鮃 狂 (ひらめくるい)

サーフで、ルアーのヒラメ釣りをメインに、釣りを楽しむ中年おじさんの釣行記です。

ワラサ降臨

2013年06月17日 22時00分55秒 | ソルトルアー釣行

  昨日のその後、オイラはビールを喰らってお昼寝。(笑)

 でも、あの人!、しょうちゃんは、やっぱ違う!。



夕刻、「おったん!」。の声「ヒラメ食うけっ!」。


 って、あんたぁ、あれからまた行ったの?。


 「2枚釣ったから食いなぁ」。


 「ハイ!。勿論ゴチになります」。



そんなことがあって、今日の仕事帰り。




 某所で、かなりのアングラーが居る。


 様子からすると、青物が出ていると思われるロッド捌き。



まぁ、気にせず、こちらはマイペースの釣りを展開。



 隣に居る、兄ちゃんが、最高と思われるわずかにずれた位置におり、入ろうと思えば3mは、空くからいいんだろうけど、後から来たオイラとしては、なんか気まずく、空くのをじっと待つ。




そして、ついにその時が。





 沖には、さっきから鳥が、確実に海にダイブしている。



 「絶対居る」。確信がある。浜に入った瞬間、生臭い臭いがした。こんな時は、ほぼ100%何かは釣れる。



そして、11MDをキャストして、波打ち際まで、リトリーブした時、イワシが打ち上げられだした。



「チャンス!」。がっ、反応が無い。


裂波の、高速リトリーブにも反応が無いし、12SSの青物鉄板高速リトリーブにも反応が無い。


 「青物違うんか?」。



 「おかしい、なぜ食わん」。



ならば、Dフラットにチェンジして、弩遠投後、1mほどフォールして、高速巻きに入った瞬間。



 ドン、ギィー ジィー!。



 ウリャツ!。更に、滑るスプールを押さえつつ追い合わせをクロスに2回叩き込む。


「フッキングは、完璧のはずだ」。



 がっ、あまりに走られすぎて、ラインの残りが少ない。


 下巻きラインが見え出した!。


「やべぇ~」。

 

 が、あまりにトルクが強烈すぎて、ひじに当てていた、ロッドエンドが外せない



何とか、ロッドエンドを腹に当てたいんだけど!。



こんな時の最終奥義をだすしかあるまい。




最終奥義とは、「ただ、ロッドをむやみにあおるだけ」。(笑)



「ほれ見ろ!」。 一瞬魚の引きが弱まった!。




 その隙に、ロッドを腹に当てることに成功。反撃だ!。



ウッシッ、ウッシャッとロッドを強烈にポンピングしつつ距離を詰める。



「イナダの引きにしては、強すぎるし、ヒラマサなら、ウッヘッヘッー」。などと、にやけつつ、有酸素運動にヘトヘトで、今にも倒れそうな、おいらに天の恵みが。



「よっしゃー、でけぇ~、つうより、オモテェ~」。



現場での写真は、携帯を忘れた為、無しです(爆)。





 正体は、こいつ。

01867cm!。

016重量 かなり重い(笑)


腹の中には、すり身団子が、3人前作れるほど大量のイワシが!。



これじゃ、ヒラメもなかなか灘に入ってこない訳だ。




この事を、帰宅後しょうちゃんに報告すると、彼もまた、ビックゲームに遭遇し、波打ち際で、左右に走る巨大魚に遭遇し、その正体が優に80cmを超えるヒラメをはっきりと目視した際、飲まれているのが見えたそうな。



そして、波打ち際のテトラ方向に走るのを必死に絶えていると、無念の時が訪れてしまい・・・・・。




それでも、今日も、きっちり1枚仕留めてきたそうな。



 そろそろ30枚に手が届くべぇ。




 お魚、お願いだから全部釣らないでぇ~。