パフェと"おろしそバーグディッシュ"を食べながら、娘たちにも食べさせていくのですが、やはり娘たちのほうが少食ですし、ママやアタシは子供の残した分まで食べなければならず(ま、残してもいいのですが、残すのは気がひけますし、子供のころはよく「バチが当たる」と言われたものですから無理してでも食べてしまいます)、どこに行っても娘たちのほうが早く食べ終わります。
で、自分が満腹になってしまえば、あとは遊ぶだけなのが子供というもの。
うちの娘たちもその例に漏れず…。
座席に立ち上がったり、席から降りてテーブルの下に潜ったりというくらいならまだいいのですが…。
そのうちアタシらが割り当てられたテーブルから離れて、通路でじゃれたり、踊ったりなんてことになるのです。
こんな風に他のお客さんがいない時であれば、ある程度自由にさせておくのですが、さすがにそんなコトは稀でありまして、普通は他のお客さんや店員さんに邪魔になったら叱ったり、諭したりするわけです。
ま、しつけとしては一般的ですね。
この夜も先に満腹になってしまった次女「ふうちゃん」、三女「みいちゃん」はボックス席のシートに上がって歩いたり、テーブルの下に潜ったりとしていたのですが、長女「ひいちゃん」がアタシの横で横たわって眠っていたのでそれほど大騒ぎという程にはならなかったのですが…。
しばらくすると次女「ふうちゃん」がテーブル脇の通路で跳んだり、踊ったり(「ふうちゃん」独自のヘンテコダンスなのですが)し始め、奥から片づけ物を運んできたウェイターさんの進路を塞いでしまいました。
もちろんウェイターさんは、通路で踊るこの悪ガキでさえお客さんですので、怒鳴ることも蹴飛ばすこともできずに立ち止まっていたのですが、心の中ではどう思っていたのかは判りません。
で、アタシが謝りながら「ふうちゃん」の手を取って通路を開けさせ、ウェイターさんを通させてあげました。
その上で『お店の人の邪魔になるから、通路に出ちゃダメだよ』と諭したのです。
ま、これもしつけとしては常識的ですよね…って思っていたら、常識を知らないのか目の前に座っているこの悪ガキの母親(ま、戸籍上はアタシの妻です)が、『「ふうちゃん」怒られて可哀想にねぇ~』と父親(アタシのこと)に叱られた娘をかばい、頭を撫でてイイコ、イイコしたのです。
えぇっ!!!
第三者が客観的に見ても、周りに迷惑をかけた娘のしつけをする父親の姿は当然の光景と捉えられるハズです。アタシは店内に響くような声を出してもいませんし、体罰を与えたワケでもありません。注意しただけなのです。
フツーなら母親も同調して娘を諭す場面だというのに、ビックリです。
この母親にしてこの子あり。
奔放な次女がさらに奔放な次女を生み出す構図を目の当たりにして、アタシは呆れてしまいました。
と、同時にアタシの威厳もクソもあったもんじゃありません。
そんな風に当人をかばったら"パパが悪い"、"怒ったほうが悪いんだ"と娘の心に刻まれて、自分が店員さんに迷惑をかけたなんてこと記憶にも残らず、また別の店でヘンテコダンスのし放題になってしまうこと受け合いです。
"びっくりドンキー"に来ても、そんなに"びっくり"することの無いお客さんが多い中、アタシは"びっくりしっぱなし"の"びっくりドンキー"でありました。
(おしまい)
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