事業用預金口座とは、個人事業者の事業に関する預金取引が目的の、事業専用の預金口座のことで、口座名義に屋号が入っているかは問いません。売上代金を振り込んでもらう(あるいは現金集金した分をプールしておく)、仕入代金や諸経費を振り込む(あるいは預金残高を支払い原資にする)ための預金口座です。事業用預金口座を開設するのは、事業に関する入出金を一括して管理することだけでなく、私生活に関する入出金の混入を防ぐことも大きな目的です。
事業用預金口座が「私生活の入出金だらけ」という個人事業者が非常に多いです。そのような事業者の共通点は、事業開始前からあった預金口座を事業用預金口座に転用しているということです。そうであれば、事情用預金口座に事業とは無関係な「住宅ローンの返済」「自宅の水道光熱費の引落し」「生命保険料の引落し」「金融商品(投資信託など)の積立」「健康保険料や国民年金保険料の引落し」「クレジットカードの決済」「子どもの学校の授業料の引落し」などが混入してしまいます。
▼私生活用と事業用の預金口座を「一本化」するほうが管理しやすい!
帳簿を付けない場合(どんぶり勘定!)にはそうかもしれません。しかし、帳簿を付ける場合には大変手間がかかります。事業とは無関係な出金は「事業主貸」、入金は「事業主借」で処理しなければならないからです。また、間違ってこれらを事業に関する必要経費や収入として処理してしまうリスクがあります(必要経費への混入には税務署も目を光らせていますよ!)。
▲事業用預金口座を新規に開設してください!
このような状況にある場合には、事業用預金口座を新規に開設してください。既存の預金口座の整理、つまり、事業とは無関係な入出金をほかの預金口座に移動させるのは手続に手間がかかるからです。
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
★生活費はどうやって引き出すのか(事業用預金口座にいつまでも貯めておくということか)!?
この話をすると、必ずこの反論があります。生活費は当然引き出せます。生活費を引き出した場合には借方を「事業主貸」で処理し、必要経費に混入しないようにします。なお、生活費は毎月の特定の日に一定額を引き出すようにします。小口で引き出すと帳簿付けが面倒だからです。
事業用預金口座が「私生活の入出金だらけ」という個人事業者が非常に多いです。そのような事業者の共通点は、事業開始前からあった預金口座を事業用預金口座に転用しているということです。そうであれば、事情用預金口座に事業とは無関係な「住宅ローンの返済」「自宅の水道光熱費の引落し」「生命保険料の引落し」「金融商品(投資信託など)の積立」「健康保険料や国民年金保険料の引落し」「クレジットカードの決済」「子どもの学校の授業料の引落し」などが混入してしまいます。
▼私生活用と事業用の預金口座を「一本化」するほうが管理しやすい!
帳簿を付けない場合(どんぶり勘定!)にはそうかもしれません。しかし、帳簿を付ける場合には大変手間がかかります。事業とは無関係な出金は「事業主貸」、入金は「事業主借」で処理しなければならないからです。また、間違ってこれらを事業に関する必要経費や収入として処理してしまうリスクがあります(必要経費への混入には税務署も目を光らせていますよ!)。
▲事業用預金口座を新規に開設してください!
このような状況にある場合には、事業用預金口座を新規に開設してください。既存の預金口座の整理、つまり、事業とは無関係な入出金をほかの預金口座に移動させるのは手続に手間がかかるからです。
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★生活費はどうやって引き出すのか(事業用預金口座にいつまでも貯めておくということか)!?
この話をすると、必ずこの反論があります。生活費は当然引き出せます。生活費を引き出した場合には借方を「事業主貸」で処理し、必要経費に混入しないようにします。なお、生活費は毎月の特定の日に一定額を引き出すようにします。小口で引き出すと帳簿付けが面倒だからです。