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山本たかしの連絡帳

2023年4月、再選させて頂きました。
3期目も皆さまの声にしっかりと耳を傾け、「輝く平群の未来」を切り開きます!

人権・命の尊さへの町民集会

2024年07月11日 | 日記
7月11日(木曜日)平群町総合文化センターに於きまして、人権・命の尊さへの町民集会が開催されました。


ホワイエ広場には「差物をなくす強調月間」として、児童・生徒たちの人権ポスターが展示されていました。


人権・命に対する一人ひとりの想いが込められた作品です。


本日は山口議長が公務のため欠席されますので、副議長の私が議会を代表して来賓の挨拶をさせていただきました。


今回は特定非営利活動法人関西NGO協議会の栗田 佳典(くりた よしのり)さんを講師としてお招きし
「平和への一歩~世界で今何がおきているか~」を受講しました。
栗田さんは生まれつきの心臓病で13歳の時に手術された経験から「いのち」の大切さと「支えられたことの
ありがたみ」に気付かれました。
立命館大学在学中に世界の貧困問題、特に子ども兵の問題に強い関心を持ち、主にウガンダで子ども兵の
社会復帰事業で現地で活動されています。


講演の冒頭で、栗田さんからこんな質問が投げかけられました。


恥ずかしながら、私は即答できませんでした。皆さまはいかがでしょうか?
答えは・・


私たちの頭の中には先入観があり、なかなか正解を導き出すことはできないそうです。
ここからは世界各地の紛争について勉強しました。


子ども兵は自ら志願して兵士になるのではなく、誘拐されて無理やり兵士にされます。
女の子は兵士になるだけでなく、無理やり結婚させられて願ってもいない子供を産み育てます。
私たちはそのような現実を、ただ見ていることしかできないのでしょうか?
何かできることはあるはずです。


栗田さんは「レジリエンス」がとても大切であると伝えています。


三つの「かんしん」。私の頭に叩き込んでおきます。


日本は戦争をしないので幸せな国と思う反面、ネットやSNS等で個人を誹謗中傷するいじめや差別など
幸せを破壊している課題があります。また、多様化する人権にも適用しなければなりません。
「ひとりの力は微力ではあるが、無力ではない」を念頭に取り組んでまいります。
最後に「集会宣言」を記載しますので、ぜひお目通しをお願いいたします。
集会宣言
平群町では、「人権尊重のまちづくり」が積極的に進められてきました。
「人権尊重のまちづくり」とは、「人に寄り添い」「温かさと優しさを届け合う」という営みが
日々行われる「まち」をつくることです。
それはまた、「生きがい」「学びがい」「働きがい」を実感できるお互いの人権を尊重し合う地域社会を
つくることにもつながります。
少子高齢化、核家族化が進むとともに情報化社会の進展などもあいまって、人々の生き方や家庭の
あり方も多様化してきました。
私たちは、こういった現実や実状を捉えて、「ここに住んでよかった」といえる「縁」や「絆」で
繋がるまちづくりをさらに進めていくことを宣言します。
21世紀を「人権と共生の世紀」にするために
♢つくろう「人権文化」 きずこう「共生社会」
♢差別の現実に学び くらしをみつめ 豊かな未来を切り拓こう
♢豊かにつながるまちづくり わたしとあなたとわたしたちで
「人権・命の尊さへの町民集会」にあたり、すべての人々の命や人権が侵されることのない社会の
実現に向けて、人権の尊重と命の尊さを訴えていきましょう。

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令和6年度 平群町地域自主防災組織連絡協議会 総会

2024年06月28日 | 日記
6月28日(金曜日)総合文化センターに於きまして、令和6年度 平群町地域自主防災組織連絡協議会 総会が
開催されました。


自主防災組織の会長でもある西脇町長のご挨拶。
平群町の防災組織は自警団を含む30団体で構成されています。
最近の防災強化策として町消防団情報収集部隊を結成し、ドローン3機を購入しています。
道路が寸断されて孤立した地域の情報や、土砂崩れの状況を上空から偵察することができます。
また、高齢者や障害をお持ちの方などを対象に、個別避難計画を作成しています。
水道企業団へ移行する中、被災時における断水が想定されますので、事前に町内に存在する井戸の
水質検査を行い登録しておくことで、安心・安全なまちづくりに努めています。


記念講演では、防衛省陸上自衛隊の第7施設群長をお招きして、「我が国の安全保障と第7施設群の取り組み等
(能登半島地震災害派遣への対応)」を受講しました。


第7施設群は奈良県全体を守る活動をされています。
講師で施設群長の自己紹介では、兵庫県朝来市出身で寅年生まれだそうです。
今回の講演にあたって平群町を知るために、なんと約27キロを自走するというとても実直な方です。
日本一の大きさを誇る「張り子の寅」の前で自撮りされたそうです。


我が国の安全保障について説明を受けた後、能登半島地震の災害派遣について勉強しました。
第7施設群は主に重機等を導入して、土砂や崩壊した家屋の撤去に尽力されました。


