<築地移転>予算可決へ 民主が修正案見送り
築地市場(東京都中央区)の江東区豊洲地区への移転問題で、都議会民主党は27日、都の予算案から移転用地購入費を削除した修正案の提出を見送る方針を固めた。市場の現在地再整備と移転を比較検討するとの都側の妥協案を受け入れた。修正案提出の見送りで、市場移転に関する予算は付帯決議付きで都の原案通りに可決する見通しとなった。
予算案が原案で可決されれば、築地市場移転計画はとりあえず中断に追い込まれる事態は回避される。ただ、移転用地の購入に際して議会の意思を尊重するとの案も都側から民主党に示されている模様で、移転の是非を巡っては、今後も論議の余地が残されそうだ。
27日の東京都議会の予算案に関するニュースです。
築地移転もなんだかんだと少しずつ少しずつ進んでいる気配がします。
じゃあ、横浜はどうなんでしょうか・・
3月市議会で統合場所の決定がされるという方針でしたが、これは延期されました。
あくまでも延期です。いずれは決定されるという事です。
共栄会でもオーナー会議が開かれ、このことに関しての報告がありました。
本当に、急いで決めてほしくはない内容ですが、中途半端も気が気ではありません。
充分話し合って、良い方向性で決めてほしいものです。
27日の日本経済新聞にこんな記事が出ていました。
農水省の卸売市場研究会
消費者への開放も容認 活性化策を提言
農林水産省が生鮮食品を扱う卸売市場について設けた「卸売市場の将来方向に関する研究会」は26日、報告書をまとめた。市民の台所とも呼ばれながら取扱量が減り、地盤沈下が著しい卸売市場の活性化策を盛り込んだ。新しい考え方として入場料を徴収しての消費者への開放も容認する。
報告書は少子高齢化や食生活の変化、卸売市場外の流通の増大などを指摘。活性化策として、中央市場の再編・連携、経営戦略をもった市場運営、運営コスト削減などの提言をもりこんだ。
農水省は中央卸売市場の消費者向け販売を、卸売市場の目的外使用に当たるとして通達で自粛を求めていた。だが同研究会は消費者の魚離れなどを踏まえ、卸売市場で食の情報を積極的に発信する必要があるとみた。入場料は卸売市場の「コスト負担の一つの考え方」という。
農水省は同研究会の報告を受け、今秋をめどに新たな卸売市場整備方針と整備計画をまとめる。
中央市場の再編成がますます加速しそうな内容のニュースなのでしょうか・・