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ただいま冷温停止中! d( ̄ ̄;)

新春いわほかるた (う)

2009-04-13 01:05:33 | いわほかるた
兎美味しい狩野山勘

兎 美味しい 狩野山勘(ヤマ)


10日(金)巨人○6 - 5●阪神
11日(土)巨人○4 - 1●阪神
12日(日)巨人△6 - 6△阪神

去年、煮え湯を飲まされたジャイアンツとのシーズン初顔合わせは結局、ひとつも勝てないまま2敗1分けに終わった。そして去年からの対ジャイアンツ戦の連敗も9に伸びてしまった。完膚なきまでにコテンパンにやられたのならまだしも、ほんのちょっとのところで主従逆転していただろう三連戦だっただけに、なおのこと悔しい。

ほんとちょっとの差。

しかし、このちょっとの差が深く埋めがたい溝なのかもしれないなあ。思えば金本がタイガースにやって来た頃を境に、ジャイアンツに対する苦手意識が氷解して、いつしか組し易い相手となり、むしろ相手がこちらを組し難い相手と認知するに至り優越感を感じたものだった。長きにわたるタイガースファンの歴史の中でも特異な経験の連続でもあった。

日はまた昇り、そしてまた沈む。昨日までカモと思っていた相手に、こっそり後ろからネギを背負わされていた。投手は巨艦船団の餌食となり、打者は蛇に睨まれた蛙のように金縛りにあってしまった。その結果が去年の歴史的な「大失墜」だったのだ。

プロの将棋の世界ではよく「これも一局」という言い方をする。「あの時こう打っておけば……」とくどくど考えるのではなく、「これも一局」と割り切って次の対戦に備える考えだ。だから今さら「あのときの狩野のリードが……」と非をあぶりだすのはよしておこう。矢野の「外角偏重リード」に対抗せんとばかり「内角偏重」気味に見えるリードもこの際、良しとしよう。コースはミットの要求どおり厳しいコースでありながら、しっかりジャイアンツの打者に振り切られてしまう点も問わないでおこう。(問わないと云いつつ未練ありあり……)

所詮は打者と捕手は化かし合い。やられたら次やり返せば良い。
大事なのは常に自分のリードを「信じて疑う」ことなんだよ狩野君。