逃げられてゴミだらけの廃工場
コツコツ片付けて昨日処理業者に引き取ってもらいました。
可燃物・金属・缶・ペットボトル・紙・プラスチック・木材・汚泥など
きちんと分類しておいたので破格で処分できました。
ただゴミとはいえ所有権は先方にある・・・
勝手に処分したなどと後で訴訟となれば多額の賠償金を請求
される可能性がある。
で、先方の親に立ち会ってもらい、処理業者の発行する領収書は
親の名前で発行してもらう。
ただ逃げた方の親がそんな金を払える訳が無く、オレが立替えて
保証人付きの借用書を書いてもらった。
更に所有権放棄の念書と賃貸借契約の解約同意書に代理人として
全ての責任を負うという念書にも署名して実印を押してもらった。
これで万一賃貸借契約の不履行や所有物に関する訴訟になった
場合でも、強制的に親を間に入れることができるので、当方と交わ
した念書の無効性を証明しない限り、オレとの一切の交渉はできない。
それでも訴訟になった場合は、先に侵入して機械や資材を持ち去っ
た取引業者が中で焚き火までしたので、不法侵入・窃盗・消防法違反
で刑事告発する予定。
その交換条件で、先に侵入した取引業者に先方への賠償と当方への
和解賠償をしてもらう。
と言う筋書きで準備を進めています。
ただ逃げた奴は99.9%出てこない。
出てきた所でもう信用が無いので同じ仕事はできないし、追っ手に
見つかれば、殺されるか、アジアに売られて目とか歯とか内臓とか
抜かれて捨てられる。
所詮、零細企業やそれを支える闇の金融世界には法律なんかない。
死体が見つからなければ事件にならない。
東京湾にはそんな事情を抱えた死体が大量に沈んでいるという
噂はあながち嘘ではないようだ。
さて、やっと開放された工場。
約450㎡、2F事務所と約20畳の3F原寸場つきで破格の月25万。
貸すか壊すか・・・
こちらはその裏の約800㎡の工場。
こちらは自主廃業。
震災の特需で仕事が増えるのはわかっているが、仕事が出て
くるまで1年はかかる。しかも一旦は一気に仕事が無くなる。
結局その間に持ちこたえられなくなるのが現実。
震災対策はスピードが大事とか言ってるのはそういうことだ。
時代は一気に変わる。
震災一ヶ月で中小零細は世界が一変したよ。
そしてまだまだいろんな業種に震災の影響がジワジワと波及して
ゆくだろう。
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