物資輸送の様子です。被災者の命をつなぐ大切な作業です。


孤立した地域から140人を誘導されました。極寒の中、膝上までの泥地を進むことも・・。
見えにくいのですが、雪の上では犬型ロボットが荷物の運搬で活躍しています。


配食は延べ24万食を超えました。


入浴支援の様子です。暖簾やのぼりに「〇〇の湯」と記されていますが、支援部隊の所属地を
書くのが慣例になっているそうです。
ニュースでも「入浴して生き返った、希望が持てた」と聞きますが、本当に有難いことです。


給水活動の様子です。水は生活上で欠かせないので、最低3日分の飲料水を各家庭で備蓄してください。


衛生・医療の支援です。


2次避難場所への輸送です。一時避難所は自治会館や集会場等なりますが、大災害時では長期化するため
民間の宿泊施設等のご協力を得て生活することになります。


船舶支援の状況です。私は初めて知ったのですが、休養場所として活躍しています。
波で少々揺れるかも知れませんが、食事や入浴、就寝が可能です。奈良県は海がないので諦めましょう。


慰問演奏の様子です。被災直後はそれどころではないのですが、一定期間を過ぎた被災生活のなかで
少しでも心の癒しになればと演奏されるそうです。


南海トラフ巨大地震が発生した場合、海のない奈良県は最重要拠点になると想定されます。


今回の講演で、被災時における自衛隊の皆さまのご活躍を細かく知ることができました。
命を懸けて国民の生命・財産を守る自衛隊の皆さまの活動に敬意を表します。
平群町は能登半島被災地へ2名の職員を9日間派遣し、家屋の倒壊調査に貢献されました。
私が生きているうちに南海トラフ・東南海地震が起こらないことを願いますが、多分被災するでしょう。
そのとき、皆さまは何が出来ますか?
まずは自分の命を守ってください(自助)。身の安全が確保出来たら、家族やご近所さんの手助けを
してください(共助)。その後、役場からの支援をお待ちください(公助)。
私は自衛隊の皆さまのような活動は出来ないかも知れませんが、皆さまを守る責務があります。
今年度も町主催の防災訓練等を予定していますので、ぜひともご参加下さい!

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2024年原水爆禁止国民平和大行進

2024年06月28日 | 日記
6月28日(金曜日)午前11時、原水爆禁止国民平和大行進の進行団の皆さまが、平群町役場へ到着されました。


梅雨の真っ只中ですので、歩くだけでも大変です。
原爆投下から79年、原水爆禁止世界大会が広島・長崎で開催されます。
5月6日に東京の夢の島から出発、8月4日に広島へ終結される「東京→広島コース」の皆さまです。


天候が良ければ役場前で歓迎セレモニーを行うのですが、今回は2階会議室で行いました。


西脇町長から歓迎のお言葉がありました。


続いて議会を代表しまして、山口議長からのご挨拶です。


「東京→広島コース」通し進行者の大村美恵さん(愛知県原水協)が、ご自身の生い立ちを交えながら
原爆の怖さを語られました。


最後に記念写真の撮影。町内で昼食を終えられると、お隣の三郷町、王寺町を目指して行進されます。


私は「あの日」を経験していませんが、「あの日の出来事」を後世に伝える責務があります。
そのためには、少しでも多くの皆さまと接触し、戦争展等にも参加させていただきながら
今後も学んでいきたいと思います。
原水爆禁止国民平和大行進の皆さまが、無事に広島へ到着されますことをお祈り申し上げます。

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第9回ごみ減量フェスタ 2024

2024年05月26日 | 日記
5月26日(日曜日)総合文化センターに於きまして、ごみ減量フェスタが開催されました。
スローガンは「~未来へつなごう、エコタウンへぐり~」です。


町民の皆さまに好評な「平群マルシェ」も同時開催され、大変賑わっていました。


平郡マルシェさんのブースです。


ズラリと並んだ絵本の中で、欲しいものをひとり一冊、無料配布します。
同時に、担当の方が子供たちに読み聞かせをされるそうですよ。素晴らしい活動だと思います。


敷地内のどんぐり広場では、様々なお店や遊び場がズラリと並んでいます。


開催前の様子ですが、行列ができるでしょうね!


ここも行列間違いなしです。


で、開催前なのにこの行列は?


行列の先に行くと、袋詰めされた堆肥が山積みされています。
無料配布で無くなり次第終了ですから、行列ができる訳ですね!


お待たせしました。定刻になりましたので配布開始です。ズシッと重いので気を付けて持って帰って下さい。


さて文化センター内では、ごみの減量やリサイクルに関する知識を得ることが出来ます。


くまがしホールでは、町民の皆さまから不要になった衣類や食器等を預り、必要とされる皆さまに
無料で提供しています。


まだまだ使用できる食器が山積みになっています。


高価なのでは?と思える食器もありました。


エコ工作教室。保冷剤を使った芳香剤を作ります。


多くの子供たちが、興味を持って学んでいます。学校の勉強も頑張ってね!


