50のひとり言~「りぷる」から~

言葉の刺激が欲しい方へ。亡き父が書きためた「りぷる」(さざ波)を中心に公開します。きっと日常とは違った世界へ。

例え小心な三十三歳でなくても悩むのに・・・

2015-07-20 17:40:37 | 小説
例え小心な三十三歳でなくても悩むのに決まったものだが、幸男は今朝いても立ってもいられなくて、喫茶店に逃げだしていく。それいじょうに宇礼市で、幸男の町では、世間狭い人らの目が怖い、口が空おそろしい。

(つづく)