鮃 狂 (ひらめくるい)

サーフで、ルアーのヒラメ釣りをメインに、釣りを楽しむ中年おじさんの釣行記です。

鯛のぼり

2018年05月05日 10時53分03秒 | その他の釣行記

今回は、仙台黒鯛遠征です。

釣果はご覧のとおり。

黒鯛が。こいのぼり状態。

嘘です、釣友のと二人分です。(笑い)

3日の朝まで仕事だったから、仙台到着は夕方。

まずやる事といえば、当然これ!。

牛タンにビール!。(至福)

決戦は4日、心配していた通り、暗天波あり。

残念ながら、予定していた沖防への渡船は断念。

連日、仙台の弟子共から釣った、バラしたメールが届きまくっていただけに残念。

あまり。いい経験が無い手前の新北堤防へ。

向こうに見えるのが、黒鯛の宝庫沖堤。

沖が荒れているだけに、波化・濁り具合はいい感じだ。

開始早々、1時間弱で、寒さ、雨、うねりに心が折れそうに・・・・・。

「あぁ仙台まで来てこれか、もってねぇ。もう帰りたいボク」。

などと、引き上げる言い訳を考え始めた頃、右に行っていた潮が、不意に左に、つまり沖に効き出した。

チャンスかもと、思った矢先。

鮮やかに、鋭くウキが入った。

風でラインスラッグがだいぶ出てるから、竿に魚を感じた時は、一気に手前の根の中。

一瞬でハリス切れ。(もう、泣きそう)

バッカンの、左の海中には、貝が着いた沈みテトラがあるらしく、根がかりして、ちょっと引っ張ると一瞬で切れる。

左の黒い沈みまで、3m位なんだけど、竿をフルベント曲げると。ちょうどここにくるから厄介だ。

と、この時沖側に居る三輪氏に目をやると、格闘中。

タモ入れに走ると、なんとか自分で取り込めた。(上手くなったもんだ)

サイズは50cmジャストのスリムな魚体。

気を取り直して、再開するも、なかなか当たらない。

なんとか集中し、とりあえず魚が欲しいから、取り込み困難な手前を避け、少し沖の安全地帯を攻める。

ようやく、モゾからのスーが来て取り込んだのは40cmあるなし。(ちっ小さい)

リスクを避けていれば、大物は取れないか。

とりあえず、土産は確保できたから、大物狙いに切り替え手前を攻める。

時折いい感じに当たると、やたらとでかいフグが来る。

波が少し落ちてきたので、ウキを3Bから2Bに落としハリスも1.7から1.5に変更。

1投目でスーと入る、手前で掛けているので、やる事は一つ。

左に走らせないように注意しながら、フルベントだ。

竿がしっかりと魚の重さを受け止めて、大きな弧を描いた矢先。

いきなりテンション切れ。

「?切られたか、な分け無い、根は完全に交わしていたぞ」。

仕掛けを回収すると、サルカン下からハリスが無い。

「あれま、雨の中で、仕掛け変えてたから、結びの際、巻きの回数を間違ったか」。

「老いを感じるなぁ」。(目・見えないんだよねぇ)

「でかかったなぁ」

今度は、慎重に仕掛けを新調し、手前に集中。

「今度は、逃がさねぇ」とひたすら引きに耐え、取り込んだのはアイナメの45cm級(美味そうだ)

 

こいつの後も、強烈な締め込みに襲われる。

1枚目と同じ、掛けたと同時にテトラに触ってる。

なんとか、底を切ったものの、ウキが海中の海草に巻かれジ・エンド。

1日3回のバラシは17.8年ぶりだ、前回も仙台だったな。

ここの魚は、厚くて最後まで突っ込むから、クロダイの普通のそれとは違う。

八丈島で、何枚も60cmオーバーの尾長を手にしている釣友も、みんなここではやられる。

だから面白い。

2枚目が遠かったけど、なんとか48cmを取り込んでホットする。

あと一枚欲しかったけど、サバが寄りだし、気配があるけど、食わせられないまま終了時間。

サバも、スーパーで398円は、しそうなサイズだから、持ち帰ろうか思うようになったら、みんなバレた。(笑)

ともあれ、冒頭の二人分の魚を持って、三輪氏とお互い写真を取り合いしておしまい。

コンだけバラスと、リベンジしたいけど、ヒラメもやらなきゃだし・・・・・。

お金と、休みも無いし、さて、どうしたものか!。