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2007年10月24日 | カーライフ


某所駐車場で目撃しました。

エンジンを掛けたら、突然クルマが発進した・・・ってヤツですね。
真ん中の白が奥から突進して、右奥の車の側面に突っ込んで、跳ね返って
左手前の車の後部に激突して止まった、って感じです。

反対側は、こんな感じ。



この中央の加害車両はもう20年以上前の車両。当然シフトは「P」で、
ブレーキを踏んでいなければエンジンがかからない、なんて機能は付いて
いない。
だからこういう事故に繋がる・・・なんてことはないんです。

原因は簡単です。いつもと違う操作をしたからなんです。
ブレーキを踏んでいないとエンジンがかからない、などという機能は
その操作に限って強制的に同じ動作を強要しているだけで、本当に重要な
のは、操作する側が基本に忠実で、絶えず確実な操作を心がけなけれは
いけないということ。車の運転とはそういうものなんだな。
ゆっくり走るのも、飛ばすのも、運転の基本操作は全く同じ。飛ばしている
ときは、ある操作を省くなんてことはないワケで、一つ一つの操作を
素早くこなしているだけ。
何が言いたいかというと、基本動作や反復練習が以下に大切かということ。
楽器の演奏と全く同じなんだな。

今の機械は、いろんな操作が自動になって本当に便利になってきた。しかし
忘れてはいけないのは、100%の操作のうち何割かを代行してくれている
だけで、本来の機能・性能が120%や130%に上がったわけではないという事。
まず全ての操作や手順を自分で出来るようになってから、何割かを自動化
しなければ、その便利さにも気づかない。そして、その自動化に頼っている
人間の性能は、確実に何割か低下しているんだな。