多分、5歳か6歳の時。
保育園の運動会 かけっこで負けそうだな‥‥と思った私は
先生に「足が痛い!足が痛い!」と噓をついてかけっこにでなかった。
「私はいけない子だ。嘘ついてるなー」と思った記憶が鮮明にある。
初めてついた嘘なのか、初めて嘘を認識した記憶なのか分からないけれど。
でも、悪いことだとは思っていたようだ。
保育園の部屋に冬の光が差し込んで
そこにはヒヤシンスがたくさん並んでいたな
私が最初に覚えた花が多分ヒヤシンス
そして、次が赤いサルビア
これも保育園の花壇で咲いていた。
うちのヒヤシンス、あともう少し。
小さい頃の嘘をついたときの心の痛みって
なかなか消えない。
わたし、小学生の低学年のころ、
学校での予防接種で初めて「ピストル型の注射器」が使われていて、
順番を待っている間に怖くなって
「ほんとは今日は風邪ひいていた」と先生にウソをついて、列から抜けて逃げたことがあります。
自分のためにつくウソは、悪いことってわかっているから、
だからずっと今でも心に残っているのかなと思います。
なにも心に残らないよりも、いいんじゃないかな。
ねー純粋だったからかしら?
あ、ゆかちゃんは今も純粋よねぇ~(#^^#)
でも、なんだか消えないんだよねー
えっ!「ピストル型の注射器」
知らない!
調べた! 見た!
めちゃくちゃ怖いんですけどーーーーーー!
これは大人でもビビります。
今日は風邪。って言いたくなるよ
いいよ、全然いいよ嘘ついて~
お孫ちゃんにね、まだ小さい頃に言ったのよ
「自分を守るための嘘はついたらダメよ」
って。
多分、男の子だし、きっと憶えていない。
でも、お孫ちゃんにも自分が付いた小さな嘘が
きっとあるはず。憶えていてほしいな。