お気楽でのんびり屋、45歳パパの『幸せのおすそわけ』

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「ひいちゃん」ふるさと宮まつりで踊るの巻①

2011-08-16 23:34:39 | 育児

 ちょっと前の話になりますが、長女の「ひいちゃん」が毎年夏に宇都宮市で開催されるお祭り「ふるさと宮まつり」に参加しました。

 この「ふるさと宮まつり」、アタシが小学生の時に始まったお祭りで、小学生や中学生の頃に見に行ってもなんだか味気ない、パレードがちょっとあるくらいの寂しいお祭りで、喜んでいるのは露天商くらいに見えたものでした。

 いつ無くなっても不思議じゃないと思っていたのですが、アタシが東京で冒険している20代、街中になんて縁の無かった30代の間も途切れることなく続いており、今年で36回目を迎えるそうです。
 ま、36回なんて他の伝統ある祭りと比べたら"ひよっこ"とバカにされそうなレベルですが、初期の頃を思えば「よく続いてるな~」と感心するレベルには到達しております。

 その「ふるさと宮まつり」には多くの市民が参加するのですが、近年"宮っ子パレード"と称して未就学児が参加する時間帯が設けられ、娘の通う幼稚園でも毎年"年中組"の園児が参加しているとのことで、今年は「ひいちゃん」が参加するというわけです。

     

 で、みんなお揃いのハッピ(法被)を来て参加するのですが、与えられるハッピは味気ないからか、1ヶ月以上前に配布されて「好きにアレンジして下さい」との連絡が来ます。
 そういえば去年の幼稚園の運動会で、この法被を着た年中組の園児が踊っていた記憶があります。その記憶が確かなら…アレンジの域に留まらないような超デコったハッピが多かった記憶がありましたので、ママがその領域にまで凝ったアレンジをできるのか心配でありました。
 おまけに「ひいちゃん」のリクエストは"スイートプリキュア"の白い方(キュアリズム)。アンパンマンやたまごっちなら、人間離れしたキャラクターなだけ書くのは易しいのですが、キュアリズムは髪が長かったり、目がキラキラしていたりと大変そうです。

     
 
 で、完成したのがこのハッピ。
 
 ま、これだけ見ればそれなりに大作に見えるのですが、他の子供の来ているハッピは超超超超盛っているのです。ラメやら蛍光テープやら、中には赤い地の色が判らなくなるほど絵が描いてあったりして…。
 何十時間かけたのか心配になるような大作! というより子供の希望を叶える域を超え、ママ同士の意地と意地のぶつかり合いの道具と化しておりまして…。

 集合場所で群る子供のハッピを見ては『あら~、すごいわね~』とか、『これ、どうやって作ったの~』みたいな社交辞令を超えたエールを相手ママに送り合いながらも、内心"私の子供の方が凄いわ!"とか、"私の作品には叶わないでしょ"と優劣をつけているようで、ちょっと混ざりたくない雰囲気もありました。

 ま、ママはママなりに頑張って作っていたので、「ひいちゃん」がどう思っていたのかは別にして、充分な出来だと思います。でも10月の運動会にも着るこのハッピに、対抗意識の強いママはさらに盛りを加えて運動会での意地のぶつかり合い第2ラウンドに備えると聞き、ちょっと辟易するアタシ。

 そんなら味気なくても皆同じハッピで踊ったほうがいいのに…と思うのでありました。

(つづく)


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