生ごみ処理機展示コーナーでは、様々な生ごみの減量方法を学ぶことができます。


処理機の実物も展示しています。平群町では年次計画を立てて「プランターdeキエーロ」という処理器を
自作して、ご協力いただける町民の皆さまに無料配布しています。


平群町では平成25年10月から可燃ごみの有料化がスタートしました。
町指定の有料ごみ袋に可燃ごみを入れて収集していますが、その収入の使い道が記されています。


エコ川柳。クスッと笑える作品もありました。


次はアクリルたわし講習会をのぞいてみます。


洗剤を使わなくても洗える、「魔法のたわし」です。手作りでとても可愛い作品です。


平群町の河川とホタルの飛翔場所が一目でわかる地図です。


続いて、おもちゃ病院です。


子どもたちの宝物でありますおもちゃ。戻ってくることを信じている子供たちのためにも治療をお願いします。


平郡マルシェの集客力と天候にも恵まれて、本当に多くの町民の皆さまがお越しくださいました。
行列ができていた堆肥の無料配布のほかにも、有料ごみ袋やゴーヤの無料配布も行いました。
平群町の清掃センターの老朽化に伴い、焼却炉の修繕に毎年約5,000万円の税金が投与されています。
施設の新設は町単独事業ですが、財政難の平群町には不可能です。
可燃ごみを減らして焼却炉の負担を少なくすることで、延命しなければなりません。
地球上のごみの減量化は、今更言うまでもなく二酸化炭素を減少させて温暖化を防ぎます。
地球温暖化が原因で、海水面の上昇や異常気象を招き、私たちの日常生活を脅かしています。
防災の観点からも一人ひとりの努力が、引いては自分の命を守ることにつながりますので
皆さんと共にごみ減量活動に参加してまいります。

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菊美台中央公園草刈り

2024年05月11日 | 日記
5月11日(土曜日)菊美台の中央公園草刈りを行いました。
午前9時から開始予定でしたが、元気のあるお父さん、お母さんたちが早くも開始していました。


菊美台地区には中央公園、野鳥公園、四季彩公園、北公園があります。
北公園は常時、平群町地域振興センターが管理していますが、他の3公園は年に1~2回
平群町都市建設課で草刈りを行っています。
しかし、年1~2回では草が繁茂してしまい、子供たちが安心して遊べる環境ではありません。
また、各公園には被災時にも役立つ防災かまどベンチを設置していますので
防災・防犯の面からも常に清掃しておく必要があります。


子供たちも進んで参加しています。良い経験になると思います。怪我をしないように気を付けてね!


草刈り機を使用する防災会メンバー。


少々劣化していますが、立派な遊具もあります。引っ越し当時はよく子供を連れて遊びました。


開始後40分もすれば、かなり綺麗になりました。


今のところ、自治会、長寿会、防災会、地域ネットワークの皆さまを中心に各公園年1回草刈りを実施していますが
高齢化の課題や、子供たちの横で草刈り機を使用するのは危険では?というご意見もあります。
菊美台地区の公園管理を含む清掃を業者に依頼しますと、年間数百万円が必要になります。
自治会で様々な議論を行い、課題を克服して住み良いまちにしていきましょう。

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第13回 へぐり時代祭り

2024年04月29日 | 日記
4月29日(祝日月曜日)第13回 へぐり時代祭りが盛大に開催されました。
本会場となる平群町総合文化センター前です。


午後から雨の予報でハラハラでしたが、町外からも多くの皆さんが訪問して下さいました。
開会前の様子です。露店やキッチンカーが所狭しと並んでいます。


コロナ過を経て行事の見直しを行い、「時代祭りをぶっ壊せ!」という斬新なスローガンに期待をしています。
いよいよ開会式です。


西脇町長のご挨拶。お隣は平群町公式ゆるキャラの左近君(左端)と長屋君(左2)。
後方にいる山伏姿は、奈良県住みます芸人の「十手リンジン」。毎年盛り上げてくれています。


議会を代表し、山田議長のご挨拶。


時代祭り実行委員長のご挨拶。迫力があります。


祭りといえば太鼓です。お隣の斑鳩町からお祝いに駆けつけて下さいました。


お祭りの開催を楽しみにしていた子どもたちで、賑わっています。


文化センター横の近鉄平群駅前では、「駅長お薦めフリーハイキング」コーナーが設置されています。
平群町には有名な史跡・文化遺産が点在しています。数百人ものハイカーが様々なコースを楽しんで下さいました。


いよいよ時代祭りのメインイベントとなる時代行列が開始されます。
ところが、私にアクシデントです。スタッフが足りなくて、トラ柄ロープを持って観客の誘導をお願いされての
写真撮影となりました。出発地点での撮影ですが、これも良い思い出です!
左近君、長屋君が先導します。


続いては、奈良県警察音楽隊の皆さまです。凛々しい姿に子供たちも釘付けでした。


一糸乱れぬ演奏に目を引かれます。


西脇町長、山田議長、上田副町長、上田教育長も参列します。


倭建命(ヤマトタケルノミコト)。


町立こども園のお友達も、元気に行進しています。


役行者(エンノギョウジャ)。一本下駄とほら貝の音が印象的です。


戦国武将「松永弾正久秀(マツナガダンジョウヒサヒデ)」。


笑顔ですが、目が殺気立っています。


嶋左近清興(シマサコンキヨオキ)。


婦人会の皆さまも行列に参加し、華を添えて下さいました。


令和枠にダースベイダーも時空を超えてきてくれました。


私はいつの時代も戦争には反対です。


本物のR2-D2?ピャクピャクという独特の音を発しながら動いていました。


アニメ界からも・・?


