思います。
復刻が願われます。

またこの時に「十三夜」が録音されるもボツテイクとなっている...と。
マスターテープは残ってないのでしょうかね?!
返信する
チエミ節 (twig)
2011-06-04 14:50:37
この中でも特にいいのが、
飛んでみたい
湖畔の宿
唐獅子牡丹
愛のさざなみ
松の木小唄

松の木小唄は、もうひたすらジャジィで「いかすと思いません?」
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