まい・だいありー・ばい・えむ ~都わすれ~

振り返れば、まんざらでもない日々をめざす雑記帳。

昔、ハマった朝ご飯。

2023-01-16 23:58:35 | 回顧録
とぉーいとぉーい昔のことです。
小学6年生、11歳頃のこと。
えっ・・・ほぼ半世紀前・・・( ゚Д゚)

ミッキーマウスの腕時計が欲しくて
夏休みから朝刊の新聞配達を始めたのです。
買うためのお金はひと月で目標を達成しました。
当初すぐにやめることができるのだと思っていたのですけど
世の中そんなに甘いものじゃない・・・と
11歳にして知りました(笑)

その頃、新聞配達をする子供はわりといて、
とはいっても皆夕刊で、さすがに女の子で朝刊を配る子は私だけ。
多分、5時頃に新聞販売所に行って自転車の前かごと後ろの荷台に
新聞乗せて、肩から脇にかけた新聞バッグにも新聞をいれて出発。
自転車に載せきれなかった新聞は、決まった場所に販売所のお兄さんが
持って行ってくれています。
130部くらいだったのかな、今考えると結構な部数だったのでしょう。
私は目覚ましが無くても起きられる子で、朝が早いのも全く心配のないタイプ。

始めたのが夏だったので、周りも明るくて楽勝なんですよ
それが段々と夜が長くなり、暗い中、配ります。
暗いと怖いわけです。子供ですから。
一度雨の日に、荷台に載せた新聞にかけたゴム紐が甘かったのか
角を曲がった瞬間に新聞を道路にばらまいてしまい
大泣きしたことがありました。
どうしていいのか分からず、泣きながら茫然と立ち尽くしていたら
そこへ偶然、販売所のお兄さんが車で通りかかって
めちゃくちゃ怒られました。
怒られたのは、新聞をダメにしたことではなく、すぐに販売所の大人の人に
助けてもらおうとしなかったことでした。

次第に季節は冬となり、雪が降ったりします。
最悪は霙だったりします。軍手も濡れて、手が痛い。
でも、心配ないです。小学生なので元気です。
お正月の元旦、これはもう異常にチラシが入っていて
1部が重いこと。なかなか大変で時間内に配り終えることが難しいと
助けてもらったと記憶しています。
今は定期的に休刊日がありますが、昔は滅多になかったような気がします。
一度だけ熱が出て休みました。
スゴイ!なんて健康優良児なの(笑)

で、
朝から一仕事した私は腹ペコです。
その頃ハマったのが赤飯。
スーパーにお餅屋さん?が卸してる透明なパックに入ったヤツだったのですが
それを永谷園のインスタント味噌汁あさげ(粉のインスタントじゃないとダメ)
の中に入れてぶっかけ?にして食べるのです。
母が昆布や鰹ぶしやらで出汁を取った由緒正しいお味噌汁じゃダメ。
でも、それでは足りず山盛りのコーンフレークに牛乳をかけて食べます。
それを飽きもせず毎日食べました。

だから・・・




すっごい太った・・・


というお話でした。着地点までが長い(笑)
しかし不思議なものにハマったもんです。
ま、時に子供は変なものを好む。


その後、新聞配達は中学生になり部活が忙しく
無事辞めることができました。
なので、実質9カ月という短い期間でしたが、
よい体験をしました(*^^*)









コメント (8)
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