今回は時代行列メイン道路からの撮影ができませんでしたが、歩行者天国は観光客でいっぱいでした。
外国からお越しの方々も多く、大盛況でした。
ほんの一部しかご報告できませんでしたが、毎年開催できるよう、町補助金の予算確保に努めます。
平群を盛り上げていただきました実行委員会の皆さま、関係団体の皆さま、有難うございました。


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レイモンド平群こども園 内覧会

2024年03月25日 | 日記
3月25日(月曜日)こども園の内覧会に参加させていただきました。
旧南保育園跡地(西宮)に、町内初の私立こども園「レイモンド平群こども園」が開園されます。


本町は町立「はなさとこども園」「ゆめさとこども園」の2園を運営していますが
待機児童(保育施設に入所申請しているのにもかかわらず入所できず、入所待ちしている状態の児童)の課題に
悩まされてきました。
こども園の定員数や、保育士さん不足等が原因です。
この問題は深刻で、例えば子育て世帯が移住を検討する際に「自然のなかでの子育て」や「定住支援がある」など
様々なことを調べて決めますが、共働き世帯となれば「保育園の入所」は大きな条件になります。
このようななか、とても明るい話題となっています。


早速、施設内を拝見させていただきました。


装備の充実した施設内を、担当の方に説明を受けながら拝見しました。


運動場に盛り上がった所がありますが、川のように水が流れるそうです。


レイモンド平群こども園の定員は85名で、0歳児は生後57日から入園できるそうです。
平群町の少子高齢化の課題に大きく貢献する、とても明るい話題です。
近隣府県で子育て環境の良い場所をお探しのパパさんママさん、一度平群町へお越しください。
私も大阪府から移住してきた一家族ですが、平群町を選んで本当に良かったと思います。
緑あふれるこの環境で、一緒に子育てしませんか?

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菊美台自主防災会 防災訓練

2024年03月10日 | 日記
3月9日(土曜日)菊美台防災訓練(伝達訓練)を開催しました。


本日の訓練内容は、震度5弱以上の地震が発生(自主防災会が活動する地震の基準)したことを想定しています。
訓練の流れは、まず午前10時に防災行政無線(スピーカ)で訓練の開始を案内します。
訓練(1)自宅での訓練(目視点検)・・火元確認、家族の安否確認などを行い
     自治会員は在宅であれば、「我が家は大丈夫です」カードを玄関先へ掲示します。


訓練(2)隣近所の安否確認・・防災委員(前年度・現年度班長)は連携して各戸巡回し
     大丈夫ですカードの掲示、未掲示、不在等をカウントします。


チェックを終えた防災委員は、各グループの防災倉庫前に向かい、グループリーダへ
安否確認の報告を行います。


実際の被災時には、各リーダーが本部となる集会所へ安否集計を報告に向かいますが
本日は訓練ですので、集合した防災委員に倉庫内の備品を展示して説明を行います。


寒い時期での訓練ですので、薪ストーブで暖をとっています。


菊美台自主防災会を立ち上げて、10年が経過しようとしています。
防災会設立当初から入会させていただき、地域の皆さまとの交流や様々な経験を
積むことが出来たことは、本当にうれしく思っています。
しかしながら、設立当初から一緒に活動してきました防災会長が、昨年末にご逝去されました。
防災の専門知識をお持ちでしたが、いつも笑顔で防災会を運営して下さいました。
謹んでお悔やみ申し上げます。
私は副会長の立場ですので、皆さまのご承認を得たうえで、会長代行の任に就き
前会長の功績を無駄にすることなく、今後も皆さまの安心・安全な生活を守ってまいります。


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令和5年度 平群町防災訓練

2024年02月24日 | 日記
2月24日(土曜日)平群町総合文化センターに於きまして「令和5年度 平群町防災訓練」が開催されました。


連日の雨日和でしたが、今日だけは晴天に恵まれました。
本日の防災訓練は国の補助金を活用しています。午前の部では気象予報士の正木 明さんをお招きして
「防災は自助・互助・協働のまちづくり」講演会が行われました。


定員は先着300名でしたが、はるかにオーバーしてしまい、受講できなかった皆さまには申し訳ございませんでした。
私は残念ながら仕事の都合で、午後の部から参加しました。
屋内では関西電力送配電(株)のご協力をいただき、感震ブレーカーを搭載した分電盤などを展示しています。


