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【実録】会計事務所(公認会計士・税理士)の経理・税金・経営相談

大阪市北区の築山公認会計士事務所(築山哲税理士事務所)です。
身近な疑問の解説と役立つ情報の提供をさせていただきます。

申告書用紙が2枚複写になった?添付書類台紙?

2011-01-04 17:00:00 | 所得税の確定申告
年末調整に追われ、税制改正の情報に憤慨しているうちに所得税の確定申告の時期が目前に迫ってきました。

今年は確定申告に使用する申告書用紙に次のとおりの変更がありました。

■申告書用紙が2枚複写に

1枚目が税務署提出用、2枚目が納税者控用となりました。以前は、2枚目が住民税用で3枚目が納税者控用でした。住民税用がなくなったのは、税務署から市区町村への報告がされなくなったのではなく(笑)、紙による報告から電子データによる報告に変わったことによります。

住民税用の廃止は税務行政の電子化の進展を感じます。

■添付書類台紙

添付書類(源泉徴収票、生命保険料証明書など)を貼り付けるための用紙が新たに設けられました。昨年までは、第二表の裏に貼り付けていました。添付書類台紙の表に貼るか、第二表の裏に貼るかの違いですが、納税者も税務署も添付書類台紙があるほうがチェック作業はしやすいでしょう。

この添付書類台紙、「もっと早くからあれば・・・」といいたいです。第二表の1枚目と2枚目の「隙間」に添付書類を「詰め込む」のは大変だったからです(笑)。