最近、リコールだらけ

2007年02月19日 | 時事
このところ毎日のように、食品や衣類、ガス器具や家電品等の回収告知が
出ている。
ヨーグルトに異物が混入してるとか、シャツに針が入っているだの、全く
ナニやってるんだ!って感じなんだな。
作ってるやつらのモラルの問題だな。ただ作ればいいって思ってる訳で
食べる人に喜んでもらうとか、よりおいしいものを提供しよう、といった
生産者が本来考えるべき責任や意欲がない証拠だ。何時から何時までこの
作業さえやってれば給料がもらえる、って程度の考えで仕事をしているん
だな。



最近気になったのがコレ、ハロゲンヒーター。今年はジャパネットなどの
TVショッピングも一度も見ていない。
このハロゲンヒーターってヤツ、かなりクセモノ。もともと中国で作られて
自国で販売されていたが、全く売れず隣の韓国へ。しかし格好が悪いとい
うことでやはり売れない。で、日本で売り出したところ大ヒットしてってヤツ。
全く日本人ってのは哀れだな。
しかしこのハロゲンヒーターには驚くべき欠陥があるんだな。なんとランプ
ヒーターが破裂して、焼けたガラスが飛び散る事故が多発してるらしい。
大体、ガラスを丸く曲げて高温に熱せば、ひびが入ったり、割れたりするのは
分かりそうなものだし、元々ハロゲンなんてせいぜい1000~2000時間くらい
しか持たない。こんなもの輸入して平気で販売しといて、今更回収かよ。
しかも、輸入業者のほとんどが、既に多額の負債を抱えて倒産してるので
危険性のある製品のほとんどが、告知すらできない状態で放置されている。
もっと驚くのが生産国企業の見解。製造責任を全く認めず、出荷してしまえば
後は利用者の責任。こういう考え方が、向こうでは当たり前なのだ。
よく見ないで買うヤツがバカなんだ、ってことだ。

多分そのうち経済産業省から、全ハロゲンヒーターの使用を自粛するように
告知が出るんじゃないかな。しかも対応策なしで。捨ててくださいってね。

この戦争、日本の負け。