南海トラフ地震等に備え、様々な防災グッズも展示しています。


皆さんのご自宅には防災グッズが備えてありますか?早めのご用意をお願いいたします。


屋外では、防衛省自衛隊、奈良県防災航空隊、奈良県広域消防組合西和消防署、奈良県西和警察署の皆さまのご協力をいただきまして
炊き出し訓練や煙体験、ちびっこ消防士体験等が開催されています。


様々な消防車が展示されています。私たちの安全・安心な日常生活を守ってくれる大切な存在です。






平群町消防団員を募集しています。高齢化で人材不足になっていますので、我こそはという方はぜひ入団をご検討ください。。


平群町独自の給水車もあります。平群町の水道管は老朽化が激しく、地震で被災した場合は水道は使えなくなるとお考え下さい。


万が一に備えて、ご自宅でもペットボトルの飲料水を備蓄してください。


上空から大きな蜂が飛んでいるような音。これはドローンですね!


(株)ウエムラテックの皆さまのご協力で、大きなドローンのデモ飛行を行いました。
平群町も2機のドローンを購入しました。また、役場職員がドローン飛行免許も取得しましたので、被災時に活用する準備は
整っています。


ドローン搭載カメラの映像は、このモニターに映し出されます。被災時に道路等が寸断されても、いち早く被害状況が確認できます。


長い行列の先では、自衛隊カレーが振る舞われていました。


大きな釜には美味しそうなカレーが入っています。何人前なんでしょう?


その隣では、白米をよそっています。


パトカーはいつも子供たちのヒーローですね!私は苦手です・・。


あまり見かけない車両が配置されています。皆さんはご存じでしょうか?


正解は・・レスキュー車両です。


特殊な工具を使って、倒壊した建物等の中から被災者を救出することができます。


煙体験コーナーです。火災発生時は煙や一酸化炭素中毒で亡くなる確率が高いので、ハンカチ等で鼻や口 を覆って
しゃがんで避難してください。


土のう訓練。


役場職員や消防団の皆さまが日頃より土のうを備蓄していただいていますが、町民の皆さまに
作成方法を伝授しています。


こうした訓練を繰り返し行うことで、防災意識を高めることが重要だと私は思っています。
台風などの風水害はある程度想定できますが、特に地震災害はいつ起こるか誰にもわかりません。
能登半島地震のように不意を突かれることもあり得ます。
「自分の命は自分で守る、自分たちのまちは自分たちで守る」自助・共助の大切さを学ぶために
今後も防災訓練には積極的に参加しましょう。


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ふれあい喫茶「ひだまり」&写真展

2024年02月18日 | 日記
2月18日(日曜日)菊美台集会所に於きまして、ふれあい喫茶「ひだまり」&写真展が
開催されました。


コーヒーを飲みながら、近所の皆さんと楽しくお話しする場所です。
ご利用されるのは比較的高齢者が多いのですが、子育て世代の皆さまも遊びに来てくださいね。
地元の優しいおじいちゃんやおばあちゃんが、色んなことを教えてくれますよ!


喫茶の奥で写真展が開催されています。


写真を写真で撮るという失礼なことをしていますが、素晴らしいフォトを皆さんにご覧いただきたくて
元菊美台自治会長の撮影者さんに許可を得て掲載しています。
今日は写真について色んなことを教わり、撮影技術のない私にとって大変勉強になりました。
例えば左の作品では、頭が切れていますよね?これば被写体のメインが人ではないということです。
また、カットをもう少し下げると、人が首下から写る「首切り」というご法度になるそうです。
絶妙なバランスで撮影されていることを学びました。


平群町の有名スポット「信貴山朝護孫子寺(しぎさんちょうごそんしじ)」で撮影されています。
左の作品は、3体並んでいる石仏のうち2体を被写体に選んで、バランスをとっています。
右の作品は、この石仏が何を訴えかけているのか考えてもらえるように撮られたそうです。
私には「この世から争いごとがなくなるように」というメッセージが聞こえます。
皆さんはどのようなメッセージが聞こえますか?


この作品からも私へのメッセージが聞こえます。「精進せよ・・」と。


参道を歩くカップル。物静かで幸せな気持ちになります。


「彩秋」と名付けられた作品。薄霧の水面が幻想的でより奥深さを強調しています。


能登の千枚田。悲惨な光景に変わったニュースが流れました。被災前の貴重な作品です。


八甲田山の樹氷。この場所へ行くのも大変なことだと思いますが、凍てつく木々が見事です。


まだまだご紹介したいところですが、本日はこれにて終了します。
今までの私は、写真というのはその場の事実をとらえるアイテムとしか思っていませんでした。
例えば、子供の入学式や卒業式、運動会。その時の子供の表情から伺える不安や躍動など
まったく考えていなかったことを反省しています。


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平群町スポーツ協会 軽スポーツ大会

2024年02月17日 | 日記
2月17日(土曜日)平群町総合スポーツセンターに於きまして、軽スポーツ大会が開催されました。
平群町スポーツ協会の米田会長より開会のご挨拶。


多くの町民の皆さまがご参加くださいました。
平群町を6ブロックに編成しているスポーツ協会で、今回は対抗競技です。
ちなみに私は菊美台在住ですので、緑色の第2ブロックです。


皆さんは軽スポーツという競技をご存じでしょうか?
今回は初めての試みで、数多くある軽スポーツの中から「輪投げ」「シャッフルボード」「ペタンク」「フロッカー」
の4種目を選択しました。
参加された皆さんも競技ルールを知らない方が多く、開始前にルール説明を受けます。
「輪投げ」は古来からある競技ですが、点数のカウントにビンゴラインを設けた頭脳プレーです。


「シャッフルボード」はフエルトのような長い生地の上に番号があります。
15センチ程度の円盤をさすまた状の長い棒を使って、番号が書かれているエリアに入るよう狙います。
画像がぶれてしまい、スミマセン!


