【実録】会計事務所(公認会計士・税理士)の経理・税金・経営相談

大阪市北区の築山公認会計士事務所(築山哲税理士事務所)です。
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e-Taxは来年1月からWindows10に対応予定(ただし、Microsoft Edgeは利用不可)

2015-12-01 13:30:00 | 会計ソフト(弥生会計)
e-Tax(国税電子申告・納税システム)は来年1月からWindows10に対応する予定です。

●国税庁サイト・・・お知らせ一覧 >【重要】Windows10のご利用について

そりゃそうでしょうね。これだけWindows10が普及しているんですから、多くの国民が関わる確定申告の時期になっても「未対応」では国民にそっぽを向かれてしまいます。そっぽどころか国税庁・国税局・税務署にクレームの電話が殺到します。

●Microsoft Edge

Microsoft Edgeという新ブラウザがWindows10では標準となりました。Internet Explorer(IE)の後継です。これが「曲者(くせもの)」のようで、民間のサイトでもこのMicrosoft Edgeでは一部の動作ができず、Windows10においてもInternet Explorer11の利用を推奨しているケースがあります。

当然のようにe-TaxでもMicrosoft Edgeを推奨環境から除外しています。なんとも「不細工」なことです。国税庁が悪いのか、マイクロソフトが悪いのか。いずれにしても、マイクロソフトは「日本の国税庁ごとき」には合わしてはくれないでしょう(笑)。

心配なのは、e-TaxのMicrosoft Edgeへの対応が大幅に遅れることと、Microsoft Edgeへ対応するために国、民間(会計事務所業界)双方に多額のコストが発生することです。やはり、当分は「セブン」を使うのが無難なようです。(Windows10はともかくとして、Edgeに手こずるユーザーが多いようです。)