山本たかしの連絡帳

2023年4月、再選させて頂きました。
3期目も皆さまの声にしっかりと耳を傾け、「輝く平群の未来」を切り開きます!

第1回 へぐり防災フェスタ

2023年11月12日 | 日記
11月12日(日曜日)総合文化センターに於きまして、第1回へぐり防災フェスタが
開催されました。「竹あかりのつどい」というイベントを、防災に特化したイベントに
進化したのが、この防災フェスタです。


本日のスケジュールです。初めての試みですので、とても楽しみです。


定刻になり、文化センター北側駐車場東端に新設された、防災かまどのお披露目式が
挙行されました。


西脇町長はじめ、山田議長、植田副町長、岡教育長、地元自治会の皆様の記念撮影。
かまどベンチは全国的にも有名になり、皆さまがお住いの地区に設置されていると思います。


文化センター内では、防災グッズが展示されています。
災害に備え、リュックサックに非常用具を詰め込んでおくと安心ですね。


防災ハザードマップです。被災時にどこに避難するのか確認しておきましょう。


かまどベンチの模型です。平時はベンチとして、被災時はかまどに変身します。


町内の避難所に、かまどベンチを設置した時の工程写真です。
子ども達も力を合わせて作っています。防災意識の向上にもなりますね!


ローリングストック(家庭内循環備蓄)の説明です。我が家も備蓄はしていますが
5人家族ですので、一週間分となると改善する必要があります。


開会式の様子です。実行委員長のご挨拶。


要約筆記の皆さまも、ご協力下さいました。


西脇町長のご挨拶。行政は公助の責務がありますが、住民の皆さまの自助・共助
についてのご理解とご協力をお願いされました。


防災講演としまして、桜井市朝倉台自主防災会の坂口さん・堂本さんをお招きして
先進的な防災活動をご紹介下さいました。


講師の朝倉台自主防災会副会長の坂口さんは、平成7年に阪神淡路大震災が発生した頃
ボーイスカウトに入団されていたので、ボランティアで被災地へ入られたそうです。


被災地では、全国から支援物資が届きますが、仕分けすることも出来ません。
千羽鶴や古着、生鮮食品も有難いのですが、必要ではありません。
義援金が望まれるそうです。


被災地の光景を目の当たりにした坂口さんは、日頃からの防災活動が大切だと
いう思いから、自主防災会を立ち上げられました。


当初は住民の皆さまから消極的な声を頂いたそうですが、防災訓練を続けることで
防災意識が高まり、今ではニュースに取り上げられるほどになりました。


朝倉台の「安心・安全ネットワーク」の構成図です。皆さんの地域にもあると思います。


では、これはどうでしょう?「災害時支え合い支援マップ」です。
個人情報の保護も大切ですが、人の命はもっと大切です。被災時要支援者名簿より
もっと詳しく調べた特別なマップだそうです。


被災時に必要になる物の例です。ご参考下さい。


被災した家の写真は必ず撮っておくことだそうです。保険金請求や自治体からの
補助金申請に必要になります。


ここでもローリングストックの重要性を説明されました。


自助・共助・公助は良く聞きますが、近助という考え方もあり、ですね。


最後に、平群町の皆さまからの質疑に応答されました。
防災フェスタを最後まで見たかったのですが、ここで自動車業に復帰します。
平群町内でも、自主防災会の活動は熱心にされていますが、地区に温度差があります。
平時からの備えは大切です。被災時に大きく差が出ると思いますので
今後も自主防災活動への積極的な参加と、ご理解をお願い致します。