これで7点ゲットです。ただし枠の線に掛かるとノーカウントです。
その後、この黒い円盤は相手の黄色い円盤に押し出されて、0点になります。
4投づつ交互に打ち込み、最後に点数上に残った円盤がカウントされます。OFF上はマイナス10点です。


「フロッカー」はフロア・カーリングの略称だそうです。
氷上のカーリングではストーン(石)を使いますが、フロアでは底にキャスター(ローラー)がついた木製のものを使います。


「ペタンク」はご存じの方もいらっしゃるのではないでしょうか?
1910年頃に南フランスで生まれた競技で、ヨーロッパを中心に普及しているスポーツです。
目標球(ビュット)に金属製のボールを投げ打って、相手のボールより近づけることで得点を競うというゲームです。
体育館ですので、少し重量のあるゴムボールを使用します。
残念ながら写真を撮り忘れてしまい、痛恨の極みです。

午前9時から開会しまして、あっという間に3時間を超える競技が終了しました。
表彰式では、第5ブロックが1位、第4ブロックが2位、第6ブロックが3位、我が第2ブロックは4位でした。
5人編成の4チームで競技するところ、第2ブロックは周知不足もあり2名編成の4チームで競技。大奮闘でした。


今回ご参加された方々から、いろんな声を頂戴しました。
「軽スポーツのクラブがあったら入りたい」、「来年も参加してリベンジしたい」。
最初はルールも分からずに不安だった方でも、とても楽しくプレーしていただきました。
来年は周知方法を考えて、もっと多くの町民さんに参加していただけますように調整します。
この軽スポーツ大会は継続していきますので、来年こそは皆さんのご参加をお待ちしています。
本日は、教育委員会の皆さま、スポーツ協会の皆さま、町民のみなさま、お疲れさまでした。

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東日本大震災学習会

2024年02月02日 | 日記
2月2日(金曜日)平群町総合文化センターに於きまして、平群町職労結成60周年事業
「東日本大震災学習会」~宮古市が歩んだ震災からの復旧・復興への道のり~が開催されました。


13年前の3月11日午後2時46分、目を疑うような光景がニュースで流れました。
皆さまの記憶にどのように刻まれていますか?
今回は被災された宮古市の市職員2名をお招きして、被災当時の様子や復興の
過程をお話し下さいました。


この画像は皆さまの記憶に残っていると思いますが、当時の宮古市役所から撮ったのもです。
私もネットで配信されている動画を何度も見ていて、恐怖を覚えています。
防波堤を乗り越える黒い海水。何とも言えない轟音だったそうです。


平成7年1月17日に阪神・淡路大震災が発生してから16年が経過し、全国的に自主防災活動の
大切さを知りましたが、東北大震災では津波の影響は計り知れなく、想定外の被災状況でした。
宮古市職員も家族や実家が被災されたなかで、住民の生活を守るため一生懸命に活動されました。
まず、避難所の開設です。これには多くの職員が24時間体制で対応します。
被災した市役所では、住民対応にも追われています。
そのようななか自治労のネットワークを使い、平群町職員も復興支援で宮古市へ行かれて
避難所での支援をされたそうです。
市町民を想う同じ心を持つ職員の支援は、心強く頑張る活力になったそうです。


宮古市職員労働組合員一同の皆さまから、頂いた言葉です。
人も物も足りない為に出来ないことが多く、疲労のみが蓄積し、先行きも見えずに
不安な気持ちばかりが大きくなっていた。
あの頃の私たちにとっては本当に心強く、頑張る活力でした。
平群町職労のご支援に御礼申し上げます。


被災時の状況や復興途上の写真をたくさん展示して下さいました。








能登半島では正月早々、大変なことになってしまいました。
災害は訓練のように日時を選んでくれません。
奈良県はは海がないから・・ではなく、日々自助・共助の精神を備えましょう。

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菊美台自治会 新年餅つき大会

2024年01月21日 | 日記
新年 明けましておめでとうございます。
本年も様々な活動に参加して、皆さまと共に「輝く平群の未来」に尽くして
まいりますので、どうぞ宜しくお願い申し上げます。
まずは、年始早々より能登半島地震でお亡くなりになられた方々に、謹んでお悔やみ
申し上げますと共に、被災された皆さま方には心よりお見舞い申し上げます。
一日も早い復興をお祈り申し上げます。

1月21日(日曜日)菊美台集会所で餅つき大会が開催されました。
当日は雨予報でしたので、集会所の屋外にはブルーシートやテントを設置しています。


この臼を使います。杵は大人用と子供用を用意しています。


この釜の上で、もち米を蒸していきます。


こちらでは、防災用のかまどを利用して小豆を炊きます。


集会所屋内の様子です。何人の住民さんが来てくれるのか楽しみです。


台所ではお母さん達が忙しくされています。


何人分?でしょうか。美味しいお餅になってね!


