15日に執り行なう「とんど祭」の火炉を組み上げました。
関西では15日の朝、それまでお飾りしていた正月のしめ縄を取り外し、早朝に熾したこの火炉の忌火でお焚き上げします。
これは、元旦にお越しになられた年神さまを、忌火で以てお送りするという行事で、どんどん祭、左義長ともいい、平安時代頃には既に行われていたといわれます。
地方によっては7日で飾りを取り外すところもある為か、先週あたりから、ちらほらとしめ縄をお持ち寄りになられるので、仕方なく古いしめ縄を入れて頂く箱を置いていますが、本来は15日の朝までお飾り頂くものです。(茶屋町の御旅社では、とりまとめの都合上14日の閉門時までにお持ち下さいますようご案内しております)
ちなみに、この火炉の組立ては、今まで当宮の事で何かとお手伝い下さった大工方の平さまが、無償のご奉仕で毎年組立てて下さってたのですが、先日急逝あらせられたという報を受け、神職一同大変深い悲しみを受けている次第です。
昔は地域にたくさん人が住んでおられたので、誰かれ言う事なく、無償でとんど祭のお手伝い頂いた方もたくさんおられたのですが、都会の過疎化で人が少なくなってからは、平さまに頼りっきりでしたので、悲しみも一入でございます。
今年のとんど祭は、平さまへの感謝と、御霊の安らかなるをも併せて祈念し、厳粛に執り行ないたいと思います。
関西では15日の朝、それまでお飾りしていた正月のしめ縄を取り外し、早朝に熾したこの火炉の忌火でお焚き上げします。
これは、元旦にお越しになられた年神さまを、忌火で以てお送りするという行事で、どんどん祭、左義長ともいい、平安時代頃には既に行われていたといわれます。
地方によっては7日で飾りを取り外すところもある為か、先週あたりから、ちらほらとしめ縄をお持ち寄りになられるので、仕方なく古いしめ縄を入れて頂く箱を置いていますが、本来は15日の朝までお飾り頂くものです。(茶屋町の御旅社では、とりまとめの都合上14日の閉門時までにお持ち下さいますようご案内しております)
ちなみに、この火炉の組立ては、今まで当宮の事で何かとお手伝い下さった大工方の平さまが、無償のご奉仕で毎年組立てて下さってたのですが、先日急逝あらせられたという報を受け、神職一同大変深い悲しみを受けている次第です。
昔は地域にたくさん人が住んでおられたので、誰かれ言う事なく、無償でとんど祭のお手伝い頂いた方もたくさんおられたのですが、都会の過疎化で人が少なくなってからは、平さまに頼りっきりでしたので、悲しみも一入でございます。
今年のとんど祭は、平さまへの感謝と、御霊の安らかなるをも併せて祈念し、厳粛に執り行ないたいと思います。