親友と呼ぶほどの間ではない・・・ 2015-07-26 22:21:15 | 小説 親友と呼ぶほどの間ではないけれども、もちろん理恵とも同級生には相違ないのだと思い、追い払うわけにもいかないのだった。 (つづく)
とすると他の席から幸男を目敏く見つけて・・・ 2015-07-25 21:15:08 | 小説 とすると他の席から幸男を目敏く見つけて、一人の友人が移動してきていた。友人は山口雄造と言ったがやはり元同級生の一人で、彼のその中年じみた名が印象に残している。 (つづく)
がそんなことに、鈍感な・・・ 2015-07-24 20:46:48 | 小説 がそんなことに、鈍感な幸男だし、アンニュイにかけこんでいる。何ともここに理恵が待つかのようにしていっていた、住宅街の小さな店だ。 (つづく)
道江にすればそんな夫を・・・ 2015-07-23 20:26:17 | 小説 道江にすればそんな夫をを、ひょっとしたら喜んだ?なぜと言って、おおらかな休日の夫を望んでいただろう。きまじめさもそろそろ息がつまりそうな、倦怠期風な心持ちが働いて。 (つづく)
その思いにせき立てられながら・・・ 2015-07-22 19:46:46 | 小説 その思いにせき立てられながら、自動販売機の角を曲がった。春霞の空のように割り切れない気分で、幸男は喫茶・アンニュイへと早足だ。小心な男の家庭生活、会社勤め、その日常が破壊されかねない、危機。その予感に、彼はいたたまれないで妻子を残してでてきている。 (つづく)