ここで餅を切って、きな粉餅やぜんざいになります。


コロナ禍では持ち帰りのみでしたが、今年は食卓を用意しました。
アルコール消毒液も用意しています。


午前10時になりましたので、餅つき大会が始まりました。
まずは、臼に蒸したもち米を投入して、こねこね作業です。
これをしなければ、杵で売った時にもち米が散らばり、大変なことになります。


臼の後方には、餅つきを楽しみくてくれた子ども達の行列が出来ています。


大人たちで餅状にしてから、子供たちにバトンタッチです。


個人情報の観点から、後ろ向きや遠目からの画像になります。
子ども達の笑顔や、ちょっと緊張した様子が伝わらないのが残念です。


ペッタンペッタンと音が聞こえる後ろには、20分以上待つような行列になっています。


飾りつけをして、餅つき大会を盛り上げます。


杵つき餅を切っていきます。


ぜんざいの出来上がり~!


これだけの量を作ります。


塩昆布と一緒に食べると、更に甘さがまして美味しいです。


子ども達が食べている様子をお届け出来ないのが残念ですが、幼児39人、小人47人
大人130人の合計216人の住民さんが楽しく参加されました。
私たちも最後にご馳走になり、とても楽しく過ごせました。
自治会役員委員の皆さま、防災会、長寿会、ネットワークひだまりの皆さま
本日はお疲れ様でした。



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平群人権生活学校研修会

2023年11月22日 | 日記
11月22日(水曜日)平群人権生活学校研修会に参加しました。
平群人権生活学校は1987(昭和62)年に創設され、生徒の教養を高め、互いの親睦を図ることを
目的としています。
昨年までは議員としてお招きいただいて、議会内容や一般質問報告を
行っていましたが、本年5月より正式に生徒として入学させて頂きました。
現在の生徒数は委員長を含め13名です。
本日の研修内容は、防災意識の向上を図るために、神戸市にある「人と防災未来センター」を
視察しました。
午前9時に旧平群町人権交流センターから町バスに乗り、神戸市へ向かいました。


天気に恵まれましたが高速道路の渋滞に入り、予定より遅れて到着しました。


立派な建物です。復興の力は本当に凄いですね。


写真左の西館では、阪神淡路大震災に関する映画や展示品コーナーがあり
右の東館では自然現象と災害発生メカニズムを体験するコーナーがあります。
本日は時間の都合で西館の見学になります。


敷地内には阪神淡路大震災の爪痕がありました。これは何だと思いますか?


皆さんの記憶にもあると思いますが、平成7年1月17日の朝一のニュースで
一番先に目に飛び込んできたのは、阪神高速道路が横倒しになった悲惨な状況でした。
そのコンクリート橋脚です。


このコンクリートも大変意味深いものです。


「神戸の壁・鎮魂のベンチ」と記されています。
説明を見ますと、1927年頃、神戸市長田区の若松市場の防火壁として建設されました。
1945年3月17日の神戸大空襲で街は壊滅しましたが、壁は残りました。
平成7年に阪神淡路大震災が発生し、近隣の建物が倒壊全焼するなか、壁は再度残ったそうです。
そんな神がかった壁をベンチの背もたれとして活用し、後世に繋げています。


早速ですが、西館内へ入っていきます。入場料は大人600円で高校生以下は無料です。
全国各地の生徒さんが見学に来られていました。


写真撮影に制限がないものを使用しますので、ご了承ください。


商店街の焼け落ちた看板です。生々しい爪痕です。


どこにでもある側溝のグレーチングですが、グニャリと曲がっています。


これはガラス瓶に入れていた小銭ですが、ガラス瓶が解けてくっついた状態です。
焼け跡より身内の骨と一緒に見つけたそうです。


被災時に役立つ道具です。皆さんの周りに一つでもありますか?


救援物資で「愛」と記されています。ですが、実際には全国から寄せられた救援物資を
選別する人材も足らないし、物資の配布先も迷うそうです。生鮮食品は厳禁ですので
ご注意下さい。


製パン会社から送られた救援物資。配布先が指定されているので有難いです。


被災後は想像を絶する生活が待ち受けています。被災当時は乾パンひとつ、おにぎり
ひとつが本当に有難いのですが、一週間を過ぎると人間の心理で「いつまで冷たい
食物を提供するのか!温かい味噌汁が欲しい!風呂に入りたい!」など
苦言が聞こえてくるようになります。


指定避難所となる学校体育館や公共施設で避難生活を送ることになりますが、団体生活のため
「赤ちゃんの泣き声がうるさい!イビキがうるさい!」など、心無い話もありますが
絆が深まったという声も多数あります。


最近ではよく見掛ける防災グッズです。非常食や備品をリュックなどに入れて、被災時には
すぐに避難できるよう準備しておくことが大切です。


基本品目として、バッグ、水、食料、装具、道具、情報、救急、衛生、防寒、汎用に
分かれています。


私も反省していますが、なかなか揃えていませんでした。


高齢者や女性、乳幼児などの個別に検討すべき品目です。ご参考下さい。


私のブログでも推奨しています「ローリング・ストック」。絶対に必要ですよ!


