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marieの日記帳

毎日の出来事や趣味の事、商品の感想、
家族として迎えたトイプードルのホークとの生活
などを綴っています。

ヨコハマトリエンナーレ2017 島と星座とガラパゴス

2017年09月27日 | 美術館・アート・ヨコハマトリエンナーレ
8月4日から11月5日まで開催されているヨコハマトリエンナーレ。
会場は、横浜美術館・横浜赤レンガ倉庫1号館・BankART Studio NYK・黄金町バザールなのですが
横浜美術館の展示を昨日見てきました。

正面入り口を入ってすぐのところに置かれている作品が
ジョコ・アヴィアントさんの『善と悪の境界はひどく縮れている』

日本のしめ縄というモチーフから発想された作品ですが
素材は竹。
日本の竹と違いインドネシアの竹は柔らかいのだそうです。
無数の竹を独自の手法で編み上げるのが彼の作品

正面入り口から右手に上がっていくところに展示されている
『マップオフィス』
ジオラマのような島が置かれ、作品に近づくと音声が流れていて
説明が聞けるようになっています。


『ミスター』

ガラパゴス的なオタクカルチャーや萌え絵をアートにしています。

『プラバワティ・メッパイル』

細いワイヤーが頭上に張られていて不思議な空間でした。

『アン・サマット』

マレーシアの伝統的な織物に由来する酋長シリーズ
スプーン・ネジ・パソコン基盤や日用品などが編み込まれていて
それらを組み合わせて性別やアイデンティティまで表現されています。
単体では無機質なものも組み合わせると
命が宿るような気がして興味深かったです。

『マウリツィオ・カテラン/スペルミニ』

壁に貼られたたくさんの作家さんの顔
自分の存在を消してしまいたいという衝動と
自身の考えや作品を世に広めたいという狭間でしたたかにふるまっているらしい。

『風間サチコ/黒い花電車ー俺の代』

木版画を用いた作品

『ブルームバーグ&チャナリン/フロイトの長椅子の残存繊維を石英楔型検板を用いて観察した際の干渉稿』

戦争や紛争での人間の狂気をや振る舞いをリサーチしながら
美的な作品に転換させるのが特徴。

『マーク・フスティニアーニ/トンネル』

このトンネルの先はどこにつながっているのだろうと感じさせる作品
作品は壁に貼られ横から見ると厚みは2mもないように見えるのですが
正面から見ると長く先まで続いているように思わせる錯覚が面白い。

『パオラ・ピヴィ』

奥から
・I and I芸術のために立ち上がらねば
・私の大好きなジジ
・準備ができたら教えて


このほかにもベトナム難民を取り上げた動画や人形芝居が上映されていて
ゆっくり見ていると他会場が回れませんでした。
赤レンガ倉庫や横浜市開港記念会館はまた後日訪ねてみようと思います。


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