普段から非常食やレトルト食品、カップ麺や袋麺等を食べていると、被災時でも
平常時の雰囲気は保てます。ただし栄養管理には気をつけて下さい。


今回の被災地での研修で学んだことが、いくつもあります。
例えば、実際に被災した時に平群町自主防災組織が日頃の訓練通りに機能するのか、また
高齢者や障害者等の被災時要支援者を的確に救出できるのか、被災後の避難生活を
自助・共助でやり過ごせるのか・・などなどです。
もうひとつお伝えしたいのは、防災訓練なんて必要ないのでは?と考える
「平和ボケ禁止」ということです。
奈良県は比較的災害が少ない県と言われています。海がないので津波の心配も
ありません。平群町で生まれ育った子供たちが将来、仕事で各都道府県へ赴任した
場合、危険回避能力も必要になります。小さい頃から防災訓練に参加していただき
どうか自助・共助の大切さを学ばせて下さい。
私はこれからも自主防災活動の強化に努めて参ります。
本日は平群人権生活学校研修会に参加させて頂きまして、有難うございました。

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第1回 へぐり防災フェスタ

2023年11月12日 | 日記
11月12日(日曜日)総合文化センターに於きまして、第1回へぐり防災フェスタが
開催されました。「竹あかりのつどい」というイベントを、防災に特化したイベントに
進化したのが、この防災フェスタです。


本日のスケジュールです。初めての試みですので、とても楽しみです。


定刻になり、文化センター北側駐車場東端に新設された、防災かまどのお披露目式が
挙行されました。


西脇町長はじめ、山田議長、植田副町長、岡教育長、地元自治会の皆様の記念撮影。
かまどベンチは全国的にも有名になり、皆さまがお住いの地区に設置されていると思います。


文化センター内では、防災グッズが展示されています。
災害に備え、リュックサックに非常用具を詰め込んでおくと安心ですね。


防災ハザードマップです。被災時にどこに避難するのか確認しておきましょう。


かまどベンチの模型です。平時はベンチとして、被災時はかまどに変身します。


町内の避難所に、かまどベンチを設置した時の工程写真です。
子ども達も力を合わせて作っています。防災意識の向上にもなりますね!


ローリングストック(家庭内循環備蓄)の説明です。我が家も備蓄はしていますが
5人家族ですので、一週間分となると改善する必要があります。


開会式の様子です。実行委員長のご挨拶。


要約筆記の皆さまも、ご協力下さいました。


西脇町長のご挨拶。行政は公助の責務がありますが、住民の皆さまの自助・共助
についてのご理解とご協力をお願いされました。


防災講演としまして、桜井市朝倉台自主防災会の坂口さん・堂本さんをお招きして
先進的な防災活動をご紹介下さいました。


講師の朝倉台自主防災会副会長の坂口さんは、平成7年に阪神淡路大震災が発生した頃
ボーイスカウトに入団されていたので、ボランティアで被災地へ入られたそうです。


被災地では、全国から支援物資が届きますが、仕分けすることも出来ません。
千羽鶴や古着、生鮮食品も有難いのですが、必要ではありません。
義援金が望まれるそうです。


被災地の光景を目の当たりにした坂口さんは、日頃からの防災活動が大切だと
いう思いから、自主防災会を立ち上げられました。


当初は住民の皆さまから消極的な声を頂いたそうですが、防災訓練を続けることで
防災意識が高まり、今ではニュースに取り上げられるほどになりました。


朝倉台の「安心・安全ネットワーク」の構成図です。皆さんの地域にもあると思います。


では、これはどうでしょう?「災害時支え合い支援マップ」です。
個人情報の保護も大切ですが、人の命はもっと大切です。被災時要支援者名簿より
もっと詳しく調べた特別なマップだそうです。


被災時に必要になる物の例です。ご参考下さい。


被災した家の写真は必ず撮っておくことだそうです。保険金請求や自治体からの
補助金申請に必要になります。


ここでもローリングストックの重要性を説明されました。


自助・共助・公助は良く聞きますが、近助という考え方もあり、ですね。


最後に、平群町の皆さまからの質疑に応答されました。
防災フェスタを最後まで見たかったのですが、ここで自動車業に復帰します。
平群町内でも、自主防災会の活動は熱心にされていますが、地区に温度差があります。
平時からの備えは大切です。被災時に大きく差が出ると思いますので
今後も自主防災活動への積極的な参加と、ご理解をお願い致します。

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